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転職で年収ダウンの許容範囲ってどのくらい?[経験者が解説します]

今の仕事が嫌で転職したいけど、年収はどうしても下がってしまいそう・・・。

どのくらいなら許容できるのだろうか?でも年収下げて転職なんてあまり周りに居ないし情報が無いな・・・

 

こういったお悩みにお答えします。

 

年収下げてでも転職するって言うのは結構な決断ですから、どのくらいなら許容してOKなのかボーダーラインがあれば理解したいですよね。

 

私も過去に大幅に年収を下げてでも転職した経験があります。

 

その時のリアルな年収とかをお伝えしますので、それをもとに許容範囲を見極めてもらえればと思います。

 

年収下げて転職する場合、どのくらいまでなら下げてしまっても大丈夫なのかが分かります。

 

 

転職で年収ダウンさせる場合の許容範囲はどのくらい?

許容範囲というより年齢相応の年収ならOKと言える

いくらまでの年収ダウンなら許容範囲かという点ですが、そもそも今の年収がいくらなのかによって違うと思いますので、年齢相応の年収ならOKという風にしましょう。

 

つまり、いくらダウンなら許容範囲、というのではなく、転職先の年収が、年齢相応の額かどうかという点での判断です。

 

例えば、半分までなら許容範囲としたても、仮に今の年収が500万円としたら、半分の250万円になるのはちょっとキツイですよね。

 

また、今の年収が1000万円だとしたら、半分の500万円になっても、なんとかやっていけると思います。

 

よって、結論として、転職後の年収がどのくらいなのかによるということです。

 

一般論かもですが、年齢に応じた額なら問題ないと言えます。

 

例えば転職サイトのDUDAによれば、年齢別でみてみると平均的な年収は以下のようになります。

 

20代・・・男性:371万円 女性:321万円

 

30代・・・男性:484万円 女性:377万円

 

20代というと、20歳から29歳と結構幅広いですが、まずは上記の額に近しいかどうかという点を許容範囲のひとつとして見てみましょう。

 

単純に、今の半分までなら、というような情報が無いのは、前に述べた今の年収がいくらなのかによって変わるからですね。

 

転職先を探す場合や、エージェントに相談して求人を紹介してもらう場合は、これくらいは最低でも欲しい、という年収レベルを伝えておけば、まず、年収面では問題ないでしょう。

 

 

 

年収だけでなく福利厚生も確認

年収ダウンさせる際は、福利厚生もしっかりと確認しましょう。

 

福利厚生が良ければ、単純に年収の差額だけではないメリットが存在します。

 

例えばですが、住宅手当がとても充実している会社であれば、実質的に年収がダウンしても、差額自体はかなり縮まることになります。

 

極端ですが、年収1000万円で住宅手当ゼロと、年収500万円で住宅手当は家賃の8割支給とかだとだいぶ差額、つまりは、実質的な手取りの差は縮まりますよね。

 

もちろん住む場所によって家賃が変わるので、差額の縮まり方は変わりますが、それでも手当のあると無いとでは大きな違いです。

 

結構な場合、年収という数字だけ見てしまったりするので、特に年収ダウンさせる際は、福利厚生や手当などもしっかり見れば、実質的に思ったほど手取りがダウンしないということもあります。

 

逆に言えば、年収ダウンするのに福利厚生も手薄になると、もっと強烈なダウンになるので、その点も注意ですね。

 

 

幸福度が高いことが重要

年収ダウンの許容範囲においては、単純な年収の差額だけではなく、幸福度が高くなるかが重要です。

 

幸福度というのは計算式とか基準となる数値とかはありませんが、あなたにとって良い人生と言える状態を実現できるかどうかです。

 

仕事重視、プライベート重視、年収重視などいろいろありますよね。

 

あなたにとって、優先すべきもの、極端ですが、失うものが多くてもそれさえあれば良いと言えるものが何か、です。

 

例えばこの記事をお読みのあなたであれば、年収ダウンという犠牲を払ってでも得たい何かがある訳ですよね?

 

それが年収ダウンしてでも実現可能ならば、それは幸福度が高い状態と言えます。

 

何が幸福度を上げてくれるかは、人によって違います。

 

じっくり考えてみて、幸福度の高い状態を作り出すことができ、かつ、前に述べただいたい平均的な年収くらいの転職先であれば、年収ダウンの許容範囲と言えますね。

 

 

 

転職で年収をダウンさせた私の実例

年収900万円→年収400万円

実際私が年収をダウンさせて転職したのは26歳の時でした。

 

その時は高給な企業に勤めていたので年収は高く、額面で900万円くらいはありました。

 

で、転職先から提示された条件は年収でいうと約400万円。

 

半分以下ですね。

 

少し前の話なので、最新のデータとは異なるかもですが、それでも20代の平均年収である370万円くらいを上回っているので、許容範囲としました。

 

つまり、半分以下になっていますが、当時の年齢で見れば平均より上でしたし、人生の幸福度を上げれると考えた結果だったので、許容範囲と判断し、年収ダウンしていますが転職しました。

 

シンプルに言うと、めちゃくちゃ辞めたかったってことですね(笑)

 

でも単純に見ると半分以下ですが、前に述べた福利厚生が充実している点は重要でした。

 

年収900万円のときは住宅手当は少ししか出てませんでしたが、年収400万円の会社は独身寮があって家賃1万円で光熱費使い放題でした。安すぎですね。

 

意外と見落としそうですが、本記事でもお伝えしていますが。手当関連は実質的な手取りにかなり影響してくるので、年収ダウンさせる際には確認しておいた方が良いです。

 

 

自分のための時間を確保して幸福度アップ

すでに書いていますが、私が幸福度を高める為に必要だったものは、高い年収とかではなく、「自分のための時間」でした。

 

年収900万円と、ハッキリって同世代とか大学の同期とかの倍以上は給料をもらっており、お金は全く不自由していませんでした。

 

でも、自分のための時間が全く取れなかったんですね。

 

実際に当時頂いていた不満や状況は以下の通りです

 

仕事は朝7時過ぎから22時くらいまで

 

営業ノルマのプレッシャーが半端ない

 

家に帰ったら風呂入って寝るだけ

 

勉強や自己研鑽の時間は取れない

 

プライベートの時間も平日はほぼ無い

 

給料高いんだから贅沢言うなと怒られた事もありますが、私にとっては、給料が高くても自分のための時間が取れないのは、とてもツライものがありました。

 

要は、働くために生きているという状態だったんですね。

 

おまけに年を重ねてもこのヘビーな仕事は変わらず、上司を見ても同じような仕事の仕方でした。

 

10年後そうなりたいかと言われたら、ソッコーでNoの答えが出てきたとき、これはもうこの仕事は続けれないと思い、転職しようと思いました。

 

その時、高い給料の企業でしたから、年収ダウンは避けれないため、だったら幸福度を上げること、つまり自分の時間を十分確保できることを考えました。

 

なので、言葉が悪いですが、要はユルい会社、ぬるま湯体質の会社にしようと思ったんですね。

 

定時で帰宅可能

 

厳しいノルマとか無く、パワハラとか詰めも無い

 

残業も少ない

 

仕事自体もハードではない

 

上記のような感じで探しました。

 

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結果、自分の時間が増え、プライベートも充実しました。

 

この会社に転職してから出会った女性と結婚しましたし、自己研鑽の時間も取れて精神的にもとても余裕のある状況を作る事が出来ました。

 

その後、パワハラでうつ病となり、復帰後もパワハラを受けたので、4年くらいでこの会社も辞めます。

このころは、ああ転職して失敗したなと思いましたが、それもまた人生です。

 

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年収ダウンさせて転職する際の注意点

翌年の所得税対策

年収下げて転職する場合は、翌年に徴収される所得税についての対策をしておきましょう。

 

すなわち貯金になります。

 

所得税は前年の年収(厳密に言えば少し違いますがここではこうしておきます)に対して徴収されます。

 

つまり、年収が下がった最初の年は、税金は前の年収分差っ引かれるので、手取り額が想定よりもグンと下がります。

 

なので、キャッシュフローに余裕をもっておくことが必要ですし、無駄使いをやめておくようにしましょう。

 

十分貯金があるなら問題ないですが、あるだけ使うタイプの場合は要注意です。

 

 

浪費癖をなくす

年収を下げる転職をする時点で、あまりないかもですが、浪費癖は無くしましょう。

 

お金あったら使ってしまうとか、使途不明金があって、月末はいつも金欠、という感じだと注意です。

 

年収を下げてもそういう浪費の感覚は前の年収のまま抜けきらないという可能性がありえます。

 

なので意識して浪費癖を無くすようにしましょう。

 

逆に言えば、お金があるだけ使ってしまうタイプで、それがなかなかどうにも辞めれないという場合は、年収ダウンの転職は非常にリスキーだと思ってください。

 

特にクレジットカードとかで、いつの間にかめっちゃ使っていたけど入ってくる給料が低くて払えないみたいなこともあり得ます。

 

要注意です。もし浪費癖というか、お金使ってしまうタイプでしたら、これを機に倹約することをおすすめします。

 

 

転職先の手当や福利厚生

本記事でもすでに書いていますが、手当とか福利厚生もしっかり確認しておきましょう。

 

年収下げても手当や福利厚生が充実していれば、年収は下がるものの実質的な手取りの差額は抑えられることになります。

 

逆に、年収が下がって手当や福利厚生もイマイチになってしまうとダブルパンチで実質的な手取りが激減する可能性もあります。

 

年収意外は確認していなかったりすると、後々痛い目を見るかもなので、注意しましょう。

 

 

定時された年収が本当に上限かを確認

年収を下げるとは言え、出来るだけ高い方が良いですよね?

 

ならば、人事とかあるいはエージェントに、それが絶対に上限なのか、きちんと確認をしてみましょう。

 

社会人経験の長い人ほど、平気でうそをついたりしますから、鵜呑みにしないことです。

 

なんだか疑心暗鬼というか人間不信になりそうですが、要確認です。

 

実際私は、今の会社に転職するときは、実質的な手取りが変わらないくらいの年収をリクエストして、人事から「何とか頑張りましたよ、本当大変でした」みたいなこと言われたので、高めに評価してくれたのかなと思いました。

 

が、入社後に良くよく調べてみると、平均的な昇格よりも少し遅いくらいのランクでの年収だったんですね。

 

人事からはハッタリかまされたわけです。

 

確かに私から年収のリクエストを出しましたし満足いくものでしたが、ちょっと交渉の仕方を間違えたなと思いますね。

 

難しいですが、可能ならあなたの年代ならどのくらいの年収なのかを、エビデンスとともに教えてもらった上で、納得したほうが良いです。

 

難しい交渉ですし、機密情報でしょうから開示は難しいかもですが、やってみて無理ならあきらめる等して、トライしてみましょう。

 

 

まとめ:転職で年収ダウンの許容範囲は現状次第

最後にまとめますが、転職で年収ダウンの許容範囲は現状の年収がいくらなのかによって違ってきます。

 

一つ言えることは、同年代の平均レベルであれば、やっていけるというか、生きていける年収なので、それがまず許容範囲と思っておきましょう。

 

年収ダウンでの転職で重要な事は、何のために年収をダウンさせてまで転職するのか、です。

 

言い方を変えれば、お金を犠牲にして得たいものは何か、です。

 

そこが満足していれば、年収は同年代の平均であれば問題無く、その上で、あなたの人生における幸福度は高くなります。

 

もちろん、年収ダウンと言っても高くもらえることに越したことは無く、また、手当や福利厚生を抜け目なく確認し、ダウンする額を最低限に抑え込むことは重要です。

 

転職で年収下げることは何も悪くなく、あなたの価値観によるものなので、他人にどうこう言われても無視すればOKです。

 

大切なことは、その転職で何を得たいのか、得られるのか、です。

 

許容範囲とともに、明確化しておくことが大切ですね。

 

失敗の可能性も成功の可能性もありますが、納得いく結果を目指したて頑張って下さい。