今は細くてそれがコンプレックスなんだが、頑張って太ってもデメリットが大きいならちょっと考え物だなあ。太っている、ではなく、細い→太るという点での情報って少ないし・・・
こういった疑問にお答えします。
私は、体重50kgも無いガリガリ君から、現在60kgまで増量して、なおかつ、体脂肪率はひとけたです。
その経験を踏まえて、太るということのデメリットをご紹介します。
メリットだらけということは、おそらく何においてもあり得ないので、デメリットも理解しておくことが重要と思います。
この記事を読めば、太る事、細い体型から太い体型になる事によるデメリットが分かります。
私自身の体験ともとにご紹介しますので、かなりリアルな内容かと思います。
太る事のデメリット

ここでは、太っている事、ではなく、細い体から太い体になった、あるいはその過程で、デメリットかもと感じた事をまとめていきます。
太ることは、楽ではない
太る事は、楽ではなくむしろかなり大変です。
ボケっとしてたら太れました、という風にはなりません。
だらしない適当な食生活してグダグダの生活していれば太るように思いますが、実はそうではないです。
特に太りにくい体質とかで、細い体型のあなたにとってもそうですが、太るという行為は楽ではないです。
思っている以上に頑張らないと太れません。
何なら、ダイエットと同じかそれ以上ではないかと思います。
太るためには、とにかく体が消費するエネルギーよりも多くのエネルギーを摂取しなくてはならず、そのために何が必要かというと、とにかく量を食べることになります。
これが結構しんどいです。
以前、水曜日のダウンタウンというテレビ番組で、「満腹と空腹どっちが楽か」みたいな検証をした結果、満腹がシンドイという結果でした。
実際、太るための行動を色々やると、圧倒的に満腹の方がシンドイです。
空腹は、そのうち慣れてくるというのがありますが、食べ続けるという状態はかなりハードモードです。
もちろん、そんなに食べ続ける必要はありませんが、食事の回数を増やすということが必要になります。
ダイエットも当然、大変ですしシンドイと思います。お腹減ったらシンドいだけでなくイライラもしますし、ぼーっとしたりもあると思います。
おまけに、ただ単に食べて太るだけでもOKかもですが、それだとだらしない体型になります。
なので、筋トレも必要になりますが、この筋トレも楽ではありません。
限界突破する感じで追い込まないといけないので、ドМになる必要がありますね。
体格の良い人は、基本、ハードな生活を送っている訳です。
太るというと、なんだから人によっては楽に感じるかもですが、結構大変という点はひとつデメリットですかね。
普通よりお金がかかる
太るための行為、あるいは太ってからも何かとお金がかかります。
上記でお伝えしたように、太るためには、まず食べる量を増やすことになりますから、食費が増えます。
また、筋トレも行うと、ジム代やプロテイン代やらウェア代などが、色々と必要になります。
自宅でトレーニングする分には、それほどかかりませんが。
普通に生活、すなわち、太らなくても良くて筋トレも不要で、という生活よりはお金はかかると言えるので、ひとつデメリットですかね。
しかし、筋トレに関して言えば、ガタイが良くなりますし、頭の回転も速くなってメンタル面も強化されていきますから、ただ単にお金がかかるという訳ではなく、副産物的なメリットもあります。
自己投資、健康への投資と思えば、逆に安く見えるかもですね。
どうとらえるかによって、デメリットであり、メリットにもなりそうです。


今の服が着れなくなる
太ると、今着ている服が着れなくなり、新しいのを買わないといけなくなる可能性があります。
ただ、かなり太った場合に限りますが、それでも、今の服がパッツンパッツンになるかもです。
特に、会社員の方は、スーツを買い替えるとなると、なかなかのお金がかかりますから、その点はひとつデメリットかもですね。
とはいえ、ダイエットも同じで、今の服がブカブカになったら買い替えになりますから、その点はデメリットではあるものの、ある意味、成果の表れともいえますね。
私は大体10kgくらい増えていますので、昔の服は着れなくなりました。古いのもありましたので、色々と一式買い換えましたね。
やっぱりスーツやワイシャツが高くつきましたが、ワンサイズ上のを買っているときは、しみじみと「ようやくワンサイズ上げれてた・・・」と思いました。
ダイエットでいう、ワンサイズダウンと同じですね。達成感のある支出です。
周囲から反感を買うかも
太りたい、という悩みは、周りから見れば、「何言ってんの?」的な感じになり、時には反感を買うかもです。
この点はデメリットですね。
多くは、痩せたい、細くなりたいという悩みです。
真逆ですから、なかなか理解を得られない可能性がありますね。
なので太りたいというよりも、筋トレでガタイを良くしたいという風に言えば、反感を買うことはありません。
あなたの周りでも、太りたいっていう人ってあまり多くないと思います。
私は少なくとも私以外は聞いたことが無く、基本は、痩せたいという希望の方が圧倒的に多いです。
少数派なので反感を買うんですね。
別に太りたいことをオープンにする必要はないですから、黙っておけば問題ありません。
ただ単に太っただけと思われるかも
これは筋トレや食生活の改善を経て、太ったあとのことですが、ただ単に太っただけっていう風に思われる可能性もあります。
筋トレをして、なかなか良いガタイになって太ったあなたにしてみれば、ただ単に太った人と同じふうに見られるのはちょっと納得いかないと思いますが・・・。
ガタイが良くなったのか、ただ単に脂肪で太ったのかは、服の上からは判別は難しいので、そう思われるのです。
かといって、見せつけるように腕まくりするとかは逆に筋肉自慢みたいでダサイので、やめておいた方が良いです。
いわば自己満足的な感じになりそうですが、それがひとつデメリットかもですね。
とはいえ、見せつける為に、筋トレして食事増やしてとしている訳ではないと思いますから、あまり周りからどう見られているのかは気にしない方が良いです。
本当に見せつけたいというか、筋肉自慢したいのであれば、フィジークとかの大会に出ることを目指したトレーニングをしましょう。
筋肉の美しさとかを競う訳ですから、筋トレ自慢にはもってこいですね。
1日おきに結構疲れる
筋トレをした日は結構疲れますから、その点はデメリットでしょう。
特に仕事をしながらですと、筋トレ後の筋肉痛や筋疲労の中で仕事をしてパフォーマンスを発揮しなくてはなりませんから、かなり疲れます。
上半身だけの筋トレでも、脳まで含めて結構疲れるんですね。
とはいえ、しばらくすれば慣れてきますから、最初の2週間~1ヶ月くらい、シンドイのを乗り越えればあとは惰性というかルーティンになるでしょう。
脳が冴える人もいるのでこれは個人差だと思いますが、いずれにしても筋トレはハードなので、それを仕事しながらとなると、なかなか疲れます。
しかし、筋トレはうまくやればストレス発散にもなりますから、ただ単に疲れさせたり筋肉を鍛えるだけではなくそれによって得られるものだったり、筋トレ時間を有効にするなどすれば、疲れも少しは軽くなります。

筋トレしすぎ食べすぎで体が不調になる
何ごともそうですが、やりすぎはデメリットを生みます。
太るための筋トレ、太るための食事で、無理しすぎるとデメリットが出ます。
例えば筋トレでいえば、筋トレしすぎたり無理な負荷をかけると、筋断裂とかになってしまい、デメリットどころか、もはや大けがなので注意です。
あと、以前テレビでボディビルダーの特集をやっていて、筋トレしすぎて失明しかけるみたいなことがありました。
重いバーベルを持ち上げたりするときに、歯を食いしばって力むことで、毛細血管が切れるらしく、目の毛細血管が切れて、それがたびたび起こるので失明の危機、となったようです。
ここまで来ると、おそらくあなたが思う100倍くらい追い込んでいるので、あなたが思う筋トレをしても、上記の筋断裂とか失明の可能性とかは、ほぼ起こりません。
しかし身近なところだと、早く筋肉つけたくて毎日筋トレしてしまい、痛みや疲労が取れなくなるとかがありえます。
休息も筋トレの一部なので、やりすぎ注意です。
多少なら大丈夫ですが、色々知らずにとにかく筋トレで無理しまくると大変です。


太るための食事についても、胃腸へ負担がかかると、胃腸の具合が悪くなったりして、逆に食べれなくなってしまったりするので、いきなりガツンと増やすのではなく徐々に増やしていくとかにして、無理しすぎないようにしましょう。
まとめ:太るデメリットを理解しておけば大丈夫
まとめますと、太る事におけるデメリットは、お金がかかるとか、意外とハードモードとか色々あります。
メリットばかりではないです。
しかし、だからと言ってデメリットがあるからやめとくのではなく、それを理解した上で、太るという目標に向かって突き進むことが重要です。
何でもそうですが、デメリットの無いという状況はほぼありえません。
また、デメリットとは言うものの、裏返すとそれがメリットだったり、あなたにとってはデメリットではないということもあり得ます。
なので、改めて申しますが、デメリットを理解した上で、突き進むことが大切です。