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IT業界でしんどいのってどこ?現役SIerが解説[保守運用変編]

IT業界目指したいけど、システム作っている間はもちろん、作った後の方がしんどいことがあるから、それはそれで避けたい気持ちもあるなあ。

 

何か良い見極め方法は無いものか・・・。

 

IT業界だけではないかもですが、シンドイところって言うのは、初めから分かっていたら避けたい気持ちはありますよね。

 

長年IT業界(SIer)に身を置いている経験から、こういう所はシンドイかもですよ、という情報をお伝えします。

 

なお、全部が全部ではないですし、絶対シンドイ、という訳ではないです。

 

そういった目線で読んでもらえればと思います。

 

IT業界でシンドイとのはこういう所

24時間365日稼働するシステムを担っている

いわゆる年中無休のシステムを扱っているような会社は、時々シンドイ事態になる可能性があります。

 

例えばネットショッピングなんかは、24時間いつでも決済できますよね。

 

あるいは、海外からもアクセス可能で、例えばアメリカのネットショッピングのサイトに日本からアクセスして何か購入するというのも可能です。

 

ネットショップの例で言うと、システム障害等で停止した時間=損害発生です。

 

つまり、システムが止まる事で、本来売ることができたものが売れなくなることがあるのです。

 

こういった年中無休のシステムは、止まる事が許されない(もちろん絶対は無理ですが)システムなので、責任やもしも止まった時の復旧作業等を考慮すると結構シンドイですね。

 

ネットにあるような、現場にすっ飛んで行って復旧するまで張り付いて作業みたいな感じでしょう。

 

滅多に止まらないですから、常にこういう事態を想定していませんしから、すぐに対応する為には、休日だろうが夜中だろうがすっ飛んで行く感じになります。

 

想像するだけでシンドイですね。

 

 

止まると影響が大きいシステムを担っている

止まってしまうと、色んな影響が出たり、時にはニュースになってしまったりするようなシステムを担っている会社は、時々シンドイ事態になる可能性があります。

 

例えば飛行機や新幹線のチケット発券システムとかです。

 

たまにニュースで見ますよね。

 

発券出来ない→乗れない→影響大→ニュース→企業イメージダウン、みたいなことにまでなりかねません。

 

後は、2020年にもありましたが、東証の取引システムがダウンして、取引が全くできなくなったというのがありましたね。

 

また、ネットバンキングとかATMが止まった等もあります。

 

大々的にニュースになりましたね。

 

これも、止まったら、現場にすっ飛んで行って復旧するまで張り付くパターンです。

 

 

IT業界でしんどいかもしれないのは信頼の証

しかし、逆に言えば、シンドイかもなシステムを担っているのは信頼の証と言えます。

 

そんな重要なシステムは信頼ある企業じゃないと頼まない

上記のような24時間365日稼働するシステムとか、止まると大きな影響の出るシステムを扱うのは、IT企業として、信頼されている証です。

 

重要なシステムな訳ですから、それを作ってもらって、保守運用を任せられるのって相当な信頼はもちろん、技術力が必要です。

 

IT業界では優良企業とも言えます。

 

信頼性、技術力、双方を兼ね備えていると言えます。

 

 

シンドイ事態は殆ど無い

システムが止まってしまった時の復旧がシンドイ事態ですとお伝えしましたが、そういった事態は殆どありません。

 

ネットバンキングとかATMとか証券取引とかが止まったニュースって、そんな頻繁に見ないですよね?

 

ニュースになっていないだけかもですが、一般人からすればほぼ無いに等しいですよね。

 

極端ですが、2~3年に1回あるかないかくらいの頻度です。

 

更には、定期的にメンテナンスやバージョンアップで不具合改修等しているので、それもあって、あまり高い頻度では起こりません。

 

上記の2~3年に1回というのも、一概には言えません。何なら、何の問題も起こらないという可能性もあります。

 

何か問題が起こったら、保守運用部隊は大変ですが、逆に何も無ければ何もシンドイことは無いです。

 

 

IT業界でシンドイを避ける手段(保守運用編)

保守運用、つまりは、システムを作った後に起こるトラブルや障害に対しての対応でシンドイのがイヤでしたら、その想いは何の問題も無いです。

 

シンドイってわかってて仕事するのイヤですよね。

 

あまりシンドくないのは私が居るSIerです。

 

何故なら、過去にもシステムが止まったことはありますが、すっ飛んで復旧させる、という事が無いからです。

 

もちろん迅速な対応は必要ですが、最初はサポートデスクが対応します。

 

何故なら、システムを作ったエンジニアは他の仕事もやっていますから、復旧にすぐに対応できないのです。

 

至急の対応が必要ですが、あまり良くない言い方ですが、会社で仕事を進める中で、システムが止まっても、あまり影響ないですよね?

 

「あーあ、動かないな。復旧まで待つか」

 

と言いながら、コーヒー飲んで同僚とダベッったりしてませんか?

 

つまり、企業向けのシステムは、止まっても、前に述べて年中無休システムとかにくらべ、急ぎの復旧は不要なのです。

 

私も担当していた顧客でシステムが止まったことは何度かありますが、すっ飛んで行って復旧するまで張り付いて・・・と言うのは無いです。

 

ニュースになって、企業イメージ低下とかも無いです。

 

なので、取引先がメーカーなど法人企業が多いSIerを選択する事は、シンドイを避ける手段の一つです。

 

 

まとめ:IT業界でシンドイところは超重要システムをやっているところ

まとめますと、IT業界でシンドイという所は、超重要システムを担っているところです。

 

作るよりも、システムが動き出した後に、もしも止まってしまった時の対処がシンドイです。

 

全くゼロは無理ですが、止まることが許されないものや、止まる事で影響範囲が非常に大きいものは、もしも止まったらマッハの速さで復旧させないといけません。

 

曜日も時間も関係無く、すっ飛んで行って復旧まで不眠不休で作業!みたいな感じです。

 

が、正直、こういった大きなトラブルは滅多に起こりません。

 

でも、起こると超シンドイ訳です。

 

なので、IT業界を目指すに際してシンドイを避ける、特に運用保守面でシンドイを避ける場合は、超重要システムを担っていないところが良いです。

 

それが、メーカーなどの法人企業との取引の多いSIerですね。

 

実際私がそうですが、運用保守面でシンドイ思いをしたことはゼロです。

 

シンドイを避けるための参考情報になればと思います。