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休職は出世に影響するのか?[影響はあるが本質はそこじゃないです]

休職がどのくらい出世に影響するのか知りたい。

 

休職したいし、した方が良いのかなっていう体調なんだが、サラリーマン人生を棒に振りたくないし・・・

 

こういったお悩みにお答えします。

 

私も何度か休職というか長期で仕事を休んだ事がありますし、同じ会社の人でも何人か知っています。

 

気になるところは出世ですよね。仕事していないということは結果を残していないからその分出世に影響するんじゃないかって、休職するのに踏み切れない感じですよね。

 

そんなあなたに、休職は出世に影響があるのかを解説していきます。

 

この記事を読めば、休職がどの程度出世に影響があるのか、もし影響があるならどうしたら良いのかが、分かります。

 

本質は出世云々ではなく、あなたという存在を一番大事にすることですよ。

 

では、行きましょう。

 

休職は出世に影響あるのか

原因と期間によって異なる

何でもそうかもですが、休職も、原因と期間によって、出世への影響は異なると思います。

 

例えば、期間が短い休職や、どうしようもない理由(例えば交通事故で足骨折したとか)ならば、致し方無いでしょう。また、上記のような怪我等であれば、入院期間以外は在宅で仕事が出来る等、復帰のめどもつきますし、休職期間も短くて済みます。

 

しかし、期間が半年とか1年とかいう長期の休職だと、さすがに出世に影響が出ます。

 

その期間、一切仕事をしない=成果が無い訳なので、査定ができません。

 

査定は、いわゆるボーナスはもちろん出世に関する事で、あなたの評価にかかわるからです。

 

会社にもよると思いますが、評価対象の期間のうち一定日数以上仕事していないと査定の対象から外れるなどの規定があります。

 

なので、長期で休職すると、一定期間評価されない訳ですから、他に評価を受けている人の方が先に進む、つまり出世していくのは至極当たり前な訳です。

 

ただし、復帰後に突き抜けた成績を残し、遅れを挽回できる可能性もありますから、その点は覚えておきましょう。

 

 

また、休職の原因が、メンタル系だと出世はなかなかできないかもしれません。

 

メンタル系の疾患はまだまだ会社では悪いイメージ(心が弱いとか、今後管理職は厳しいだろう等という思惑)があり、骨折などの怪我とか、癌などの病気よりも、マイナスなイメージがあります。

 

本当はそうではないし、確実に治る病気ですし、怪我とかと同じで防ぎようがない不可抗力的なものなので、こういった評価を会社が勝手に行うのは良くないですが現実はそういう感じで、マイナスイメージ先行です。

 

なので、管理職になる場合のハードルが高かったり、そもそも管理職に推薦してもらえない等があり、出世に影響が出ることが考えられます。

 

 

とはいえメンタル系で長期休職しても出世可能(実例あり)

上記の通り、特にメンタル系の疾患で、長期休職した場合、出世は絶望みたいな感じですが、意外とそうでもない場合もあります。

 

実際私の会社で、私の元上司がうつ病で長期休職したにもかかわらず、復帰してしばらくした現在、人事のトップとして仕事しています。

 

営業のマネージャー時代にとても業績が厳しい時にボロクソ叱責されて、それでうつ病になってしまい、半年くらい休んで復帰していました。

 

復帰したときは簡単な業務からこなしていて、「ああ、この人のキャリアは終わったんだろうな」と思って、失礼ながら、見てました。

 

しかし徐々に回復していき、元の状態に戻ってきた感じになり、その後しばらくしたら、人事のトップに異動していました。

 

復帰からたぶん2~3年くらいだったかなあと思います。

 

こういったメンタル系の疾患だとなかなか、特に管理職への復帰は難しいですが、こういった実例もあります。

 

なので、メンタル系の疾患で長期休職したら、一概に人生終わりということではありません。

 

 

今の会社で出世できないなら他の会社で出世すればいい

もし休職によって出世の道が立たれる可能性が高いという場合、それならば、別の会社で出世していけばよいです。

 

会社は、今働いている会社が全てではありません。

 

また、休職によってあなたの査定や評価が影響するのも今の会社だけです。

 

転職によって会社が変われば、そこからあなたの評価が開始になります。

 

別に転職の際に、休職していたとか、うつ病とかメンタル疾患ありましたとか言う必要はそこまでありません。

 

確かに、休職は経歴的に書かないといけない場合がありますが、何が原因かまで不要ですし、完全に個人情報なので、無理に開示する必要はありません。

 

また、言わないからと言って今の会社に裏を取られたりする事も無いですし、それで今の会社の人があなたの個人情報をこたえる事もありません。

 

もしもそれで答えていたら、個人情報の漏洩で、訴えて余裕で勝てるレベルです。

 

そんな事したら、企業の信頼は地に落ちますから、まずやりません。

 

話が少し脱線しましたが、休職などによって出世が難しいなら別の会社で出世目指しましょう。

 

 

出世が全てではない[幸福度が大事]

休職が出世に影響するか色々と書きましたが、そもそも論で申し訳ないですが、出世とか管理職とかが全てではないです。

 

メンタルや体を壊しかけているのに、出世のために無理して働くことが重要ではないです。

 

また、仮にメンタルや体を壊してしまったら、それを復旧させないと、それこそ人生終わります。

 

本質は、その会社で出世することが大事なのではなく、あなたにとって最も重要なあなた自身をいたわる事、そして、出世が本当にあなたにとって幸福度が高いものなのかを判断することです。

 

いわば、仕事はどうでもよくて、極端ですが定年までヒラ社員でも、好きなように仕事出来て責任も取らなくて良くて、定時で変えれて自由な時間を満喫できるとかが幸せだったりします。

 

人生において、何に重きを置いているのか、何に価値を見出すのか、です。

 

仕事の時間は人生の多くを占めますが、出世以外に本質的に重要なことを見極められれば、出世そのものは本質ではないということが分かると思います。

 

出世できないとわかったら?【出世が全てではない】 同期に先を越され、後輩にも抜かれ、もう出世は無理だな・・・ このままずっとヒラ社員で定年かもな・・・ そ...

 

 

 

休職すると出世できないから休まないのは本末転倒

休職は自分で自分を守るための手段

休職する状態というのは、もはや心や体に異常が起きていて、本来仕事なんかやっている場合じゃないと言えます。

 

そんな状態で仕事を続けること自体、おかしなことです。

 

もちろん、あなた自身の感覚ですので、まだイケそうだとか、このまま治りそうだとかいう感覚があれば、その感覚は信じて、仕事を続けても良いでしょう。

 

でも、ダメだな・・・とか、やっぱオカシイ・・・とかならば、すぐに休むべきです。

 

特にメンタル面は、いまだに「気持ちの問題」とか「甘え」とかいう風に捉えられるため、なかなか分かってもらえないこともありますが、勇気をもって休みましょう。

 

体でいえば、足骨折しているのにフルマラソン走ろうとしているみたいなものです。

 

呼吸困難起こしているのに水泳しようとしているようなものです。

 

こう考えるとメンタル系の疾患でも休んだ方が良いというものですよね。

 

実際一時的にでもなってみればわかりますが、本当に何もできませんし、何かやろうとすると猛烈なエネルギーと気合が要ります。

 

ちょっとメンタル系の疾患に話が寄ってしまいましたが、メンタル系にしろ、肉体系にしろ、何かしら体に異常が起きていて、ちょっと無理かもと思う場合は休むべきです。

 

あなたを守れるのはあなたしかいません。上司とか会社は、あなたがイケると言えば何もしてくれません。「イケるって言ったけど本当はツライ・・・休んだ方が良いって言ってくれないかな」とか思っていても、一生言ってくれません。

 

あなたが壊れてしまったら、仕事とか出世以前に、人生終了する可能性さえあります。

 

そうならないために、あなたを守るために、休職という手段があることを理解しましょう。

 

無茶苦茶勇気がいると思いますが、その決断は間違っていないので、ぜひ休職を活用してください。

 

休職しないと出世とか言っている場合じゃなくなります

既にちょっと言ってしまってますが、本当にヤバイなと思ったら、どんな病気だとかどんな症状であろうと、休職したほうが良いです。

 

出世とか言っている場合じゃなくなります。

 

私は過去に、パワハラを受けて、それに耐えて耐えてきました。

 

絶対弱音吐いちゃいけない、逃げちゃいけない、職務を全うしなくちゃいけない。それが社会人たるもの。

 

その思いで、悲鳴を上げる心と体を押し殺して仕事をした結果、うつ病と診断されました。

 

幸い、軽い状態とのことだったので、仕事しながら治療しましたが、結局治る(薬飲まなくても大丈夫になる)までは2年近くかかりました。

 

軽い状態で2年です。

 

重症化するともっとですね。

 

そんなボロボロになってまで、出世を追い求めるというのは、あなたにとって必要な事でしょうか?幸福な状態でしょうか?

 

社会人って何かと責任を負いますが、命がけの責任は負う必要はないですし、命を削ってまで仕事はしなくて良いです。

 

その観点で考えれば、あなたの状態を考慮し、このままボロボロになってでも仕事を続けるべきか、休職するか、判断が出来るはずです。

 

 

休職で出世の道が途絶えたらそこから考えればOK

ここまでで、確かに、休職によって出世の道が途絶えることがあると言えますよね。

 

しかし、それって結果論です。

 

休職する前に、出世への影響に不安があるならば、まずそれが事実として判明してから対策を講じれば良いです。

 

私も過去そうでしたが、不明な未来に対して不安を抱く事はよくあります。特に出世とか仕事の事って敏感になりますよね。

 

でも、未来って誰にも分からないです。また、そういった起こるかもしれないという不安は8割くらいの確率で【起こらない】と言われてます。

 

それを聞いて私も、迷ったり不安に思ったりするのを辞めました。結構重要な決断でも、何かあったらその時考えよう、ってなります。

 

迷ったらやった方が良いです。

 

繰り返しですいませんが、今、休職しようか悩んでいたり不安に思っているなら、とても勇気が要りますが、休職したほうが良いです

 

おそらく3年後とか5年後とか振り返った時に、「あの時休職すればよかった・・・」という後悔の念を抱いている可能性が高いです。

 

 

 

休職の仕方[参考]

参考までに休職のステップを記載しますね。

まず会社の規定に休職があるかどうか調べる

休職というのは法律で決まっていたりしません。会社が独自に設けるものです。

 

なので、会社の規定を調べて、休職というのがあるのかどうかまず調べてみましょう。

 

たいがいはあると思います。

 

 

手続きを調べる

休職が可能ならば、手続きを調べましょう。

 

おそらくは、休職の申請と医師の診断書の提出になると思います。

 

休職するにも明確な理由とその根拠が必要で、それが診断書になります。

 

逆に言えば、診断書があれば休職は可能と言えます。

 

なお、休職の申請におそらく上司の承認欄とかがありますが、却下されるとかはありません。

 

あくまで会社として、ダブルチェックとか、上司の承認をルールにしているためです。

 

要はメクラ印ですね。

 

ちなみにそれをもし上司が却下した場合、あなたが労働基準監督署に報告すればすぐに承認されるとともに、会社と上司はめちゃくちゃ怒られます。

 

怒られる、と、幼稚な表現で書きましたが、実際は相当ヤバイ事になります。

会社は国から調査されるとか、上司は謹慎処分になるとか、余裕であり得ます。

 

 

休職中に給料出ないならば傷病手当を申請

会社によっては色々な規則が作られ、福利厚生の一環で、休職中も一定期間ならば有給とするなどが定められているところがあります。

 

私の会社もそれに該当していて、2ヶ月くらいは有給で休職が可能です。

 

ただ、それは休職同様、会社として絶対作らないといけない規則ではないので、休職は無給というところもあります。

 

そういった場合は傷病手当を申請しましょう。

 

給料の6割くらい(ただし、月の給料の上限が定められているので、給料が多い人は6割未満になります)が、もらえます。

 

こちらの全国健康保険協会のホームページに詳細と申請書がありますので参考にしてみてください。

 

>>全国健康保険協会のホームページ

 

 

まとめ:休職は出世に影響するけど休むのが大事

まとめますと、休職は出世に影響するかと言われれば、影響するというのが答えになりますが、最も大事なのは、ボロボロの状態で仕事を続けてもっと悪い状態にしてから休むのではなく、予防的に休むことです。

 

また、休職と言えど、期間や原因が様々なので、全ての休職が出世に影響するとは言えないですが、やはり長期の休職だったり、メンタル系での休職だと出世に影を落とします。

 

しかし、仮に出世の道が経たれたとしても、治して挽回すれば出世できますし、そういった事例を私は身近に見てきました。

 

更に言えば、別に今の会社で出世することが全てではないので、治してから別の会社で出世の道を作るということも可能です。

 

ポイントなのは、出世云々ではなく、資本である体と心を崩壊させるまで働くべきではないということです。

 

ある程度無理は必要です。しかし、もう無理だっていう危険信号を無視して強引に働くと、出世どころか社会人として使いものにならない状態にまでなる可能性さえあります。

 

本質は出世とかではなくあなた自身であり、そして、あなたにとっての幸福度、充実度が何か、です。

 

ボロボロになっても働いて出世するのが生きがいならそれでOKですが、多くはそうではないはずです。

 

本質をしっかりと見て、出世の事を心配する前に、あなた自身の事を心配していたわってください。

 

もし今休まないと、数年後にものすごい後悔する可能性が高いです。

 

勇気が要りますが、出世の事は一旦置いておいて、休む決断をするのも重要だと思いますよ。