太りたくて筋トレしているのに、これだと辛いなあ。
もうちょっと効率的に増やせないもの
か。
こういったお悩みにお答えします。
太りたくて筋トレしているのに思ったほど体重って増えないことがあります。
それって、でも、数字のマジックみたいなところがあります。私も経験済で、見た目と体重のギャップに疑問を持ったことがあります。
この記事では筋トレで体重が増えないという悩みに対して、推測される要因と対策を解説します。
筋トレで体重が増えないという方は必読です。
筋トレで体重が思ったように増えない

体重増えないけど見た目変わります
筋トレで体重あまり増えなくても、見た目結構変わってきて、筋肉ついた感が出てきますので、安心してください。
これは私がガリガリ状態から、太るために筋トレを始めて、成果を出していく中で経験したことなので、間違いないです。
筋トレをガチりだして、半年から1年くらいすると、筋肉ついてきた感が出てきます。
鏡を見てみて「お、ちょっと筋肉ついてきたか?」という風に思います。
ですが、実は体重って少しの増加くらいだったんですよね。
うーんどうしてだろうか、と思ったのですが、見た目的にも筋肉付いた感じがするし、服着ても腕ちょっとパツパツとか胸板分かるとかいう風に、感じも変わったのでまあ良いかなって思いました。
本質はそこだと思うんですよね。
おそらく、筋肉つけたい、体重増やしたい、太りたいのって、それが目的では無くて、ガリガリが見た目が嫌だから変えたいとか、細いのがコンプレックスだから変えたい、という事かと思います。
なので極論ですが、体重変わらなくても見た目バキバキになればそれはそれでOKじゃないでしょうか?
筋トレによって、体重は増えない可能性もありますが、それでも確実に筋肉はついていますので、体重だけで判断しないようにしましょう。
そんなにガンガン体重は増えない
私も筋トレを開始した当時、太りたくて色々調べましたが、超人的なトレーニングと超人的な食事をしても、1年で20kgくらいの増加という感じでした。
マッスル北村(故人)という方は、その昔、バッキバキのボディビルダーで有名でしたが、その人は2年で40kg増量したという情報がありますがその時の食事内容は以下です。
以下を、通常の朝昼晩の食事に追加して毎日摂取
・卵を20-30個
・牛乳を2-3リットル
・鯖の缶詰を3缶
・プロテインの粉末300g
・鶏のささみ肉をミキサーにかけ、ペースト状にして摂取
・消化吸収のために消化剤も大量に摂取
朝昼場の食事は別で、追加で上記ですから、めちゃくちゃスゴイ量ですよね。
消化しきれないから消化剤投入とか、荒業ですね。
また、あるベンチャー企業の社長は10ヶ月で20kg増量に成功したとのことですが、その時の食事内容は以下。
1日4000kcal摂取。(軽食含めて1日6食)
これもまたスゴイですね。3食だと1回1300kcalも取らないといけなくて、それは無理ということで、6食に分けていたようです。
ちなみに、いずれもこの食事と、めちゃくちゃキツイ筋トレをした上での結果になります。
こう考えると、超人的なことをやっても1年間で20kgくらいの増加、1ヶ月で換算すると2kg未満がマックスの増量レベルという計算になります。
ということで、筋トレで体重が、思ったように増えないということは、ある意味、凡人だとほぼ当たり前という感じです。
半分、つまり1年で10kg太れたくらいでも御の字で、それはそれでかなりスゴイ増加量だと思います。
こんな感じで、サクサク太るのはかなり難しいです。

可能性として脂肪減+筋肉増の状態
体内の事なので正確には不明ですが、筋トレで体重があまり増えないのは、脂肪が減って筋肉がついたということ、つまり、増減が相殺されているということです。
筋トレはエネルギーを消費しますから、それによって脂肪が減ることにより、単純に筋肉が増えてもその分脂肪が減るので体重の増加という意味では、増えたとしても微増ということになります。
また、筋肉は脂肪よりも基礎代謝が大きいので、筋肉が増えると基礎代謝が上がり、何もしなくても消費するエネルギーが増えます。
そのため、言ってみれば自動的に脂肪を、以前よりたくさん燃焼する状態になるということです。
極端な例ですが、海外のボディビルダーのYouTubeを見たことがあるのですが、普通の食生活だと1日で数kg簡単に落ちるので、毎日2~3時間毎くらいに食事していると言っていました。
この場合は脂肪はもちろん筋肉も分解してエネルギーにしている可能性もあり得ますね。いずれにしても、筋肉が多くなるとその分必要なエネルギーも多くなるから勝手に脂肪が燃えていくことになります。
こう考えると、体重があまり増えないけど見た目的に結構筋肉ついてきたって言うのは納得いただけるかと思いますし、筋トレで体重増えなくても安心というか、見た目的に成果は出ていると言えます。
筋トレで体重が増えない時にやるべきこと

筋トレで体重増やすことはなかなか大変ですが、不可能ではないです。
筋肉つけば、体重は増えますからね。
体重だけで判断しない
上記の通り、筋トレをしても体重が激増するとは限りません。
重要なことは、あなたの筋トレの成果や目指すべき体格を、体重だけで判断しないということです。
例えばですが、私の場合、体重が筋トレ開始前とその1年後で2kgくらいしか変わらなかったのですが、体つきは明らかに変わっています。
腕や肩はゴツくなり、胸板は厚くなりましたが、体重の増加としては、たった2kgでした。
つまり、あなたが筋トレで体重を増やそうとしている本質である、見た目のコンプレックス(ガリガリが嫌だ、細い体が嫌だ等)は、体重の増加にかかわらず克服し始めているということです。
もちろん、そこに更に体重が増えるという数値的な結果も結びつくとモチベーション的にも最高と思います。
なので、筋トレしても体重が増えないことを嘆くのではなく、見た目を含めあなたの課題の克服がどの程度進んでいるのか、という点に着目すべきです。
短期で体重増えている人は体質等色々な要因アリ
3ヶ月で10kg増加!などなどダイエットの逆版で、短期で体重増加している広告とか、ネットの情報とかありますよね。
本記事の前半でも書いている通り、体重増加は、表に出ない驚異的な頑張りとかが大きく関係しています。
そしてそれに加え、そもそも太りやすい体質とか、あるいは食べ物でもその人によって太りやすいとか太りにくいとかあるのでそれも関係しているでしょう。
例えば、炭水化物を食べても太りにくい人と太る人がいます。これは遺伝子レベルで異なるため、完全に体質です。
そこでこの体質的なのを活用すれば、より効率的に太れるかもですよね。
ダイエットする人が良く使う遺伝子検査を活用してみるのもアリですかね。
これは、遺伝子レベル、いわば体質的にどういう食べ物がとかが太りやすいとか言うのが見える化できるわけですね。
通常は、これで、ダイエットに取り組むのですが、使い方によってはどうやったら太るのかという点でも使えますよね。
参考までに↓
長期計画で考えること
他の記事でも書いてますが、あなたが考えるような、デカい体になるには、結構な長期計画が必要です。
つまり、年単位で筋トレを続けていくことになります。
「え・・・それ結構シンドイなあ」
おそらく結構な割合の人がそう思ったでしょう。
しかし、頑張らないと、あなたは一生ガリガリ君のままですし、何より、ここで諦めたりその長期計画が必要ということで筋トレを断念したら、1年後、こう思いますよ。
「ああ、あの時、諦めないで筋トレやればよかった」
間違いなくこういう後悔の念を持ちます。
私は、最初の1年続けて体重増えずでしたが体格が変わったのを見て「本当に続けてよかった」って思いました。
1年後に後悔したくないならば、続けていきましょう!

まとめ:筋トレで体重が増えなくても大丈夫
まとめますと、筋トレで体重が増えなくても、それはそれで全く問題ないです。
悩むというか、体重増やそうとしているのに増えないとなると不安にもなるしモチベーションにも影響があると思います。
ですが、実際、筋トレを続けると体重があまり増えていないけど、見た目的に筋肉がかなりついている感は出てきます。
なので、体重が増えたか増えないかよりも、見た目的にどの程度、ガリガリ状態や細身状態から変わってきたか、という点に着目するのもアリです。
もちろん体重増えているのであれば、なお、OKです。
大事なことは、確かに体重という数値で現れるのが明確な成果になりますが、見た目や過去との体格の比較等の方がむしろ本質です。
筋トレで体重が増えない時は、体重に着目するのではなく、あなたの体格の変化に着目すれば、本質が見えてきますよ。