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SIerはスキルが身につかない?【結論:身に付きます】

SIerって、何だかスキルが身に付かないとか聞くなあ。実際のところってどうなんだろうか?ネット上を探してもあまり情報無いなあ。

 

スキルが身に付かないなら、一生その会社で働けるなら良いけど、終身雇用も危ういことを考えるとSIerは避けた方が良いのかな・・・?

 

こういった不安と言うか疑問に、現役SIer勤務の私がお答えしたいと思います。

 

いきなり結論から申しますが、スキルが身に付かないというのはガセネタに近いかなという感じで、色んなスキルが身に付きますよ。

 

私の経験では、過去に働いたどの会社よりも、多彩なスキルと言うか経験含め、身につけれる環境じゃないかなと思いますね。

 

SIerはスキルが身に付かないという情報の根拠は不明ですが、身に付くという根拠は、現役の私から言える事なので、明確です。

 

詳しく見ていきましょう。

 

SIerの営業はスキルが身に付きますよ

人を動かすスキル(テクニック)

SIerで営業していると、人を動かすスキル(テクニック)が身につけられます。

 

SIerでは、プロジェクトにおいて、たくさんの人を動かす必要があります。

 

営業ですから、仕事を取っていかないといけません。そのためには、エンジニアに対して顧客の要望や課題を明確に伝え、提案を一緒に考えてもらう必要があります。

 

エンジニアとしてはやりたくない仕事でも、営業としては売上と顧客の為にもやってもらいたいので、どうすれば快く引き受けてくれるのかを考える必要がありますよね。

 

エンジニアにとってもメリットがあるとか、あるいは営業といしての想い・熱意などを伝えるとか、上司経由で依頼するとか、色々なテクニックを駆使し、動いてくれるようにもっていきます。

 

中には、全く快諾してくれないとか、やる気のないエンジニアも正直居ますから、そういった人を動かすためのスキル(テクニック)が身に付きます。

 

私は直球で、想いと熱意を伝えるようにしていますね。結構営業の意見が通る社風なので、それを利用し、相手が目上であろうが関係なく、「こうしてくれ、理由はこうだ」という事で、押し切ります。

 

社風を利用するというのもテクニックの一つですかね。

 

時には、エンジニアにとっては損というか時間の無駄みたいな協力も依頼しないといけない時もあります。

 

その時は、包み隠さず本音で、あなたにはメリットが無いかもだけどこういう狙いがあるから何とか協力して欲しい、とこれもド直球を投げ込みます。

 

そうすると、意外と快諾してくれることが多いですね。

 

いずれにしてもSIerの営業はエンジニアに動いてもらわないと何もできないので、いかにして協力をしてもらうのかがポイントです。

 

 

リーダーシップ

SIerの営業ではリーダーシップが身に付きます。

 

リーダーシップと言われると、管理職みたいなイメージがありますよね。

 

でもSIerでは、言わば一つ一つのプロジェクトでもリーダーが必要で、それは営業の役割です。

 

特に、受注前の提案の段階では強力なリーダーシップが必要です。

 

前でも述べた通り、顧客の課題や要求を把握してそれを元にベストな提案をすることが必要ですから、エンジニアや上長を引っ張っていかないといけません。

 

極端な言い方ですが、

 

エンジニアに対しては、「営業がこう言っているんだから、その通りやってくれよ」

と言ったり、

 

上長に対しては、「顧客と一番密接に会話している俺が行っているんだから承認してくれよ」

と言ったりとかです。

 

※もちろん言い方は変えますが、分かりやすいように言うと上記のようなニュアンスです。

 

SIerではこういった事も求められますから、言い方を変えれば、リーダーシップ的なスキルが身に付く訳です。

 

 

営業力

当然ですが、営業力が身に付きます。

 

ここでいう営業力と言うのは、実は他とはちょっと違いまして、正確には顧客把握力とか課題把握力とでもいいましょうか。

 

普通営業は自社の製品がいかに良くて他社に比べて・・・という感じで売り込むのが仕事えすが、SIerの場合は、課題をきちんと把握したり優先順位を確認してドストライクな提案をする為の情報をゲットするというような能力が必要になり、身に付きます。

 

また、提案についても、売りモノを複数組み合わせるとか、ベンチャー企業と手を組んで提案するとか、多くの組合せからベストなものを選択する必要があります。

 

これは、頭の回転はもちろんですが、顧客の課題と提案内容をきれいに結びつける情報処理能力が問われるものです。

 

このスキルは、私はSIerに入ったから身に付いたと言えます。

 

 

マルチタスクのスキル

SIerにおりますと、マルチタスクが出来るようになります。

 

理由は、1つのプロジェクトだけではなく複数かけもちで進めるからです。

 

営業やっている限りつきまとうノルマを達成する為には、正直、複数のプロジェクトをかけもちでやらないと無理です。

 

そのため、次々と行う打合せでの頭の切り替えはもちろんですが、同時並行で進めているプロジェクトの状況を確実に把握しないといけないという状況になります。

 

そこにさらに新しいビジネスをゲットするセールス活動も加わりますから、下手をすれば何が何だか分からなくなります。

 

気を抜くと、何が何だか分からなくなりますから、常に頭の中を整理しておくことが出来るようなスキルが身につけられますね。

 

 

 

「SIerでスキルは身に付かない」の背景(推測含む)

少ない売りモノを長く扱う

私はたまたま非常の多くの売りモノを扱っていますが、中には、売りモノが数個しかないというような会社もあります。

 

そうなると売り方も大きくは変わらないかもですし、似たようなプロジェクトばかりになる可能性がありますから、スキルは身に付かないという感覚を持つのもわかります。

 

が、技術は進歩していますから、顧客の要求も異なってきているはずです。それに都度対応していくのですから、スキルが身に付かないという事は無いと言えます。

 

少なくとも、ビジネスをゲットする為に、顧客へ色々提案するにあたって、エンジニアに対して色々指示を出したり、RFPから読み取れないところとかをヒアリングしてエンジニアと共有して・・・という事をやっています。

 

リアルな話ですが、少なくとも私が居た前職の超大企業よりは圧倒的に多様なスキルアップが出来てます。

 

超大企業で地に足ついていないような良く分からない仕事している方がよっぽドスキル身に付かないですよ。私がまさにそうだったので。SIerの方が断然、スキルアップできます。

 

 

エンジニアに頼むところが多い

SIerでは、特に人売りと呼ばれるシステム開発のための工数とか、コンサルティングの工数は、エンジニアが算出します。

 

また、提案の多くも技術的な難しい内容も含むため、エンジニアが主体で作成します。当然、大枠や全体像は営業も絡みます。

 

が、大半はエンジニアの仕事であることから、どうもエンジニア任せになるようなイメージを持たれることが多いです。

 

セールス活動においても、セールスエンジニアが居ますから、目立ちにくいというか、スキル的なもので言うと、あまり身に付かないような印象かもです。

 

しかし上記の通り、営業には営業の重要な役割がありますから、スキルが身に付かないという事は無いと言えます。

 

 

SIerでスキルは身に付くのでエントリーの検討を

上記の通り、SIerでスキルが身に付かないというのを完全否定はしませんが、現役の私からすれば、全くそうではないと言えます。

 

ですので、スキルが身に付かないという事で、不安になったり後ずさりする必要は全く無いですし、あなたの可能性を自ら潰すことはしないで良いと思います。

 

私は未経験からSIerに行きましたが、正直、今までで一番仕事がしやすいし、身に付くスキルも多彩だなと実感してます。

 

どこから情報漏れているか不明ですが、ヘッドハンティングの電話とかも来ます。

 

スキルが身に付かないならそんなことは無いですよね。

 

なので、まずは一度、情報を集めてエントリーしてみてから考えてみれば良いです。

 

リクルートエージェントやマイナビのほか、SIerを含むIT専門でマイナビグループであるマイナビIT等で、情報を集めてみてください。

 

 

現役SIerからの意見としては、スキルも経験も非常に多く身に付くと言えます。

 

 

まとめ:SIerではスキルは身に付きます(営業編)

まとめますとSierではスキルは身に付きます。

 

何なら、私が過去経験してきたどの会社よりも多彩なスキルです。

 

超大企業で、地に足つかないような感じで仕事しているよりも何倍もスキルアップ可能です。

 

人を動かすスキルや、リーダーシップ等、ビジネスにおいて必須なものも身に付きます。

 

スキルが身に付かないというのは、仕事のある一部とか、本当の事がわかっていない一部の情報が誇張されているんじゃないかと考えます。

 

スキルが身に付かないという根拠が不明ですし、現役SIerの私から見ても、何故そういう事が言えるのか、あまり良く分からないものです。

 

なので、SIerはスキルが身に付かないのではありません。

 

真偽不明の情報に振り回されないようにしましょう。

 

そしてもしこの記事で不安がぬぐえる、あるいは少し情報を集めてみようと思ったら、ぜひ行動してみてください。