こういった疑問にお答えします。
ネット等でもそうですし、一般的には、筋トレは、特に同じ部位は2日連続は避けるべきという情報がありますね。
確かにその通りと思いますが、実際のところどうなのか、経験踏まえて解説していきます。
この記事を読めば、筋トレを2日連続でやっていいのか?やったらどうなるのか?についてが、わかると思います。
筋トレは2日連続でやって良いのか?

ぶっちゃけ&実際筋トレしていて思いますが、2日連続で筋トレしても問題無いですし、やれるならやって良いと思います。
痛みや疲労が無いならやっても大丈夫と言える
2日連続での筋トレは、筋肉痛などの痛みが無かったり、疲労が残っていなかったりすれば、特段問題無いと言えます。
筋トレを2日連続でやるべきではないという話があるのは、以下理由からです。
・回復するまでの時間が短すぎる
・痛みや疲労で十分な負荷がかけれず効果が減る
1つめの回復までの時間が短すぎる点ですが、確かに前日の夜やって翌日の朝筋トレという2日連続は短いです。
が、前日の夜やって次の日も夜やるとなると、24時間は空いている事になります。
連続でやらない方が良いという理由は、筋トレ後だいたい48時間後くらいに筋肉が再構築され、前よりも太く強くなるためです(と言っても目に見えて太くなる訳ではなく、ハッキリ言って目に見えない太さで太くなります)。
これがいわゆる超回復ですね。
この時、つまり筋トレしてから48時間後くらいから次の筋トレ(=同じ箇所を鍛える)をすれば、前回よりも強い負荷をかけれる(=より重たいウェイトを持ち上げられる等)ので、筋トレにとって最適です。
が、24時間くらい間をあけて2日連続で筋トレをやった場合、全く筋肉が回復していない訳ではないので、大きな問題には至らないです。
また、痛みや疲労で十分な負荷がかけれない可能性がある点についても、やってみて前回と同じ負荷で行けそうなら、やってしまっても大丈夫でしょう。
同じ負荷であれば、十分です。
何故なら前回の筋トレ後の筋肉の修復が済んでいない中で同じ負荷をかけれるということは、事実上前回よりも強い負荷をかけれていることになります。
ただ、前に述べましたが、筋トレを毎日連続で行い続けるのではなく、2日連続でやったら中1日筋肉の休息日を作る等しましょう。
同じ日に同じ個所を鍛えてる可能性もある
正直、別の種目ですが同じ部位に筋トレの効果が発生する場合がありますので、ある意味2日連続で筋トレするよりも高い負荷がかかっている場合があります。
そう考えると筋トレ2日連続というのはある意味まだ優しいのかもですね。
例えばですが、ベンチプレスと懸垂で見てみましょう。
この場合、肩周りの筋肉はどっちの種目でも負荷がかかる部位になります。
主に鍛えられる部位は
・ベンチプレス:胸の筋肉
・懸垂:背中の筋肉
ですが、上記はあくまでメインというか一番負荷がかかるところであって、それ以外の筋肉も連動して負荷がかかってます。
つまり、ベンチプレスと懸垂では両方の種目で、メインではないですが、肩回りの筋肉を鍛えている事になり、2日連続よりもキツイ状況にあると言えます。
2日連続でやるのとは状況は違いますが、「同じ箇所に負荷をかけすぎない」とか「疲労した状態でトレーニングをやるのは良くない」みたいなのとあまり変わらない感じしませんか?
ガンガンやっていないですし、自ら進んでやっているという訳ではないですが、2日連続とその日に同じ箇所に負荷をかけるというのってあまり変わらないですよね。
なので、無理に2日連続やる必要はないですが、似たようなシチュエーションがあるということなので、2日連続で筋トレしても甚大な影響は無いと言えるかなと思います。
2日連続やったら1日は休む
とはいえ、筋トレやりすぎて、回復しなくなるのが一番まずいからそれは避けないといけないので、2日連続で筋トレしたら少なくとも中1日は間を空けるようにしましょう。
筋トレは、トレーニングはもちろんですが、食事等で筋肉を回復させて再構築することで筋肉が大きくなります。
つまり、休ませる事もトレーニングのひとつと言えるわけです。
なので、2日連続で筋トレしたら、その箇所だけでもOKですので、休息日を作りましょう。
違う言い方をすれば、2日連続で筋トレした箇所以外は鍛えてOKということです。
上半身を2日連続で筋トレしたら、次の日は少なくとも上半身は全てトレーニングは行わず脚や尻などの下半身のみとする等です。
こうすることで、2日連続で筋トレした箇所は休ませることが出来て、超回復に向けて筋肉を修復する作業に入りますから、鍛えた効果が出てきます。
無理に2日連続やらなくてよい

基本、無理したり、率先して2日連続で筋トレする必要はないということを理解しておきましょう。
基本は間を1日以上あけるのがベスト
筋トレは、トレーニングと休息がセットで考えるのが基本であり、かつ、間を1日は空けることがベストと理解しましょう。
更に言えば、トレーニングと休息とに加えて食事がセットとも言えます。
なので、繰り返しになりますが、2日連続で筋トレというのは無理して行う必要は無く、間を1日以上あける形でのトレーニング計画を立てましょう。
例えばですが、トレーニングの日は、月曜、水曜、金曜とする、などです。
2日連続で筋トレするのは、やむない時とかにしておきましょう。
どうしても2日連続になる場合に実行
上記の通り、基本は2日連続で筋トレ、特に同じ箇所を2日連続で筋トレするのはあまり良くはないのです。
よって、2日連続で筋トレをする、というよりも、そうせざるを得ないというようなタイミングで行うべきものと言えます。
例えば、仕事が立て込んでしまいそうで、今日と明日は時間が取れるけど、あさっては時間が取れない、というような場合です。
今日筋トレしたら、間隔としても中1日なので、あさって筋トレするのがベストなのは言うまでもないですね。
が、仕事の都合でどうしても時間が取れないので、それなら今日と明日筋トレしてあさっては休みにすれば良いというプランが見えてくる訳です。
2日連続筋トレは、ガンガンやりまくるのではなく、時々実行する手段として考えておけば良いかなと思います。
連続で実施しても効果が出るとは限らない
ちなみにですが、2日連続で筋トレしても、成果が早く出たりするとは限らないです。
筋トレの成果は頻度に比例したりするということはありません。
なので、常に2日連続で筋トレしていたら、通常の倍のスピードで筋肉がつくかと言われたら、答えはNOですね。
この点は、当たり前すぎることかもですが、一応頭の中に入れておいてください。
筋トレの基本(念のため&改めて)

トレーニングと休息がセット
筋トレは、ジムに行ったり、自宅で行ったり、あるいはパーソナルジム行っている人はそこでもそうですが、トレーニングと休息がセットです。
筋肉は、トレーニングした後に休息を取らせることで、筋トレで破壊した筋繊維を修復する際に成長するからです。
休息には食事も含みます。
いくら筋トレをしても、適当に食事を済ませてしまえば、効果半減と行っても良いです。
タンパク質と炭水化物を基本とし、栄養バランスの取れた食事をする事で、筋肉の修復が最適に行われます。
これらがワンサイクルなので、どれも手を抜かないようにしましょう。
食事面では、楽に最適な栄養が補給できる以下のような筋トレ弁当もあるので、参考にしてください。

長期計画で行く
2ヶ月でバッキバキになりました、とかみたいに短期でスゴイ成果を出している人も時には居ますが基本超レアだと思ってください。
筋トレ後の思いっきりパンプアップさせて更には力ませているとかいう状態ならば、バッキバキに見えるようにも写ります。
が、基本は3ヶ月くらい経過したころに、ようやくちょっと変化が見えるかなというくらいです。
筋トレは上記で少し述べましたが、筋肉を構成する筋繊維という髪の毛くらいの細さの繊維が一部切れたのを修復することで太くなるというのを繰り返します。
数回筋トレして全然太くならねえじゃんかって思うかもですが、当たり前です。
ほんのわずかに太くなるくらいですから、それを日々積み重ねていくほかありません。
いわば、毎日毎日紙を積み重ねて少しづつ高くなっていくようなイメージです。
途方もない気がしますが、逆に言えば、コツコツ積み上げていけば、ガリガリの体でも太くなっていきます。

筋トレの成果が出ない人は、休息含めてトレーニングが間違っているか、続けれていないか、どちらかです。
続けられていない人の方が多いかなという気がしますね。
長期計画で行きましょう。
まとめ:2日連続で筋トレは最低限にしておこう
まとめますと、2日連続で筋トレすることについて、特に同じ箇所を鍛えるのは最低限にしておきましょう。
言い換えると、仕事とかプライベートとか、別件でどうしても筋トレできないという事情があったりする場合にやるみたいな感じです。
筋トレは、トレーニングと休息がセットなので、基本は間を中1日空けるのがベストです。
が、スケジュール上そんなコンスタントに1日おきに出来ない事もあるので、2日連続で筋トレというのもアリと言えばアリです。
ただ、痛みがあるとか、思った以上に疲労していて、負荷がかけれない場合は無理しないでおきましょう。
上記の通り休息がセットなので、休むこともある意味トレーニングです。
2日連続で筋トレは、積極的にやらない方が良いですが、やっても大きな影響は無いと言えます。
スケジュールや体調に合わせて柔軟に対応すればOKですね。