自分に合っているなら自宅トレでいいし、ダメならジムじゃないといけないだろうし。
特に経験者の意見と、実際の自宅トレとジムでの効果の違いとか情報ないかな
こういう疑問にお答えします。
私は、以前はジムで筋トレしていましたが、最近はコロナもありますし在宅ワークなので自宅トレが中心です。
どっちも経験しているので、どっちが良いのかとか、各々のメリットデメリットが良くわかってます。
この記事を読めば、自宅での筋トレのメリットデメリットと、どういう人が自宅での筋トレ向けなのかわかります。参考にしてください。
自宅で筋トレするメリット

自宅で筋トレするメリットは、実際に経験している立場からすると以下です。
ジム代がかからない
時間のロスが少ない
雄たけびや吠えたりできる
順に見ていきましょう
ジム代がかからない
自宅で筋トレしますから、毎月のジムの月額利用料等が要らないです。
当たり前と言えば当たり前ですが、金銭的なメリットは大きいですね。
ジムの月額利用料は、ピンキリですが、平均して数千円と言う感じかと思います。
毎月数千円の違いがあるというのは、生活していて結構な額と思います。
もちろん家でやるときは、マットだとかダンベルとか買う場合もあるかと思いますので、一概にジム代分ごっそりかからないという訳ではないですが、それにしても数千円は大きいですよね。
時間のロスが少ない
主にジムに行くための時間に関して、ロスがありません。家=ジムなので、準備などの時間はほぼゼロです。
ジムに行く場合は、荷物を用意してジムに向かって着替えて・・・という過程です。
家だと、収納にあるウェアに着替えて即スタートですから、開始まで5分と言ったところでしょう。
しかしジムに行く場合だと、以下のような感じかと思います。
用意 : 5~10分
移動 : ジムの場所次第
着替え: 5~10分
上記の通り、少なくとも移動を除いても10~20分かかる計算になります。
家でやると、半分以下になる訳ですね。
何十分も変わる事は無いですが、ここでもし家から少し遠いジムとかになると、用意~トレーニング開始まで30分以上かかるなんてこともあります。
自宅で筋トレしていたら、30分あれば、2~3種目くらい終わってます。
時間のロスが少ないのが、筋トレを自宅でやる際のメリットですね。

雄たけびや吠えたりできる
何のこっちゃと思うかもですが、要は、筋トレで追い込むときに気合を入れて雄たけび上げても吠えても、迷惑かけないし、恥ずかしくも無いということです。
筋トレは追い込みが重要で、もう限界というところから1~2回頑張る事で、筋肉が成長します。
その時は本当にキツくて、歯を食いしばるとか、吠えたりすればその1回~2回できます。
でもジムとかだと、周りに人もいますし何より恥ずかしいでしょうから、雄たけびだったり吠えたりできませんよね。
自宅だと別に誰に聞かれている訳でもないですから、遠慮なく雄たけび上げながら筋トレが可能です。
最後の追い込み、いわゆる「ワンモアレップ」がやりやすい環境ということです。
この、雄たけびとか吠えるとかは、実は力を出すのに大きく関わってます。
実際、オ”ルア”ァァァァ!!!って吠えながらやるのと、そうでないのでは、持ち上がる重さが変わるという実験結果もあります。
例えばですが、陸上競技の投擲系(砲丸投げとかハンマー投げとかやり投げとか)の選手はよく雄たけび上げてますよね。
そういうことです。
自宅で筋トレするデメリット

とはいいつつも、自宅で筋トレするデメリットも存在します。
実際筋トレを続けてきて感じたデメリットは以下ですね。
負荷をかける方法が自重がほとんど
気持ちの切り替えが難しい
部屋が汗臭くなる
これも順に見ていきましょう。
負荷をかけるのが自重がほとんど
自宅での筋トレですと、自重トレーニングがメインになりますから、負荷をかけるには自重が大半になります。
もちろんダンベルとかあれば、より良い負荷をかけれます。
ジムには、マシンやダンベル、バーベルがたくさん種類あり、色々そろっています。
ある意味ジムの料金はそれを使うためみたいなところもありますね。
余程のお金が無いと、ああいったマシンを家に置くというのは難しいです。
つまり、当たり前かもですが、家だとマシンやバーベルが使えないので、それらを使って負荷をかけた筋トレが出来ないという点がデメリットになります。
印象として、そういったマシンやウェイトを使った方が筋トレとして効果的な感じもしますし実際終わった後の張り方(パンプアップ)も違う感じがあります。
気持ちの切り替えが難しい
家はリラックスするところ、プライベート空間、という無意識な思いがある方もいますから、どうしても家だと筋トレに気持ちが入らない、気持ちが切り替えれないという場合があります。
勉強とかも同じですよね。
家でガンガン勉強できる人もいれば、図書館とかカフェ行かないと集中できないとかあると思います。
あるいは仕事もですかね。
テレワークだとなんとなく集中できなくて、やっぱりオフィスに行かないと・・・という考えの方もいます
これは、自宅だと、身近にゴリゴリ生活感あるものが置いているし、視界に入るからですね。
ジムに行くと、周りは筋トレとかエクササイズしている人で、見渡す限りマシンと機器です。
そして気持ち、音楽も筋トレやエクササイズしやすい感じのBGMが流れています。
どうしてもそういう環境に影響を受けるので、それは仕方ありません。
慣れで解決する場合もありますが、どうしても家では無理という場合もありますので、その場合は乱暴な言い方ですが、お金で解決、つまりジム行きましょうということです。
部屋が汗臭くなる
これは掃除したりすれば解決する問題ではありますが、自宅で筋トレすると部屋が汗臭くなるのはデメリットです。
筋トレは汗かきますし、意外と手のひらや足の裏の汗が多く、それらが床につくので、ほんのり汗臭くなります。
ただ、そんな部屋に居られないほど汗臭くなるとかではないです。
窓やドアを閉め切って筋トレした後に一度部屋を出てもう一度入るとほんのり汗臭い・・・みたいな感じです。
しかし、ずっと続けるとにおいが染みついたりなんて可能性もあります。
窓を開けるとかで換気してやりながらとか、終わったら床をきれいにするとか、あるいはヨガマットみたいなのを敷いてその上で筋トレするなどで解決します。
ジムだと汗かいても気にしなくてOKですし、マシンはおいているタオルでふき取るとかで、そのあとのことは気にしなくて良い感じですが、自宅だとそうはいきません。
ただ、上記の通り、そんな不快なほど匂う訳ではないですし、定期的に掃除していたら問題ないレベルです。
自宅で筋トレに向いている人

自重で追い込みまくれる人
マシンとかバーベルとかを使わなくても自重トレーニングで工夫して追い込みまくれる人なら、自宅での筋トレに向いています。
ジムに行く理由の大きなもののひとつは、やはり個人では到底そろえれないマシンやウェイトを使うことができる点です。
自重だと、どうしてもほかの筋肉を使って種目をこなしてしまったりできるので、マシンやウェイトのように、ピンポイントで負荷をかけることが難しくなります。
また、体が自然に、あるいは勝手に、他の筋肉使って回数をこなしてしまうので、きつくなってきたときの負荷のかけ方が、なかなか難しいです。
なので、自重トレーニングでも、鍛えるべき筋肉をピンポイントでゴリゴリに追い込みまくれる人、つまりは自分に厳しく追い込める人は、自宅筋トレに向いてます。
効率を重視する人
自宅での筋トレは時間のロスが少ないというメリットをお伝えしましたが、効率を重視する方は、自宅筋トレが向いています。
ちょっと違う言い方(かつ、ちょっと悪い言い方かも)ですが、せっかちな方ですかね。
あるいは忙しい方です。
やり方によっては、テレワークの際の昼休み1時間で、筋トレから栄養補給までやり切れる可能性も大いにあります。
ちなみに私はこのタイプで、昼休み少し前から筋トレ開始して、13時からの仕事再開に間に合う形で筋トレと昼食をとっています。
余談ですが、昼前のリモート会議はカメラと音声をオフにしてウラで筋トレしたりしています。
急に話をフラれたりするとハアハアしているので呼吸整えるのが大変ですね(笑)
https://tacklog.net/work-about-ok/
自宅で筋トレが不向きな人

場所や雰囲気でやる気が変わる人
自宅での筋トレだとやる気が出なかったり追い込みがかけれない方は、自宅筋トレは向いていないと言えます。
悪い事ではないです。ある意味気持ちのスイッチが入るか入らないかだけですし、それは人によって違います。
だから、自宅筋トレだとスイッチが入らないという点は何もネガティブなことは無く、「それならジムに行こう」という解決策が見えてきますよね。
ちなみに私は最初はこのタイプでした。自宅だとなかなか追い込めないんですよね。
でもコロナでなかなかジムとか行きづらくなり、やむなく自宅で筋トレすることにしましたが、少し時間はかかりますが、追い込めるようになるし、やる気も出てきますよ。
ルーティン化というか、この曜日は筋トレの日、みたいに決めておくと、家でも自動的に気持ちが切り替わったりします。


自重ではうまく負荷をかけれない人
これも良い悪い一切関係ないですが、自重トレーニングでうまく負荷をかけたり追い込めたりできない方は、自宅筋トレは不向きです。
それができないと自宅でやっても効果出ないですからね。
マシンやウェイトじゃないとなかなか難しいなら、ジム行くしかないですね。
自重って難しいですし奥が深いですが、反面、うまくやらないと負荷が逃げてしまってやり損の筋トレになってしまう可能性もあります。
明らかにマシンやウェイトの方が追い込めるならば、その時は、お金かかりますがジム行きましょう。
まとめ:自宅で筋トレは向き不向きがある
まとめますと、自宅で筋トレするメリットデメリットは両方存在し、それによって、自宅で筋トレするのが向いている人、不向きな人もあります。
つまり、自宅で筋トレしても効果が出る人と、そうでない人があるということです。
【メリット】
ジム代がかからない
時間のロスが少ない
雄たけび上げたりできる
【デメリット】
負荷をかける方法が自重しかない
気持ちの切り替えが難しい
部屋が汗臭くなる
上記の通りです。
誰にも、合う合わないは必ずあります。自宅で筋トレできないのが悪いとか言うことではありません。その場合は解決策を見出せば済むことです。
あなたに合った環境で筋トレに励むことが、成果への近道です。