こうした辛い状況のあなたに、アドバイスをさせていただきます。
営業って辛い人には本当に辛くて、でも社会人だから逃げれなくて、でもこのままいくとほんとにメンタル崩壊しちゃうって言う状態だと、出来るなら今すぐにでも逃げだしたいですよね。
私も一度営業やっている中でメンタルが壊れたことありますから、良く分かりますよ。
何というか、恐怖政治や洗脳みたいな感じで、心身が壊れるの分かってるけど逃げれないみたいな心理になりますよね。
この記事では、営業やっている人がメンタル崩壊しそうになっているとき、どうしたら良いのかを経験を踏まえた対処法などをご紹介していきます。
メンタルが崩壊しそう、あるいはもう崩壊しているかもしれないと思うあなたは、是非参考にしてください。
営業やっててメンタル崩壊しそうなら
営業やってて、メンタル崩壊しそうなら、取り合えず、仕事を休みましょう。
心療内科や精神科に行って診断書もらう
とりあえず、メンタル崩壊しているかも、あるいは既に崩壊しているかもって自覚があるならば、すぐに心療内科とか精神科に行って、診断書をもらいましょう。
心療内科や精神科は予約制で、人気や有名なところはかなり先まで埋まっていることが多いので、近所の病院に何件か電話して、早く行けるところで診てもらってください。
人気や、口コミで有名なところに行きたいのは理解しますが、待っている間にもずっと営業の仕事しなくちゃいけないし、メンタル崩壊が進行しますから、早めに病院行って診断書もらった方が良いです。
メンタル崩壊しているなら恐らく色々な症状があると思います。
毎日仕事行く前にものすごく嫌な気持ちになる
仕事に行くのが不安、怖い
仕事中に過呼吸になったり強烈な不安や恐怖を感じる
思考が停まる
勝手に脳が別の事を考えてしまい、常に脳がフル回転しているような感覚がある。
一瞬記憶が飛び、意図していない事と違う事をしていることが多々ある。
手が震えたり、言葉が出てこなかったり、笑えなくなったりする
顧客との会話や上司との会話が恐怖でたまらない
家に帰ると、とめどなく涙が出る
思い当たる節、あるいは、近いものがありませんか?
なんと、全部私が経験したものです(笑)
どれも明らかに、メンタルが崩壊していると言える状態です。
すぐに病院行きましょう。
あなたが感じる症状、心の状態を言って、診断書書いてくださいと言えば、医師は書いてくれます。
診断書には以下を書いてもらうよう依頼しましょう。私も診断書を作ってもらって初めて知ったのですが、リクエストしたら書いてくれますし、逆に言わないと書いてくれないこともあります。
休職が必要な期間
休職が必要な理由
休職開始日
期間は3ヶ月~6ヶ月くらいですかね。だいたいでOKです。
この期間しか休めないという事は無く、医師から延長の診断書出してもらえれば休職は延長できますから、まずは適当に期間を書いてもらいましょう。
休職理由は何でもよいですが、必ず業務上のストレスとか、仕事の負担など、仕事によるものと書いてもらいましょう。
こうすることで傷病手当がもらえます。ウソではないですよね。営業の仕事が辛すぎてメンタル崩壊しちゃってる訳ですから。
休職開始日は1週間後とかなら手続き等できますからそれくらいでもいいですね。
すぐに休みたいと思うのであれば次の日とかでもOKです。社内の手続きは上司や人事がやってくれます(それも上司や人事の仕事です)。
会社に傷病休暇を申請
病院で診断書がもらえたら、それをもとに、会社に傷病休暇を申請します。
診断書が出ていれば、会社はそれに基づいて、社員を休ませないといけません。
医師の診断書の効力ってすごいです。
私も以前診断書出した時は、人事やら会社のメンタル専門の産業医やら、健康管理部門等から連絡が来て、すぐに手続きが始まりました。
引継ぎも出来る内容でサラっとやってすぐに休みです。
何故かと言うと、診断書出ているのに休ませていないとか、無理に引継ぎさせてるとか、手続きちゃんとしていないとかが、何かのタイミング(例えば内部監査とか)で、バレてしまうと、大変なことになるからです。
是正措置を考えて実行しろと言われるし、その後ちゃんと実行されているかまた監査されますし、時にこうした適切な対応をしていないことが公にされる場合もあるからです。
上場企業なんかは、こうなると大きく評判を落とすことになります。
信頼ガタ落ちしますから、会社はしっかり対応してくれます。
傷病手当を申請
何か月も休むとなると、給料が出なくなったりして、生活面が不安ですが、傷病手当を申請すれば大丈夫です。
上限はありますが、ざっくり、今の給料の7割弱が国や健康保険組合から支給されます。
ちょっとめんどくさいですが、全国健康保険協会のホームページに書かれています。
コチラから該当ページに行けます→全国健康保険協会へ飛ぶ
また、会社に言えば、傷病手当を申請するための書類をだしてくれますので、人事などに依頼しましょう。
傷病手当は会社が出すものではありませんから、言ってみれば会社は一円も支払わないです。
人事とか総務はこうした対応が仕事なので、会社は協力的に色々対応してくれますのでご安心ください。
転職活動やキャリアチェンジ活動開始
傷病手当の手続きが終われば、転職やキャリアチェンジのために動き出しましょう。
営業の仕事から離れられたことで、あなたのメンタルはだいぶ楽になってきていると思います。
もちろん、無理する必要は無いので、出来る範囲から、出来る状態になってから始めてみましょう。
転職活動やキャリアチェンジをおススメする理由は、今の会社に復帰すると、恐らく出世や昇給昇格はあまり望めなく、キャリア形成は終わったも同然だからです。
メンタル崩壊した社員を管理職にしたり、重要な仕事を任せたりはしません。
また、最悪は、人が足りないという事で、元居た営業の仕事に戻される可能性もあります。
しっかりとケアをして・・・という曖昧な対策を講じて元の仕事に戻されますが、結局何もしてくれないです。
自分の身は自分で守るしかありません。
なので、転職やキャリアチェンジなどで別の会社で別の仕事をすることをおすすめします。
営業はメンタル崩壊してナンボとか終わってる
令和の時代にも、「営業はメンタル崩壊してナンボだ」みたいなアホなことを言う人は実際に居ます。人として終わってます。
メンタル崩壊したら、その後の人生も崩壊の可能性
メンタル崩壊したら、その後の人生も崩壊してしまう可能性もありますから、メンタル崩壊してナンボとか言っている頭のおかしな人は無視しましょう。
あなたはこの世に1人ですし、あなたの人生はあなたのものです。
だから、あなたが壊れたら元も子もないです。
メンタル崩壊は本当に深刻なものです。
この後書いていますが、例えば代表的なうつ病だと、軽度なものでも完治まで約2年とかです。
実際、私がメンタル崩壊から軽度のうつ病になり、薬を飲まなくてもよくなり、普通に仕事出来るまで2年かかりましたから、よく分かります。
2年ですよ。しかも軽度であっても、です。
交通事故とかアスリートの怪我とかで、全治半年って聞いたら、「やべえ、大怪我やん」って思いますよね。
私の場合は軽いうつ病、すなわち軽度のメンタル崩壊で全治2年です。絶望的な気がしますよね。
重症化したら人生終わるので、本当に気を付けてください。
メンタル崩壊しても誰も助けてくれない
営業で、無理して苦労して頑張って、メンタル崩壊しても誰も治してくれませんし、誰も助けてくれません。
直属の上司は親身になって相談に乗ってくれたりしますが、治療費とか出してくれる訳ではないし、サクッと別の部署に異動させてくれる訳でもありません。
メンタル崩壊の責任を取ってくれる訳でもありません。上司が降格とか、減給とかにはなりません。
みんな、あなたの事など気にせず仕事します。誰も助けてくれません。
黙っていても分からないよって言われて、あなたが悪い、みたいになりますから、最初から自分で自分の身を守ることが重要です。
視野を広げたら、今が異常なことが分かる
営業の仕事ばっかりだったり、今の会社での仕事ばっかり見ていると世界がそれしかないみたいな感覚を持ってしまいますので、異常なのに普通って感じてしまいます。
だからこそ、メンタル崩壊しても逃げ出そうとしなかったり、これは異常だって思えないようになってしまいます。
外の世界に目を向ければ、比較出来て、異常に気付きます。
学生時代の友人、異業種交流会で知り合った人、地元の友人など色んな人から色んな仕事の話を聞いてみてください。
どう考えてもあなたの仕事がオカシイと言うことが分かってきます。
そういったツテが無いならば、別の仕事の事を聞いてみたりすると、視野を広げられるので、一度参加してみても良いと思います。
以下は、育成スクールがあり、そこで無料相談会、無料カウンセリングみたいなことをやっています。
興味本位でもよいですので、一度聞いてみてはどうでしょうか?外の世界を見る機会です。
ITエンジニア、プログラマ
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営業やっててメンタル崩壊した実体験
過剰なノルマでノイローゼ
売上はもちろんですが、アポイント件数、テレアポ件数などで過剰なノルマを課されてノイローゼになったことがあります。
毎日毎日あらゆるノルマに追われ、それを達成するために、相手の事とか一切考えず、ただひたすらノルマ完遂の為に仕事をする日々です。
営業って、顧客の課題や悩みに自社製品で解決を提案するみたいな美しいストーリーとは真反対で、売って売って売りまくれ状態です。
しかも日々のノルマ未達なら翌日にノルマ繰り越しで、「頑張りましたけどダメでした」は無く、「完遂するまでやれ」です。
病みますよね。
無理して過呼吸や涙
私は人見知りで初対面の人とか苦手で、出来るならデスクワークしたいタイプだったのですが、営業に配属されて、上記のノルマとか、新規開拓で無理して仕事を続けた結果、過呼吸に陥ったりしました。
顧客の駐車場で車から出れず、出ようと思ったら呼吸が荒くなって、走っても居ないのにスゴイ肩で息をする感じです。
明らかに異常ですよね。でもノルマがあるから無理してやらないといけないのです。
そうして無理をして1日が終わり家に帰ると、堰を切ったように、涙があふれてきます。
メンタルが限界か、もう限界を超えていたのですね。
パワハラ上司に耐えてうつ病
ノルマ未達で激詰めされて反省文を書かされて、その反省文を読む間も無く破り捨てられたり、「恥」と大きく赤で書いてデスクに放り投げられたりして、ガマンしていたのですが、限界を超えてうつ病と診断されました。
幸い軽度でしたが、それでも前述の通り、全治まで2年かかりました。
悪かったのが、何をされても「これは俺が悪いんだ」「これは指導のうち。怒られているうちが華。」と、明らかに自分にウソをついて耐え続けたことが原因で、医師からもそう言われました。
営業はパワハラ系が多いので、こうした必要以上の我慢、理不尽への無理な耐えをすると、メンタル崩壊します。
おかしいと思ったら、それ以上無理しないでください。
まとめ
営業はメンタル崩壊しやすいので、おかしい、無理だ、辛い、辞めたいと思ったら早めにその場から離れ、仕事も別の仕事をするように動き出した方が良いです。
軽い状態ならよいですが、メンタル崩壊が進むと、本当に将来立ち直れなくなり、働くことさえままならない状態になります。
多少甘えだとか、忍耐無さすぎとか言われてもいいですから、あなた自身がオカシイと思ったら、まず崩壊したメンタルを治すために休みましょう。
その上で、営業から逃げる選択肢を検討して下さい。
早すぎても悪いことは無いです。
すぎるとメンタル崩壊は悪い事しかありません。遅ければ遅いほど、悪い事態になります。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。