営業の嫌な事

人付き合いが嫌いなのに営業はしんどすぎる[打開策は〇〇]

人付き合い嫌いなのに、営業やるのはしんどいし、辛い。

 

こうしたお悩みにお答えします。

 

人付き合いが嫌いな人は、そもそも営業を希望しませんが、営業をやらざるを得ないこともあります。

 

これまで、人付き合いを最低限と言うか、自分と合う人たちに限ってきたため、営業と言う、人脈を広げる仕事は、かなりの苦痛を伴いますよね。

 

私もその気持ちはよく理解できます。

 

営業になって、一番辛いのは、とにかく人脈を広く深く構築していかねばならなかったことです。しんどいし、苦痛でした。

 

この記事では、そんな、人付き合いが嫌いな人が営業の仕事で苦労することを理解しつつ、どうやってその状況を打破できるかを解説していきます。

 

では、行きましょう。

 

 

 

人付き合いが嫌いなのに営業はしんどすぎる

人付き合いが嫌いなのに仲良くなるのが仕事

人付き合いが嫌いなのに、仲良くなるのが営業の仕事である点は、苦痛でしかないですよね。

 

営業は、自社の製品やサービスを売り込み、契約することと思われがちですが、正直それはメインでは無いです。

 

メインは、「顧客と仲良くなる事」です。

 

世の中にある製品やサービスで、競合との差別化が完璧で自社にしかできない、とか、世界でわが社しかできません、というものは、正直、ありません。

 

なので、世の中の営業の多くは、顧客と仲良くなることで、案件を作り出し、契約に至っているのです。

 

A社の製品はこういった点でB社より優れている・・・というようなのは、後付けです。

 

どうやって選定したのか?何が良いのか?などという社内向けの説明は、いかようにでもできるのです。

 

なので、自社の製品というよりも、営業としていかに気に入ってもらえるか、仲良くなってもらえるか、相手の懐に入れるかが、ある意味全てと言えます。

 

だから、仲良くなるのが営業の仕事と言う訳です。

 

しかい、人付き合いが嫌いなあなたにとっては、顧客と言う完全に他人で仕事でしか付き合わない人と仲良くなり、その関係を維持するのは、正直、めちゃくちゃ苦痛なはずです。

 

そんな事したくないし、これまでしてこなかったから。特定の本当に仲良く出来る人とだけ付き合ってきたからですね。

 

それが悪い訳ではないです。

 

性格ですからどうしようもありません。

 

 

 

苦手なタイプでも我慢

人付き合いが嫌いな人にとって、苦手なタイプの人と仲良くなるのは苦痛を通り越して地獄です。

 

人付き合いが嫌いなので、基本は、性格や価値観が合う人じゃないと、仲良くなれません。

 

しかし、営業やっていると、苦手なタイプの人や、生理的に合わない人とも仲良くならないといけません。

 

それが営業としての仕事だからです。

 

特に、大きなプロジェクトの契約を勝ち取るためとか、勝ち取った後にそのプロジェクトを成功させるためには、仲の良さと言うのが必須です。

 

友達同士かよって思いますが、一定のルールがあるだけで、本当に友達同士みたいな感じになることが、営業には求められます。

 

その方が、本音を言えるし、問題が起こっても一体感があるから解決できるのです。

 

営業は、苦手なタイプの人とも仲良くなる関係を作っていかないといけませんから、しんどくてたまりません。

 

 

 

営業=人好きという間違った理解

営業は人好き、誰とでも仲良くなれる、難しい性格の人を攻略できるみたいに思われていますが、それは誤解です。

 

人嫌いな営業だっています。以前の私のように。

 

私は、かなり人の好き嫌いがあり、しかもそれが最初の印象やフィーリングで決まってしまうタイプです。

 

会話が弾まないとか、キレのある返しが出来ないとか、話が続くように必死にネタを探すとか、そんな自然に接することが出来ない相手とは、距離を置いてしまったり苦手意識を持ってしまったりと言う感じです。

 

友達多く作りたいとか、交友関係増やしたいとか、誰とでも仲良くなれるとか、全くありません。

 

むしろ、フィーリングが合う数少ない人とだけ付き合っていきたい、何なら一人で過ごす方が楽でいい、くらいの性格です。

 

こんな感じで、顧客含めて深く人間関係作れない、作りたくないタイプでも、何故か営業をやらされることはあります。

 

営業=人好き、なんてことはありません。

 

だからこそ、希望していない営業に配属されて、顧客との人間関係やリレーション構築に苦労し、悩み、嫌になるのです。

 

 

 

 

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人付き合いが嫌いな人が私が辛かった営業の仕事

顧客と仲良くなる事

顧客と何でも言えるような、仲良くなることは私にとって苦痛でした。

 

そもそも、そんな仲良くなりたくないです。

 

顧客とは、仕事の関係だけにとどめておきたいタイプです。

 

しかし、上司からは、接待やゴルフで親密になれとか、頻繁に訪問して仲良くなれとか、面倒くさい指示が来ます。

 

だいたいは無視しますが、かなり上の方から指示が来ると、さすがにやらないといけません。

 

それが苦痛で仕方ありませんでした。

 

何なら、出来るだけ顧客のところへも行きたくないという感じです。営業なのに、って感じですよね。

 

でもそのくらい、私にとって営業という仕事は苦痛だったんです。

 

しかし、その営業を続けることしか道が無いという絶望にも似た気持ちで日々を過ごしていたのです。

 

苦行ですね。

 

あなたはそうならないようにしてください。

 

 

接待など仕事後に関わる事

顧客と仲良くなる事の一部と言えますし、すでに先に述べていますが、接待など、仕事後(定時後)に顧客と仲良くなるための仕事は苦痛でした。

 

お酒の勢いでハメが少し外れますし、説教じみた事をごちゃごちゃ言われたり、何なら酒の勢いでキレられたりします。

 

私にとっては、逆に、これ以上深く関わりたくないと思うようなマイナス印象しか持たなくなるくらい、嫌な仕事でした。

 

同じ釜の飯を食うというのは、確かに万国共通で、仲良くなれます。

 

しかし私はそもそも人付き合いが嫌いなので、仲良くなりたくないのです。

 

この時点で既に接待が苦痛な仕事になります。

 

接待自体もめんどくさいし、プライベートを犠牲にするので嫌いな仕事です。

 

また、プロジェクトがうまく行かないときも、「ガス抜き」と言って、そうした宴会の場を作ます。

 

ここで不満をぶちまけてもらうことで、腹を割って話せるみたいな間柄になり、仲良くなれるのですが、私にとってはただの拷問です。

 

しかも、私が何かミスをしたり問題を起こした訳ではないのに、その不満の矛先になるのです。

 

終わってますね。ストレスフルですし。

 

今思い出しても苦痛です。

 

 

 

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何かと理由をつけて継続的にアポを取る事

相手に迷惑をかけたり、嫌がられたり、避けられたりするのが嫌なので、そもそも嫌がられるアポイントを継続的に取る事は、かなり苦痛でした。

 

あなたも、営業電話がかかってきたら、うっとおしいって思いますよね。

 

営業のメールが来たら、無視しますよね。

 

仮に取引合っても、何回もアポ取ってきたらイラつきますね。

 

営業の仕事として当たり前と言えばそれまでですが、営業の仕事なんて望んでいなくて、でもやらざるを得ないから、やっていただけです。

 

キーマンと呼ばれる人とは、仲良くしておかないと売上ノルマに大きく影響するからですね。

 

また、役員など上層部の人たちは、決裁権限はもちろん、鶴の一声で一気にビジネスが無くなったり予算が激減したりと言う事もあり、これも売上ノルマに大きく影響するので、仲良くしておかねばなりません。

 

苦痛でした。極めて苦痛でした。

 

なので、最低限の事しかやりませんでした。

 

 

知らない人と仲良くならないといけない事

営業をやっていると、必ずあるのが新規開拓で、全く知らない人と面識を持ち、何度も訪問し、仲良くならないといけません。

 

人付き合いが嫌いな私にとって、見ず知らずの人にコンタクトを取り、関係を深めて仲良くなるのはしんどいです。

 

ある程度、波長やフィーリングが合う人なら良いですが、なんとなく合わないとか、私がそう思ってしまったら、もうそれ以降は苦痛でした。

 

出来るだけ人付き合いを減らしたいのに、営業という仕事では逆で、とにかく人付き合いを増やして人間関係を広げていかねばならないのです。

 

超しんどいですね。

 

 

 

社内の人とも飲み会等で仲良くしないといけない

これまでは顧客と仲良くなる事について書いてきましたが、それだけでは無く、自社のメンバーとも仲良くしなければいけません。

 

社内の飲み会に顔を出したりしなくてはなりません。

 

人付き合いを減らしたいのに、これも逆ですね。

 

確かに、仕事はチームします。そのため、多くの人が関わりますから、仲良くなることは重要なのですが、必要以上に深い人付き合いをしたくはないです。

 

私としては、普通に仕事として人付き合いをするだけで済ませたいので、文字通り、仕事上の付き合いで終わらせたいのです。

 

しかし、飲み会なんて元々嫌いなのに、プロジェクトメンバーの親睦とか、お疲れ様会とかを、企画しろと上司から言われるのです。

 

プライベート削られるし、社内の飲み会なので経費使えませんから自腹です。

 

終わってますね。

 

プライベート犠牲にして自腹切って、苦痛を味わうという、最悪なコンボでした。

 

 

 

人付き合いが嫌いでも売上ノルマ達成できる

人付き合いしなくても成果は出せる

人付き合いが嫌いなら、しなくても、営業としての成果は出せます。

 

実際私がそうでした。

 

 

社内の飲み会は基本的に行かない

 

接待は、めったにやらない(上層部から指示があるときだけ)

 

接待ゴルフなんて、もっとやらない

 

必要以上に仲良くならない

 

こんな感じでしたが、売上ノルマは達成していましたし、直近ですと以下の表彰を受けました。

 

アジア太平洋地域でナンバーワン

 

会社の役員から表彰

 

大きな案件を、競合からひっくり返しましたが、その時も、接待ゼロでフルリモート(コロナもありましたが・・・)でした。

 

人付き合いが嫌いなら、しなくてよくて、それでもそれなりに成果は出せます。

 

 

 

苦痛を感じるなら、辞めても良い

とはいえ、営業は、人付き合いをいかにたくさん、そして良くしていくかが仕事です。

 

売り込みが仕事ではないです。

 

その人付き合いが嫌で、苦痛をともなうくらいなら、辞めても、全然良いです。

 

私は、苦痛をともないまずが、もうこの道しか生きていく道は無いと諦め半分だったので、苦痛を感じつつも営業の仕事を続けてました。

 

もっと早く、ドロップアウトする道と手段があるなら、もっと早くドロップアウトしたかったと、強く思います。

 

転職活動でも、求人は、営業として即戦力を求めますというのばかりでしたので、もう営業としてサラリーマンの生涯を終えるしかないのかなと絶望したこともあります。

 

しかし、営業からドロップアウトする道はありますし、苦痛を感じつつ仕事を続けることは、最悪、メンタル崩壊します。

 

そうなったら、数年単位で復帰できなくなります。キャリアアップとか年収アップとか言っている場合ではなくなり、どうやって生きるかみたいな話になります。

 

営業の仕事で人生を潰されないようにするためにも、強い苦痛を感じているなら、辞めることも選択肢として持ってください。

 

以下に、営業を辞めたいと思った人向けのネクストキャリアをまとめてみましたので、参考にしてください。

 

楽していいのです。

 

 

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まとめ

まとめますと、人付き合いが嫌いな場合、営業の仕事は殆どが苦痛です。

 

知らない人、苦手な人、社内、社外関係なく、様々なタイプの人と良い人間関係を築き上げていかねばならない仕事だからです。

 

好かれる仕事、とでも言いましょうか。

 

外ヅラよくして、仲良くしないといけないのです。

 

売り込みとかではなく、そうした人付き合いが、営業の全てと言っても過言ではないです。

 

仲良くならなくても成果は上げられますが、苦痛を伴う場合は、病む可能性もあるので、辛いなと思うならば、辞める選択肢も全然アリです。

 

自分に正直に、楽な働き方が出来るように判断すれば、人生は楽になりますよ。

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。