こうしたお悩みにお答えします。
飛び込み営業は本当に辛いですよね。意味あるのかこれ?とか思いますよね。時には自分の存在意義とか存在価値すら疑いたくなるようなこともあります。
私も、飛び込み営業の経験はありますが、飛び込む前に足がすくむし、緊張で手が震えて過呼吸気味になるし、意を決しないと飛び込めなくて、それがもう辛くて辛くて、でもそれでもやらないといけないというのは、言い過ぎかもですが生き地獄でした。
そんな飛び込み営業が辛い人のためにこの記事を書きました。
飛び込み営業の無い世界に行きましょう。そのための策をご紹介します。
そんな辛いことに、あなたの人生の時間を割くのではなく、もっと有益で有意義で辛くない事に使えるようになっていきましょう。
飛び込み営業が辛い[大半がそう思っている]
断られて嫌われるという最悪な仕事
飛び込み営業が辛いひとつの理由は、その仕事の成果が、何ひとつ、プラスなことを生み出さないものです。
基本的に、飛び込み営業した結果は、断られます。それだけでは無く嫌われます。
あなたも思い出してみたら、お分かり頂けると思いますが、例えば家のインターホンが鳴って、「新聞取ってください」とか「○○のご紹介で、来ました」とか「近所を挨拶で回っていまして」と言われると、一瞬で断りますよね。
「要りません」
の一言で、話を聞くまでも無くインターホンをガチャ切りしますよね。
時には、話す事もなく、インターホンのカメラ越しに怪しいスーツ着たヤツが居たら、無視して出ないという事もあると思います。
こんな感じで、基本的に飛び込み営業したところで、断られるし嫌われるしで、何も良い事ありません。
そんな事、自ら進んでやりたくないですよね。
飛び込み営業やっている人は、みんな上司や先輩から「飛び込み営業いってこい」みたいな感じで、無理やりやらされています。
それにもかかわらず、マイナスと辛い気持ちしか生み出さない飛び込み営業は、最悪な仕事です。
打率がめちゃくちゃ悪い
飛び込み営業は打率が非常に悪いです。
打率で表せば、「1分」行けば良い方です。「イチブ」です。
プロ野球で、3割3分1厘とかよく言いますよね。あれの「1分」です。
1分というのは、1/100という意味です。
つまり、100回飛び込んで営業しても、1回成功するかしないかくらいの割合です。
私も数えきれないくらい飛び込み営業しましたが、基本的に、商談化することはありませんでした。
法人営業だったので、まだ個人よりは話を聞いてくれる確率が上がりますが、それでも基本は門前払いで、100回飛び込んで3~4回くらいは話聞いてもらえる確率です。
めちゃいい人だったりすると、また今後来て、と言って帰されて、次の機会にようやく話し聞いてもらえる感じです。
しかし、上記の通り、飛び込み営業で、商談化して売れた経験は一度もありません。
帰れと罵倒されたり、名乗っても居ないのに「要りません」と断られたり、アポが無いならお引き取り下さいと、みんな見ている前で帰らされたりという感じで、プラスが一切ありませんでした。
辛い経験とトラウマのみ、得た感じです。
ノルマのために卑劣な手を使うようになる
飛び込み営業をやっていると、卑劣な手を使うようになり、そんな自分が嫌になります。
飛び込み営業の件数自体もノルマがありますが、その先には売上と言うノルマがあります。
そのために、なかなか卑劣な手を使い始めてしまいます。
例えば、個人宅への飛び込みによく使われますが、「宅配便です」とか「水道料金の件です」とか、明らかにウソを言って、ドアを開けさせたりするのです。
ドアを開けさせるのがまず第一関門なので、どんな手を使ってでもドアを開けさせるテクニックと言うか、ウソと言うか、みたいなやり方です。
どんなことをしてでも最初の関門を超えようとするなかなか卑劣な行為です。
また、法人営業の場合でも、例えば、呼び出す内線電話とかで、わざと馴れ馴れしい感じの話し方で「部長います?」みたいな感じで聞きます。
そうすると、時々「○○は不在です」という感じで返事があるので、そうすると知らない部長の名前をゲットできますので、次回以降、「○○部長います?」という感じでいかにも知り合いみたいな感じで呼び出せる可能性が出てきます。
相手の部長も「なんで名前知っているんだ?でも名前知っているってことはどこかで会っているんだよな・・・」と考え、まず会うようになってくれます。
テクニックと言えばテクニックですが、ウソやハッタリと言う言い方もできるような内容ですよね。
卑劣と言うと言い過ぎかもしれませんが、飛び込み営業をやっていると、こういう悪知恵みたいなのが身についてしまします。
ふとした瞬間に、そんなことをしている自分の事がものすごく嫌になりますし、良心が痛みます。
それでも、やらなきゃいけなくなってしまいます。
慣れとかモチベとか考え方ではどうにもならない
よく、飛び込み営業は、こうしたら良いとか、こうしたら楽しくなる、モチベーションが上がるとか色々情報がありますが、正直、どれも無理と言うか、言うは易く行うは難しです。
そんなので飛び込み営業のつらさが軽減出来るはずありません。
効率が上がる訳がありません。
モチベーションが上がる訳がありません。
確かに、仕事に対して真摯に取り組み、常に改善をしながら試行錯誤していくのは良い事ですし、それで良い結果が生まれれば、モチベーションも上がります。
しかし、飛び込み営業そのもののイメージや打率を考えても、そんな情報で色々と改善出来たら、そんな楽な事はありません。
なので、色んな情報をもとに、あれこれ試してみても、結果的には大きく変わらないので、つらいという事であれば、根本的な解決手段が必要になります。
飛び込み営業は辛いのに存在し続ける理由
若手を鍛えるという根拠不明の精神論
よく聞くのが、誰もが通る道、みたいな根拠不明の精神論と言う感じで生き残っているものです。
飛び込んで断られて、それでもめげずに次にどう改善していくか、みたいなことで、若手は鍛えられていくのだ、みたいな感じです。
いわばOJT(On the Job Training)です。
しかしこれは、全く持って根拠不明であり、こじつけと言うか、無理やり感もいいところです。
飛び込み→断られる→断られない方法を考える→飛び込む→断られる、という負の無限ループしか起こりません。
もし運よく話を聞いてもらえるヒットが生まれたとしても、それは断られない方法を考えたのではなく、確率論からくる偶然です。
また、そうした飛び込み営業の経験がベースとなって、成長していくのだ、とかも良く聞きますが、こんなベースなら無い方がマシです。
こうした精神論が根強く残っている事から、飛び込み営業の生き残っていく訳です。
打率が高いという間違った理解
飛び込み営業は、直接顧客に赴くのだから、効率的だ、みたいな勘違い野郎もたくさん居ます。
前述の通りですが、飛び込み営業の効率は非常に悪いです。1%くらいじゃないでしょうか。
基本的に断られることが前提と言うか当たり前の世界なので、非効率です。
テクニックや、時にウソを駆使して飛び込み営業すると少しは確率が上がりますが、それでも社会人として疑問符がつくやり方です。
実際のところは、私の経験からしても、飛び込み営業から商談に至る確率はゼロに等しいです。
しいて言うなら、飛び込み営業で次にまた訪問出来る機会を得た場合に、商談まで至る可能性がある、と言う感じなので、飛び込み営業からの商談化は果てしない道のりと、限りなくゼロに近いヒット率と言うのが実態です。
当たって砕けろ玉砕営業
これも、ある意味若手を鍛えるというところにつながるのかもですが、当たって砕けろと言う感じの玉砕営業と言う事で、ある意味仕事の一環として生き残っています。
こんな感じで、ヒット率がかなり低いので、断られることに慣れる事で、今後のハードな商談に生きてくる、みたいな全く論理的ではない思考に基づくものです。
ヒット率が低いんだから、ある意味、断られて嫌われることに慣れておけば、今後の仕事にそれが経験として生きてくるみたいな感じですかね。
全く意味ないですし、そんな、断られて嫌われる事に慣れろって、どんな営業の仕事しているんだって感じですね。
確かに、鍛えるという意味では良いのかもですが、営業の仕事に対して苦痛を感じている人にとっては、生き地獄です。
こうした玉砕営業が、未だに経験として重要という間違った理解が存在するので、飛び込み営業は無くならないのです。
飛び込み営業が辛いあなたへの提案
営業の仕事に見切りをつけましょう
荒っぽいアドバイスと言うか提案ですが、営業の仕事に見切りつけた方が良いです。
営業の仕事をしている限り、飛び込む営業を完全に無くすことは不可能です。
例えば、まず間違いなく飛び込み営業が無いと言える製品やサービスを扱っていても、社長とか上層部から「飛び込め」みたいなお達しが出ると、飛び込み営業が始まります。
可能性としては低いですが、飛び込み営業件数がノルマとして課されるみたいなことも起こりえます。
ちょっとシチュエーション違いますが、私は実際そんな経験しました。
私の場合は営業支店の異動によって、飛び込み営業しなくちゃいけない状況になりました。
それまでは、アポを取って営業していましたが、異動先では、新規開拓と言って、取引先を増やさないといけなかったのです。
取引先が無い→連絡先を知らない→飛び込む という風になります。
前述のように、飛び込み営業が未だに、立派な営業手法のひとつとしてあるので、営業の仕事をしている限り、飛び込み営業が必要になりシチュエーションがあります。
なので、転職するなら営業以外の仕事を探しましょう。
リクナビとかマイナビとかの大手に加えて、リクルート運営の就職shopなどの第二新卒等向けのエージェントも活用することで、広く、営業以外の仕事を紹介してもらえるようになります。
飛び込み営業の無い世界、でも営業の経験が活きる仕事
飛び込み営業が辛くて嫌であれば、営業の経験が活かせるWebマーケティングの仕事を目指してみてください。
急にWebマーケティングの仕事を、と言われても驚くと思いますから、まずは情報収集から開始する感じで全く問題無いです。
あなたに合う合わないもありますし、出来る出来ないとかもありますから、まずは選択肢として検討するレベルで構いません。
情報収集は、以下のWebマーケティングスクールの無料カウンセリングや無料相談からスタートしてみてください。
未経験から経験者になれる&コスパが良い「ワナビーアカデミー」
未経験特化カリキュラムで転職保証もありの「マケキャン by DMM.com」
どちらも未経験からWebマーケティングの仕事に就くための育成スクールですから、あなたの情報収集にはまずぴったりです。
無料カウンセリングや無料相談に参加しても、スクールに入会しなくても全く問題ないですし、何か支払いを要求されるとかもありません。
安心してエントリー出来ますよね。
転職だと、結構、即戦力と言う事で営業の求人多いかもなので、その場合は自力でスキルを身に着けてキャリアを変えて構築していくほかないです。
Webマーケティングは、あなたが嫌で嫌で仕方のない飛び込み営業なんか一切ありませんよ。
私もWebマーケティングの仕事していますが、飛び込みどころか営業電話、営業メールなんてのもしません。
Webマーケティングの仕事に就ければ、間違いなく飛び込み営業は無くなります。
まとめ:飛び込み営業がつらい時は見切りをつける
まとめますと、飛び込み営業がつらいときは、営業という仕事に見切りをつけ、別の職種で仕事を探しましょう。
飛び込み営業は、未だに色々な理由、しかも全く論理的ではない精神論と、良く分からない鍛錬法のひとつと言う感じで、生き残っています。
飛び込み営業がつらいという事であれば、営業の仕事に見切りをつけて別の道に進むことで、飛び込み営業から身を引くことができます。
身を引くための選択肢は色々あります。
飛び込み営業という、つらいだけではなく、マイナスな事しか得られない仕事から離れ、快適な社会人ライフを過ごせるようにしていきましょう。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。