こうしたお悩みにお答えします。
これだけハラスメントに対して厳しい措置が取られていても、まだまだハラスメントは無くなりません。
社内だけの問題かと思いきや、盲点に近いですが、客からのハラスメントは表に出てこないですが、多発してます。
ウザいですよね。なんだてめえってはらわた煮えくりかえる思いですが、でも、取引先だし言えないというイライラするシチュエーションかと思います。
私も客からのハラスメントは数えきれない受けてきましたが、ムカつくだけで何も得ません。
この記事ではそんな私の経験も踏まえて、客からのハラスメントへの対処法をご紹介していきます。
参考になれば嬉しいです。
では行きましょう。

客からのハラスメントの対処法

担当を変えてもらう
まず一番手っ取り早い方法ですが、担当を変えてもらうことです。
担当を変えることは、会社にとっても朝飯前のことなので、何も問題ありません。
部長や課長の裁量くらいで出来ますので、短期間で実行してもらうことが可能です。
顧客から不満があり、「担当を変えろ」と言ってくることも多々ありますから、ビジネス面でも全く営業無いので、客からハラスメントを受けた場合は、まず担当交代を上司に依頼しましょう。
失礼ながら、あなたじゃないとその会社の担当は出来ない、それくらいの売上を出すことはできない、ということは無いはずです。
多少の引継ぎは必要ですが、同じくらいのスキルレベルや、社内の格付けであれば、他の誰がやっても大きな影響は無いです。
すぐに上司に依頼しましょう。
営業から異動させてもらう
しかし、担当を交代しても、今度は交代した先で、ハラスメントを受けることがあります。
世の中、本当にいろんな人が居ます。
私も営業を長く経験してきた中で、本当にそう思います。
未だに昭和のハラスメントを当たり前のようにやってくる人は、多数います。
なので、客からのハラスメントを受けてしまったことをきっかけに、担当を変えてもらっても、今度は別の担当の客からハラスメントを受けてしまうという可能性もあり得ます。
実際私も、ある客からハラスメントを受けたことがあります。
あるシステムの契約が切れてしまうと使えなくなるので、更新を幾度となくアラート出したのに更新せずに使えなくなって、「どうなってんだバカヤロー!」とブチ切れられたことがあります。
こんな客は相手に出来ないという事で、変えてもらいましたが、別の客からハラスメントを受けました。
こちらの提案や回答に否定するだけで、別案を出したりしないのです。
依頼を受けて回答しても、「その回答は受け入れられない」とか言って突っぱねられて全く話が前に進まず、プロジェクト開始が遅れたら、お前らのせいだとののしられました。
思い出せばキリがないですが、こうしたハラスメントをする客は、どの会社にも必ず居ます。
特に、委託元(=金を払う立場)は、強く出る傾向があるので、必ずハラスメント野郎が出現します。
営業からの異動も視野に入れましょう。


異動が無理そうなら自力で営業から離れる
営業から異動させてもらえない可能性もありますので、あなたとして営業から離れたいと思うのであれば、自力でそうしましょう。
異動は、実現するまでに結構な時間がかかることが多いです。
余程の事が無い限り、半年や1年くらいの期間を見ておいた方が良いです。
かなり長いですよね。そんな長く客からのハラスメントに耐えなきゃいけないとなると、つらすぎますよね。
そもそも異動が実現しない可能性もあり、結構な確率で実現しません。
その場合は、自力で営業から離れる手段を実行しましょう。
手段はいくつもありますので、安心してください。

まず転職です。
一般的なエージェントに相談するのも良いですが、あなたは営業の即戦力として扱われる可能性がありますから、その点は注意です。
なので、一般的なエージェントに加えて、デジタルセールス特化の転職も選択肢にのひとつとして持ってください。
デジタルセールスは、リモートセールスやカスタマーサポート等の仕事なので、ハラスメントを受けるようなシチュエーションがありません。
例えばリモートセールスなら仮にハラスメントを受けたとしても、ほっとけばよいです。一般的な営業と違い、仲良くしたり人間関係を構築する必要が無いからです。
営業の経験を活かせつつ、営業のめんどくさい事や嫌な事、辛い事はだいたい抜かれたのがデジタルセールスです。

もうひとつはWebマーケティングですね。
マーケティング担当者の多くは営業の経験がないのであなたの経験は活きます。
異業種からのキャリアチェンジをサポートしてくれるサービスもありますので、是非こちらも選択肢として持ってみてください。

客からのハラスメントは無くならない

それが客にとって当たり前になっている[恐怖]
客にとって、あなたのような営業マンにハラスメント的な事をするのが、当たり前になってしまっているので、無くなりません。
冷静に考えると異常ですね。
しかも、客の立場からすれば、それはハラスメントではない認識でいるので、これまた厄介です。
これまで誰に注意されるでもなく、あなたの会社からも指摘することも無かったので、ダメなこと、ハラスメントだという認識は全く無いです。
また、あれやこれやと無理な依頼をしたり、高圧的な態度で値引きや不必要な成果を求めたり、時に契約に無い事を無理に依頼するというようなこともあったでしょう。
今後も必ず起こりえます。
それが客にとって、当たり前であり、これまでもやってきたことだからです。
客と接する営業である限り起こりうる
先に少し述べてしまっておりますが、営業という仕事をしている限り、客からのハラスメントを受ける可能性があります。
営業の仕事をしている限り、そのリスクは常につきまといます。
そのため、客からのハラスメントを無くすことはできないのです。
よって、私は本記事の中で、本当に客からのハラスメントが嫌でつらいならば、営業という仕事自体から離れる事を提案しているのです。
客からのハラスメントは営業である限り耐えるのみ

ストレスでつぶれるので耐えない事
営業の仕事をしていると、客からのハラスメントは、耐えるのみですので、そのままだと心身ともに潰れます。
営業は、売上ノルマ達成が至上命題です。
大口顧客や大型案件のある顧客は、そうしたハラスメント的な事があったとしても耐えなければなりません。
上司に相談してもすぐには対応してくれるかどうか、分かりません。売上優先ですからね。
それ本当にハラスメントか?という事になり、その程度を耐えれなくてどうするんだ?みたいなことを言われます。
確かにハラスメントは、線引きが難しいです。何でもかんでもハラスメントにされたら会話もマトモに出来ません。
そのため、営業は、泣き寝入りに近い事をしなくてはならないのです。
こうなると、ただ耐える事しかできなくなり、ストレスで、心身が潰れます。
そうならないためにも、担当交代がダメなら異動、異動がダメなら退職&転職というように、自力で状況を変える動きを色々する必要があるのです。
強いストレスを感じるなら逃げよう
そもそも、強いストレスを感じた時点で、逃げる事を考えた方が良いです。
考え方を変える、あなたの理解を変える、マインドを変えるなど、色々な対策がネット上にはありますが、正直どれもめちゃくちゃ難易度が高いです。
人間、これまで生きて来て感じた事などから作られた性格や価値観は、簡単に変えることはできません。
なので、客からのハラスメントをあなたの中で消化することは難しいです。
相手の立場に立って考えてみると楽になる
ああまた言ってるなあと受け流す
この人は可哀そうだと思い、憐みの目で見る
こんな感じの対策を見ますが、どれも大変難しいです。
というか、ほぼ無理です。
仮に、あなたが努力して上記のような事を消化できるマインドチェンジが出来たとしても、内面ではストレス溜まってきている可能性があります。
本能というか、生まれ持った性格、これまで生きてきた価値観がグルッと変わることはなかなか無いです。
表向きはうまく対処できるようになっても、内面はそうなっていない可能性があります。
無理に対処することは、禁物なのです。
まとめ
まとめますと、客からのハラスメントに対する対処法としては、あなたがその客から離れることです。
担当を変えてもらうのが一番手っ取り早いですが、営業である以上、別の客からもハラスメントを受ける可能性があります。
思った以上に変わった人は社会に多く、こうしたイキった人は多数います。
なので、営業から離れる、つまり、転職やキャリアチェンジも視野に入れ、選択肢として考えてみることがおススメです。
相手が客だけに、改善すること、つまりハラスメントが無くなることは期待できませんので、あなたの力で、仕事を変えて、ストレスから解放されましょう。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。