こうしたお悩みにお答えします。
営業は、顧客に嫌われたり、そもそも営業と言う仕事自体が嫌われているということは聞きますが、社内からもウザいと思われているというケースもあります。
実際私も営業を経験してきて、普通にやるべきこと、自分のミッションを遂行しているのに、ウザがられるということが結構ありました。
なんなんだよってイラつきますが、それが事実です。
営業は、内からも外からも嫌われる宿命とでもいいましょうか。
この記事では、営業はウザいと社内で思われている点について解説していきます。
どうすればその問題を解決できるのかも解説していますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
かなりぶっ飛んだ解決方法ですが、経験に基づいた本質を見極めた上でのものなので、有益と思います。
営業はうざいと社内で思われる理由
仕事を増やすヤツと思われる
営業はウザいという風に社内で思われる理由としては、余計な仕事が増えるから、つまり仕事を増やすヤツ、と言うのが一番多いです。
一生懸命、顧客にセールスして、接待して、必死こいて取ってきた仕事なのに、「仕事増やすんじゃねえよ」とか、言われます。
営業は、最前線で、仕事を取って来るのが使命なのに、それを全うすると、ウザいと言われるのです。
つらいですし、何だか納得いかないですよね。
でもそれが現実です。
売上ノルマの為に、無理難題を強いる
売上ノルマの為に、色々と無理を強いるので、ウザイと思われてしまいます。
例えば以下です。私もやったことあるものばかりです。
こうした無理強いをしてまで売上ノルマ達成をしなくてはいけないのが、相手に悪いのは分かっていても上司からの指示でやらなくてはいけないのが苦痛で、営業を辞めた理由でもあります。
納品を間に合わせるためにプロジェクトメンバーに徹夜や土日出勤を強いた
納品を間に合わせるために、物流や調達に残業を強いた
超タイト日程で提案が必要になり、プリセールスチームに、他の仕事を放棄させた
残業ありきでプロジェクトを受注させる
どれも、逆の立場だったら、「は?ふざけんなよ」って思うものばかりですね。
しかし、売上ノルマを盾に、どれも無理を強いる事になります。
この売上ノルマと言うのは、あなた個人でもありますが、課や部などの組織としての売上ノルマもありますので、課長や部長からも強力な(超ウザい?)後押しがあります。
よって、依頼された側は、基本はNoとは言えないのです。
「アイツ、いつも売上ノルマや上司からの後押しでこちらに無理強いしやがって」と言う風に思われます。
表向きは仕事と割り切って対応してますが、裏でははらわた煮えくり返ってるのです。
そんな風に思われて毎日仕事するのは苦痛ですよね。
丸投げすることが多い
営業は仕事を取ってきても丸投げする事が多いです、と言うか結構それです。
例えば今私が働いている会社は、法人向けのシステムやソフトウェアを売る会社ですが、法人向けのシステムは、ハッキリ言って作るに際して営業は何もできません。
契約結ぶだけと言っても過言ではないです。
どのくらいの費用か見積もるのもエンジニアじゃないと分かりません。営業が実際にシステムを作る事が無いので、どのくらいの費用です、とか言うのは全く分からないんですね。
さらに、契約出来たらその内容で、システムを作るのも、エンジニアの仕事です。
営業は何もできません。
文字通り丸投げです。
営業が何も出来ないのはエンジニアチームも知っているのですが、実際、何もしないのを目の当たりにすると、「なんで俺たちは必至こいて対応してるのにアイツは何もやらないんだ」というマインドになります。
こうしてウザがられるのです。
仕事を取ることが偉いと勘違いしている
営業は、顧客と最前線で日々戦っていますが、それが偉いと勘違いしている人が多いので、ウザいと思われてしまいます。
仕事を取って来る=売上に最も貢献している、と言う感じに思ってしまう訳ですが、完全に勘違いです。
確かに、営業が居なければ、出来ないこともありますが、会社の売上や利益を生み出しているのは、当然ながら、営業だけではありません。
人事や経理などのバックオフィスも当然会社の利益に貢献している訳で、営業が偉い訳でも何でもないのです。
しかし、顧客に対峙する営業は、文句を言われたり、もっといい提案してこい等と言われるなど、ストレスの多い仕事です。
それゆえ、仕事を取って来るので、自分はスゴイ、自分は売上をひっぱっているのだ!みたいな自負を勝手に持ってしまうのです。
こうなると、ウザがられてしまいます。
自己陶酔に落ちっていますね。
客のいいなりになる
営業は客のいいなりです。客の依頼は断りません。社内に対しても、どんなことでも、客から依頼をされている、で押し切ります。
なので、他のメンバーやプロジェクトチームからは、またあいつ客のいいなりかよ、少しは交渉しろよ、見たいに言われるのです。
客のいいなりになるの仕方ないことですし、営業の立場としてもそんな簡単に客の要望を、それは無理ですって言う風にできません。
それやると、次から仕事なくなるよ?みたいに言われたらYESしかいえません。
もちろん交渉はしますし、その依頼を受けて社内に展開するまでに様々対応してますが、周りからそれは見えてないので結果しかみえてません。
それで、うざいなあの営業、って思われるのです。
営業はうざいと社内で思われないために
根本的に営業を辞める事
極論ですし、究極かもですが、営業はうざいと社内で思われないためには、根本から変えることが大切で、それは、営業を辞めることです。
段取りをきちんとするとか、納品のスケジュールは前倒しでお願いをするとか、色々と、ウザいと思われないために出来ることは、耳にすると思いますが、どれも不発に終わります。
営業やっている以上、社内に無理をいわなければいけませんし、なんたかんだ、客のいいなりにならざるをえません。
そうしないと、売上ノルマは達成できないし、その先の契約もとれなくなります。大口顧客ならなおさらイエスマンでないといけません。
ウザいと感じられてしまうことを避けたり無くしたりすることは、出来ないのです。
どれも営業の仕事として、絶対やらねばならない事であり、特に顧客からの依頼や契約納期などに関しては、どんな手を使ってでも、営業として対応しなくてはなりません。
そうなると、必然的に社内の評判は悪くなり、うざいという評価になりますが、そんなの関係ない、くらいの勢いで社内に依頼をしなければなりません。
そんな状態で、仕事するのはしんどいですよね。
常に社内からうざいと思われてるって、なかなかストレスフルです。
打合せしてても、裏ではウザ言って思われてると考えるとメンタル的にもつらくなります。
よほどの鋼メンタルだったり、なんにも気にしないタイプならやっていけますが、普通の人は厳しいですね。
そのため、極論ですが、営業を辞めてしまうことで、そうした仕事から解放されるので、ウザいと思われることが無くなります。
そんな事で営業を辞めるのは、浅はかすぎないか?
そんな「社内からウザいと思われるのが嫌だ」みたいな理由で営業を辞めるのは、社会人として浅はかすぎないか?と思われてしまうという見解を持つかもですが、全くそんなことないです。
ウザいと思われながら日々過ごし、表向きはみんな協力的で、裏で嫌われてる中で、仕事するのって、精神的に辛くないですか?
社内のメンバーからも、ありがとうと言われるような、気持ちの良い仕事をしたいですよね。
いまの仕事をやめる理由なんて、なんでもよいし、些細なことでも、全く問題ないです。
みんな価値観が違うので、イレギュラーっぽい理由であるのはある意味当たり前です。
また、ネットにある情報はかなり集約されてるというかぼんやりしてます。
例えば人間関係が原因でやめましたってのはよく聞きますが、中には、その中には、え?ってのもあります。
「先輩が昼飯誘ってくれなかったり、声かけてくれなかったりで、孤独で辛い」
こんな理由でやめたやつが、私の同僚にいます。
たしかに人間関係ですが、はい?って感じですよね。
でもこんなのがきっかけで、辞めていく人もいるのです。ちなみに、上場企業で誰も知ってる会社です。
そこをこのような理由で辞めたのです。
なので、理由など何でも大丈夫です。
転職やキャリアチェンジの面接でそれなりのことを話せるように整理できればよいだけです。
話を膨らましたり整理したりという時間はありますし、エージェントが助けてくれますから、理由は浅はかでも、全然OKですよ。
ちなみに私が営業辞めた理由は以下です。
接待とか人間関係つくるのがストレス
テレワークして自由な時間確保
売上ノルマから逃げたい
テレワーク&ノルマなしでストレスフリー&隙間時間に副業したい
不純な動機だらけですね(笑)。
あくまで辞めるキッカケにすぎないですので、どんな理由でも、あなたが、辞めるに値すると思えばそれでよいのです。
まとめ
まとめますと、営業がウザいと社内で思われるのは、仕事を増やすヤツだとか、客の言いなりだとか、丸投げと言うような印象を与えているからです。
悪い事ではないのです。客の言いなりにとか丸投げは悪い事ですが、仕事を必死に取って来るのは営業の仕事でもあるので、普通に仕事していたウザがられるというのはかなり心外ですよね。
でも実際は、ウザいって思われているのです。
売上ノルマ達成しか目がいかないので、多少の無理を社内の色々な人に強いることもウザがられる要因のひとつです。
一生懸命仕事をしていて、ミッションである売上ノルマ達成のために必死になっているのにウザいと思われる仕事って、つらいですよね。
なので、極論すぎるかもですが、営業を辞めることで、ウザいって社内から思われる事は無くなります。
辞めても次の選択肢は多数ありますし、手段も多数あるので、次の道に進む前提で、いろいろと行動を起こしてみてください。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。