こうした疑問にお答えします。
Webマーケティングの仕事って、テレワークでも可能ですし、営業みたいにノルマを追いかけなくて良いので、楽そうなイメージですが、かたや、しんどいって言う情報もありますよね。
実際のリアルな声ということで、Webマーケティングの仕事をしている私が解説していきます。
Webマーケティングの仕事がしんどいかどうか、お分かりいただけるようになると思います。
では参りましょう。
Webマーケティングがしんどいと思う瞬間
ITのリテラシー・スキルが必要
慣れていないだけかもしれませんが、ITのリテラシーやスキルが必要になります。
身に付けないといけないので、この点は慣れるまでしんどいです。
具体的には、SalesforceなどのSFAやCRMを操れるようにならないといけません。
と言うのは、例えばWebマーケティングの仕事のひとつにメルマガの発信や、そのメルマガの開封率、メルマガからの商談率(メール内部リンクのクリック等)をカウントして、効果を確かめたり、あるいは次の施策を打つなどします。
ITツールを使わないと出来ないくらいのデータがありますので、こうしたITツールを操れるスキルが必須になります。
もちろん、後々学べばある程度使えるようになりますが、営業の仕事とは異なりますし慣れていないのでしんどいですね。
殆どを「推測」しなければならない
Webマーケティングの仕事は、確信をもとに仕事を進めるのではなく、推測をもとに仕事を進めないといけない点は、しんどいです。
もう少し具体的に言うと、仮説と検証をひたすら繰り返し続けていかねばならない事と、その仮説もなかなか確信を持てない状況が続くということです。
私のミッションは、主に会社の製品やサービスに関しての情報を発信してアクセスを増やし知名度を上げたり、その中から商談を発生させたりと言うものです。
以下、全て推測で物事を進めねばなりません。
こういう情報を発信すればアクセス数が増えるだろう
メルマガの開封率が低いのは、〇〇が原因だからだろう
メルマガ開封率が高いのは、○○が原因だからだろう
ここにリンクを貼ればクリック率が上がるだろう
次こうすれば、うまくいくだろう
お気づきですか?
全て、「だろう」て終わってますよね?
間違いなくこうだ!とか、まあこれはある程度確信もってやれるかなって言うのが無いんですよね。
例えば営業の仕事なら、「予算○○円」と言う情報を得られれば、その範囲に収めることができれば契約出来る確率は高まりますし、ある程度確信を持てますよね。
また、お客さんと打合せを重ねることで、ある程度確信を持って提案が出来たり、見積を出せたり等あると思います。
確かに営業の仕事でも、推測で物事を進めたり判断したりというシチュエーションはあるので、一概にWebマーケティングだけのしんどさではないですが、Webマーケティングの場合は殆どが推測である点がしんどいポイントですね。
ラッキーパンチが無い
ラッキーパンチが無いのはWebマーケティングのしんどいところです。
営業やっていると、ときどき、何のセールスもしていないのに、「○○買うので見積ください」みたいな救世主的な顧客が表れて、売上ノルマ達成みたいなことがありますが、Webマーケティングの仕事はそれがあまりありません。
コツコツと地道に積み上げていくことが求められます。
いきなりWebサイトのアクセス数が増えることは無いですし、超有名インフルエンサーがあなたの担当するWebサイトを唐突に紹介してくれる、なんてこともありません。
とはいえ、営業のラッキーパンチもそんな頻繁にある訳ではないですし、そもそも営業の仕事にストレス感じていた身としては、営業から離れられた事で御の字ですね。
人情や情けが無い
白黒ハッキリしている点のマイナス面ですが、人情や情けが無い点です。
Webマーケティングの仕事のひとつですが、Googleなどの検索エンジンで検索されて上位に表示されることを目指して色々施策を打ちます。
が、ユーザーが短時間でそのWebページを離れるなどしたらGoogleはマイナス評価をします。
営業ならば、「しょうがねえなあ。ちょっと発注してやるか。」とか「まあこれ以上は無理だしメンツもあるだろうから勘弁してやるよ」という人情のある対応をしてくれたりします。
また、トラブルやミスを起こしても、お詫びをすれば、「次ちゃんと頼むよ」みたいな形で穏便に終わる事もあります。
Webマーケティングの仕事はそれがあまりありません。
Webページの良し悪しを判断するGoogleのAI(人工知能)がそんな人情を持っている訳ではありません。
「まあしょうがねえなあ。」なんて一切思ってくれません。
良いものは良い、悪いものは悪いとドライにばっさり判断されます。
ミスったりトラブったりしたら、いくら謝っても許すとか無く、それが結果、と言う風に判断されます。
白黒ハッキリしているがゆえに、時にそれがしんどいこともあるのです。
Webマーケティングがしんどいなら目指すべきか?
営業よりは楽なので目指すのはおススメです
Webマーケティングの仕事はシンドイこともありますが、営業のしんどさと比べると圧倒的に楽なので、目指すかどうかで迷っているなら、是非目指してくださいと堂々と言えます。
実際私は、Webマーケティングの仕事に就くことが出来て、営業のときと比べても、とても楽に感じています。
営業は新卒からやっていますが、希望もしていないし、何ならやりたくも無いと思っていました。
嫌だし辛いし楽しくないって感じてましたので、異動希望とかも出してましたが、なかなか通らずという感じでした。転職しても営業の仕事ばっかりです。
で、実際、Webマーケティングの仕事をやってみたら、もうそれはそれは、営業のストレスや神経使う事と比べたら全然楽です。
プライベートでも、Webマーケティングはテレワークで全然成り立つので、通勤時間も要りませんし、仕事サクッと終えて自分の趣味の時間を作るとか全然可能です。
営業よりも、はるかに自分の時間が作れますし、仕事しているときのストレスも減りました。
営業を辞めたいと思っているくらい嫌だったり辛いのであれば、Webマーケティングの仕事がしんどいと言われていても、相対的に楽に感じるのでおすすめします。
どんな仕事もしんどいことがある
Webマーケティングに限らず、どんな仕事もしんどいと感じることがあります。
性格や価値観なども関連してきますが、ボケっとしているだけで年収1000万円みたいな楽な仕事はありません。
Webマーケティングの仕事に全く興味がなかったり、コツコツ積み上げていったり、デスクワーク中心の仕事が全く性に合わないという人も居ます。
そういう人にとって、Webマーケティングの仕事はしんどい以外の何物でもありません。
営業でもそうですよね。やりたくもない、希望もしていないのに、営業に配属されて売って来いと言われたら、しんどいし辛いですよね。
人事とか、経理とか、エンジニアもそうです。特に、望まない仕事、自分に合っていないと思う仕事は、しんどいものです。
望んだ仕事であっても、問題が起きたり、トラブルが起きたり、うまくいかないってなったときはしんどいものです。
ですが、営業ほどしんどい事は無いですよ。
目指す価値があるし道が整備されてる
Webマーケティングは時にしんどい仕事ですが、目指す価値がありますし、目指すに際しての道も整備されている数少ない仕事です。
まず目指す価値ですがニーズが非常に高いです。
スマホの普及率が非常に高く、誰もがインターネットやSNSを介して情報を得られる時代になってきていることから、そこにうまくWebマーケティングを活用することで、非常に効率的な宣伝やセールスが可能になります。
どの企業も取り組んでいるため、人員が足りません。
私の会社でも中途採用でマーケターを採用するなどし、新しい部署としても立ち上げて取り組んでいます。
しかも、私の会社はBtoBのビジネスで、それでも専門組織化していますから、個人個人がターゲットであるBtoCの会社はより一層Webマーケティングに力を入れてます。
人材としてニーズが高いので非常に価値がありますよ。
また、他にあまり無いので、ある意味ラッキーですが、Webマーケターを目指す道が整備されています。
Webマーケティングスクールがあり更にそこでは転職支援もセットですし、転職保証と言うところもあります。
他の仕事でこういうのは無いですよね。
専門学校とか資格取得サービスとかがありますが就職まで支援してくれるところはありませんよね。
専門学校を卒業しても、資格を取っても、その先の道が整備されていません。
余談ですが私の知人に公認会計士が居ますが、資格は取ったものの仕事は・・・となって苦労していました。
Webマーケティングスクールでは、スキルと経験の獲得とその先の就職まで道が整備されている仕事なので、未経験からであっても目指す価値のある仕事と言えます。
未経験であれば、ワナビーアカデミーとマケキャンというサービスが未経験に特化していて実務を積むことが出来て、実践経験のあるWebマーケターとして仕事に就ける段階まで行けるので、一度情報を集めてみてください。
まとめ
まとめますと、Webマーケティングの仕事はしんどいかと聞かれると、しんどい時もありますが、営業よりは圧倒的に楽です。
どんな仕事でもしんどい時はあります。
Webマーケティングの仕事は、コツコツ積み上げていくとか、トライ&エラーをひたすら繰り返すとか、推測ベースで仕事しなくちゃいけないとか、色々な苦労があります。
時に根詰まってしまって、あーしんどいなあってため息出ることもあります。
ですが、プライベートの時間がしっかり取れますし、営業のときに感じていたストレスは無いので、しんどいこともありますが、精神的に楽な仕事です。
人材としてのニーズも高いので、目指すかどうか悩んでいるのであれば、もちろん目指す事をおすすめします。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。