こうした不安にお答えします。
今の営業の仕事が辛くてしんどいから、転職で状況を変えようとする気持ち、よくわかります。
私がまさにそれを実行したからです。
その時は失敗するなんて、これっぽっちも思ってませんでしたが、ガッツリ失敗しました。当時は本当に、「あ、これで俺のサラリーマン人生は終わった」と思いました。
ですが、何とでもなります。ポイントは、頑張って前を向くことです。
この記事ではそんな経験を踏まえ、転職失敗したら人生終わりかなと不安に思うあなたへ、私の実体験をもとに、転職失敗への不安を払拭できる情報を提供します。
仮に失敗しても、その後に活用できる打ち手もご紹介していきます。記事の後半でご紹介していますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
では参りましょう。
転職失敗したら人生終わり?[結論:違います]

転職失敗したら人生終わりかと言われたら、答えはNoです。実際転職失敗を経験した私が解説します。
再度の転職活動でも全然求人あり&選考通過
転職失敗したなと思っても、全然問題ないと言えるのは実際私が失敗したときに、短期間で再び転職活動をした際、結構な求人があったからので、人生終わったとは言えません。
名の知れた有名企業の求人が、いくつもありました。
そして書類選考も通過できました。もちろん落ちたところもありますが、サクっと面接まで行くこともありました。
もうだめだと、やってみないで諦めないことが大事ですね。
私も正直、短期間で再度の転職活動なんて、ダメだって思っていました。何より、常識で考えてもダメだって思いましたし、エージェントにも呆れられるだろうなって思いました。
が、それは思い込みです。
求人はたくさんありますし、選考も通過しますよ。
まずはトライです。
シンプルに考えて失敗確率50%
少し冷静にシンプルに考えてみますと、転職が成功する確率と失敗する確率は、50%です。
成功か失敗かの2択ですから、単純計算で50%です。
つまり、どっちにも転ぶ可能性は大いにあって、失敗すること自体、何もおかしなことではないし、マイノリティでもないということです。
こう考えたら、仮に失敗したとしても、まあ少しは納得がいくというか、そりゃそうだよなってマインドになりませんか?
もちろん失敗したくないし、しない方が圧倒的に良いし、失敗しないためにどうするかを必死で考えるのですが、仮に失敗したとしても、全然あり得る確率と言うことです。
気持ちの問題かもしれませんが、転職成功率50%って思っておけば少し気が楽になると思いますよ。
その失敗をも経験と糧にすればいい
失敗したら落ち込みますし、自信もなくなるし、辛いですが、その失敗をも経験と糧にしていきましょう。
実際はものすごく難しいし、精神的にも強くならないといけませんが、失敗を糧にして立ち上がりましょう。
失敗から学べることはたくさんあるはずです。
良い企業の見極め方
エージェントの言うことを鵜呑みにしない
自己分析によって自分の価値観をしっかり把握
キャリアプランや人生設計を見つめなおす
ざっと挙げるだけでも上記の通りです。
失敗には原因がありますから、それを明確にしていけばよいのです。
仕事やビジネスなんて、失敗の方が多いです。プロ野球選手だって、3割打てば一流ですから、7割は失敗と言うことです。
イチロー選手でさえ、4割未満です。
失敗はツライですが、それを糧にして次につなげれば良いです。成功ばかりの美しいキャリアを気に入らない会社もありますからね。
失敗から這い上がってきたタフさ、経験を求める企業もありますし、むしろ、企業からすると、そうした逆境に勝った人材は戦力として非常に有効と考えているので、あなたの価値になるかもしれません。
転んでもただは起きぬ精神ですね。
転職失敗して一度人生終わった私(全て実話)

あなたの励みになるように、私の転職失敗を詳しくご紹介しましょう。
教育・指導と言う名のパワハラ
転職先で、教育・指導と言う名のパワハラをされました。
仕事が振られた時点で回答期限が過ぎている
企画書や稟議書に「恥」と赤字で書かれて帰って来る
議事録の書き直しで一週間が終わる
「は?意味わかんねえよ」と目も合わせずに罵倒して相談終了
周りの人はみんな見て見ぬふり
マニュアルに沿って代理承認者に承認依頼したら後日激詰めされてその後全無視される
書いててだんだん当時を思い出して腹が立ってきたのでこの辺にしておきますが、まだまだあります(笑)。
今思えばよく耐えたなというか、我慢したなと思いますね。
録音してパワハラで訴えればよかったと後悔しています。
まあこんなのが毎日続く訳ですから、徐々に病んできます。
心が壊れてうつ病の診断
毎日パワハラされて、それでも自分を鼓舞し、自分の為に叱ってくれている、自分が悪いんだと言い聞かせ続けて耐えた結果が、心が壊れてうつ病になってしまったという最悪のオチです。
精神的にはもうボロボロだったのですが、ある時、奇行と言うか、自分でも分からない行動を取ったのです。
目的の書類を取りに行くところから、自席に戻るまでの記憶が無く、全く関係ない変なファイルを持って帰ってきた自分が居ました。
ああ、これはもうだめだ、自分が壊れたなと思って、その足で産業医に駆け込み、上司を呼んで面談しました。
堰を切ったように、ボロボロと涙があふれてきて、何が何だか訳が分からず、感情がめちゃくちゃになり、その場で泣き崩れました。
20代後半の大の大人が、人前で、しかも会社の中で、産業医の前で個室とはいえ、ボロボロと泣いてしまうんです。
もう明らかにおかしいですよね。心が壊れてしまっていますね。感情が全く制御できていません。
その場で心療内科を紹介してもらい、受診し、うつ病の診断を受けました。
幸い軽い症状とのことだったので、仕事を続けながら治していくことにしましたが、条件としてパワハラの原因となった人と一切関わらない事、となり、仕事の担当変更がなされました。
家族とか一切無視して地方へ転勤
うつ病は軽快したのですが、その後異動した別の部署での出来事ですが、家族のこととか希望とかお願いを一切無視して地方へ転勤させられました。
しかもそのウラには、今覚えば身辺調査されていたなと思うことが多々あり、具体的には妻の仕事を聞かれて、「どこに転勤しても問題無い」と、あたかも私が言ったかのように、会社に勝手に報告されていたのです。
妻の仕事は専門職で国家資格を持っていますから、それを言っただけなのに、その会話内容(しかもランチしながら雑談の中で言った)をもとに、勝手に報告されました。
会社の育成方針などと言う事であれば100歩譲って許せますが、妻の仕事をダシにされた点が腹立たしく思いましたね。
何でも話せる上司だなと良い感じに思ってましたが、クソ上司だってことが分かりました。
超一流企業だけどクソ会社なので辞めた
このように、パワハラを容認したり、家族の情報を勝手に報告されておまけに希望もしていない転勤と言う仕打ちをうけ、このクソ会社に自分の人生を費やしたくないと思い、辞める決意をしました。
今思えば、パワハラを受けた時点で失敗と判断して次に進めば、結果は変わっていたのかなと思います。
私が言うのも変ですが、このクソ会社は世間から見れば超一流企業で、いわば将来安泰でネームバリューも十分あり、公私ともに不自由しない会社です。
辞めると言ったら、止める人の方が圧倒的に多いし、「辞める?アホじゃない??」と思う人が殆どと言う感じの会社です。
それでも私は、このクソ会社に入ったのは失敗だな、と判断し、辞めることにしました。
一流だろうが有名だろうが、あなたの価値観・判断が全てです。
超一流企業へ転職しても、あなたが失敗と思えばそれは失敗ですから、その失敗を糧に次を目指しましょう。
転職失敗して人生終わったと思っても前進あるのみ

転職失敗したら人生終わったと思ったら、その瞬間から、立ち上がり、前へ進むことです。
転職先を恨んでも、私のようにパワハラをしてきた人を憎んでも、あなたの人生はハッピーになりません。
しんどいかもしれませんが、前を向き、あなた自身の力で今を変えるしかないのです。
異動を申し出つつも、転職エージェントから求人をもらって次の仕事を探しましょう。
失敗したからと言ってクヨクヨしていても何も変わりません。
私も最初はクヨクヨしました(もとから結構後悔し続けるクセがあるので・・・)し、落ち込みましたし、次の仕事を探す気にもなれませんでした。
しかし、このままじゃ自分の人生が会社によって破滅させられる、くらい思えたので、辞めて次の仕事を探しました。
ムカつきますが、パワハラをしてきた上司に反撃しても、会社に訴えても、私の人生はハッピーにならないのです。
だから、そんなアホな人たちを相手にするくらいならそのエネルギーを自分の人生を豊かにするために費やそう、と思ったのです。
クヨクヨするのも大事です。悪い事ではありません。後悔するのも大事です。
ポイントは、「クヨクヨも、後悔も、し続けないこと」です。
しばらくクヨクヨ後悔すると徐々に落ち着いて気持ちが整理できますので、そのくらいのマインドになったら、前に進み始めましょう。
それで、転職活動を再開しても、求人情報が無かったり、選考が全然通らないってなっても次の手があります。
スキルを身に付けて、新たな仕事を自らの力で、もぎ取るのです。
例えばWebマーケティングやITエンジニアがその一例ですね。
無料・有料どちらもありますが、スキルを習得し、手に職を持てる状態になれる上に、転職支援までついてくるので、仮に普通の転職活動をしてダメでもこれなら食いぶちが見つかります。
Webマーケティングなら、未経験の人向けに特化していて、実践経験の詰めるカリキュラムになっているワナビーアカデミーとマケキャンby DMM.comが良いです。


ITエンジニアならばGEEK JOB一択ですね。すべて無料と言うのが最大の売りです。

こんな感じで、次々と打ち手はあるので、前に向かって前進あるのみです。
まとめ
まとめますと、転職失敗しても人生終わりなんてありえません。
もちろん、失敗したと思ったり分かったりしたときは、落ち込みますし、泣きたくなりますし、人生終わったって感じるでしょう。
私もそうでした。
が、そう思っていても事態は改善しませんので、前を向いて突き進むしかありません。
一度失敗しているのですから、ある意味吹っ切れてしまっても大丈夫です。
短期間での再びの転職活動でも求人はありますし、選考も通ります。
もちろん楽ではありません。しかし、だからと言って、クヨクヨしていても今のクソ会社に居続けるだけです。
顔を上げ、前を向き、一歩進みだせば、それは失敗ではなく糧になります。
頑張ってください。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。