営業を辞めよう

転職先はウソついてもバレない?退職時に聞かれる進路について

転職するとき、次どこ行くのか言いたくないんだけれど、バレないようにウソついても大丈夫かな?

 

こうした不安に対して、実体験をもとにアドバイスいたします。

 

転職するとき、今の会社には、機密保持契約等の観点から、次の会社が競合ではないかなどのヒアリングがなされるときがあります。

 

実際私も過去に聞かれました。

 

あまり言いたくないですし、競合に行くならなおさら言えないですよね。

 

でもどうしても言わないといけない場合、ウソついてもバレないかな?って思いながらウソつくという選択肢も出てきます。

 

実際のところはどうなのか、見ていきましょう。

 

結論、ウソついてもバレませんが、もっといい方法があります。

 

 

転職先はウソついてもバレない?[結論:バレない]

結論はすでに言ってしまっていますので、重複しますが、転職の際に、次の行き先について上司とか会社の人事から聞かれてもウソをついてもバレません。

 

ウソをついたところで調べようがない

もしあなたが次の転職先について、嘘をついたところで、それが本当なのか嘘なのかは調べようがありません。

 

例えば、今居る会社をAとして、次に転職する会社をBとします。

 

A社からB社に対して、「弊社の○○が転職しますが・・・・」という連絡は絶対しません。また、仮にしたところで、B社は「知らん」と返します。

 

もしここで、B社が「あー〇〇ですね。来月から入社です。」なんて返したら、個人情報の漏洩になります。

 

普通の企業ならまずありえないです。

 

なので、別に次の転職先について嘘をついたところで調べようがありませんから、バレません。

 

 

 

あなた以外からはバレない

あなたがウソついているかどうか、バレるのは、あなた次第と言えます。あなたが誰かに本当の事を話した時点でバレますから、逆に言えば、あなたが黙っていればバレません。

 

例えば会社の人には、次の転職先をA社と言っているとに、ある知人にはB社と言っているという風な事が起こると、簡単にリークする可能性があります。

 

会社の人と、知人がどこかでつながっている可能性は否定できないからです。

 

また、あなた自身も、誰に本当のことを言って、誰にウソをついているのかが徐々に分からなくなり、混乱してきて、整理できなくなってしまいます。

 

そうなると、会社の人に、本当の転職先をポロっと言ってしまったりと言う事がありえます。

 

これはどんな人でも、あり得ます。

 

なので、仮にあなたの本当の転職先が、バレてしまったら、自分自身を疑った方が良いです。

 

逆に言えば、ペラペラと話さない事が、一番のバレない方法とも言えます。

 

 

 

 

【実体験】次の転職先としてウソをついた私の場合

重ねて言いますが、本当は良くないことですが、私は転職の際に、次の行き先として嘘ついてしまいました。

 

これは、当時の上司に関係しています。

 

当時の上司も実は転職活動をしていて、これもまた驚きなのですが、私と同じ会社を受けてたんですね。

 

どうやら、エージェントから紹介を受けた会社が同じで、しかもその上司が落ちて、私が受かった、つまり内定したという経緯がありました。

 

辞めること、しかも上司が落ちたところに部下が転職するということになり、上司の顔をダブルで潰してしまうなと思ったので、悪いとわかっていても嘘をつくことにしました。

 

知人のベンチャー企業に転職するというスタンスを貫くことにしました。

 

その後、バレたのかバレてないのかは、今でも分かってません。ですが、少なくとも私自身は何も不利益な事は起きてないです。

 

全く問題無いということですね。

 

 

 

次の転職先についてウソをつく際に気を付ける事

嘘を貫きとおす

次の転職先はココです、というように伝えると、結構根掘り葉掘り調べられたり、色々と聞かれたりします。

 

その時に、ボロが出ないように、嘘を貫くことが重要です。

 

あるいは、あまりそういった騒ぎに対して対応せず、ダンマリを決め込むか、です。

 

嘘だとバレた時が一番面倒くさいので、その点注意です。

 

 

 

退職後の書類を現住所に送ってもらう

今の会社を辞めるに際して、色々な手続き関連の書類が後日遅れれてきますが、それらは全て現住所、つまり今の会社に勤めていた時に住んでいた住所に送ってもらいましょう。

 

転居する際も同じです。

 

もし本当の転職先の会社に社宅や寮があって、そこに入る場合、調べればどこの会社の社宅か簡単に判明するので、バレます。

 

転職先に社宅や寮があってそこに入るという結構限定的なケースですが、最近は社宅や寮をグーグルマップで調べると、「〇〇会社××社宅」というように出てきます。

 

現住所に送ってもらうことで、転送届を郵便に出しておけば、引っ越し先がバレずに書類を受け取ることができます。

 

 

 

会社の上司以外には絶対言わない

会社の上司以外には、どんなに信頼できる人であっても、言わないようにしましょう。

 

誰かに言うと、人を介して絶対に広まっていきます。

 

そういう内緒にして欲しいこと、秘密にしたい事ほど人に話をしたくなるものです。「絶対内緒なんだけど、実は・・・」といった感じで、どんどんと広まります。

 

1対33の法則と言って、1人に言えば、そこから33人に広まるという事も言われるくらい、噂の伝播というのは早く広範囲です。

 

こうなると嘘情報がどんどんと広まってしまい、その結果、ほころびが出る可能性もあります。

 

世の中、誰とどこでつながっているか分かりませんから、仮に適当にウソついた転職先の人とつながりのある人が居たら、嘘がバレるきっかけにもなりえます。

 

なので、慕っている人、お世話になった人、仲の良い人などたくさん居ると思いますが、誰一人として本当の事言わないようにしましょう。

 

言葉が悪いですが、誰に裏切られるか分かりません。

 

 

 

プライベートでは親族のみに伝える

プライベートにおいても、限られた人、出来れば親族のみに伝えるようにしましょう。

 

独身ならば誰にも言わなくてOKです。既婚者なら、奥さんくらいでとどめましょう。

 

あまり多くの人に言うと、前に述べたように、そのうち、嘘と本当がごっちゃになってしまって混乱してしまいます。

 

結果、会社の人と会話している時に、ポロっと本当の転職先についてしゃべってしまう、すなわち、前述の嘘を貫き通すことが出来なくなってしまいます。

 

人の脳ミソはそんなに賢くないので、うまく切り替え出来なくなって、ボロが出ます。

 

プライベートにおいても、信頼できる人、悪ノリしない人、口の堅い人に限定しておいた方が良いです。

 

 

転職先をウソつかなくても良い方法

転職先についてウソをつかなくても良い方法は、誰にも言わない事です。

 

特に会社の上司には、言わない事です。

 

また、あなたの転職先を上司や会社に報告しなければならない義務はありません。これは雇用契約や会社の規定を見れば明らかです。

 

あなたが会社と結んでいる契約をしっかりと読み、理解すれば、この事実は簡単に分かります。

 

もし上司から詰め寄られても、良くないかもしれませんがこの契約を盾に「言う必要はありません」と突っぱねるのです。

 

ときに、競合への転職禁止というのも耳にしますが、この場合、転職禁止ではなく、一定期間は転職禁止と言う風になっているはずです。

 

私の会社でも、競合への転職禁止ではなく、退職から〇ヶ月は競合への転職をしないという風に機密保持契約に書かれています。

 

競合への転職の際はこの契約に関連してきますので、別途対策が必要ですが、基本的には転職先を上司や会社に伝える必要は一切ありません。

 

こうして契約や規定を読まずに、上司から「次どこいくのか必ず言ってくれ。俺も上に報告しなければならない」と言うような感じで詰めよってきますが、それは全く不要と言うことです。

 

言わなくていいんだったら、言わない方が楽ですよね。ウソついて取り繕い続けるとか、ずっと辻褄合わせるために気を張る等しんどい事をしなくて済みます。

 

ウソをつくよりも、契約や規定にもとづき、事実をベースに、対策を練る方がベストです。

 

 

 

まとめ:次の転職先はウソをついてもバレない

まとめますと、転職の際、次の転職先について、色々と聞かれた場合、嘘をついても最終的にはバレないです。

 

もう少し言うと、嘘をついても不利益を受けることは無いです。

 

もしかしたらバレているのかもしれませんが、私自身は過去に次の転職先について嘘を貫き通したことがありますが、一切、不利益はありませんでした。

 

また、嘘をついてもバレようがありません。

 

退職する際に、次の会社に対して調査を行うとかありえませんし、あったとして嘘が判明したとしても、完全に個人情報の漏洩になります。

 

とはいえ、嘘を貫き通したり、殆ど誰にも本当のことを言わない等、ちょっとシンドイ面もあります。

 

なので、契約や規定にもよりますが、言う必要が無いなら、誰にも言わないというのが一番良い方法です。

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。