仕事論

やりたくない仕事は続けるべきか?[無理してるなら続けない]

今の仕事、全然やりたくないなんだが、今後も続けるべきなんだろうか。

モチベーション上がらないし、でも、仕事だからやらないといけない。

やりたい仕事ができるような環境に、どうやったらいけるのか知りたいなあ。

 

 

こういったお悩みにお答えします。

 

仕事って、何十年も続けますから、ある程度やりたいことや、モチベーションが少なくとも維持できる仕事が良いですよね。

 

とはいえ、現実はなかなかそううまくいかず、あなたもガマンしているんだと思います。

 

ここでは、そんな風な仕事に就くために何をすべきかを解説していきます。

 

少しの勇気はいりますが、あなたが動きだせば、やりたくない仕事を続けなくて済みますよ。

 

では、行きましょう。

 

 

やりたくない仕事は続けるべきか?

どのくらいやりたくない仕事なのか

今の仕事が、やりたくない仕事なのは分かりましたが、そのレベル感というのはどのくらいか言えるでしょうか?

 

それを見極める必要があります。

 

その内容によっては、単なるワガママやか無いものねだりみたいな場合もあります。

 

また、すぐにその仕事は変えた方が良いという場合もあるからです。

 

例えば、仕事やりたくない感は半端なくて、無理矢理仕事やっていて、メンタル壊しそう、という感じでしたら、続けるべきではなく別の仕事をやった方が良いです。

 

生きるエネルギーをすべて仕事に注がないといけないという感じならば、それは仕事ではなくもはや奴隷です。

 

仕事は心身に必要以上の負担をかけてまでやる必要はありません。

 

上記とは違い、やりたくないのは一時的な感情だったり、仕事全体の中の一部ならば、それは少し我慢したほうがよいです。

 

完璧にあなたのやりたい仕事とマッチする仕事は無いに等しく、今後新たな仕事を探したとしても、何かしら、ズレがあります。

 

つまり、やりたくないなと思う気持ちを持つことは、どんな仕事でもあるということです。

 

その「やりたくない」という感情を持つのが、仕事のほとんどなのか、一部なのかによって、続けるべき場合もあるしそうでない場合もあります。

 

まずは今の仕事に対するあなた自身を見極めましょう。

 

 

 

無理してるなら続けない方が良い

明らかに、あなた自身が精神的にも肉体的にも無理しているなと思うならば、その仕事は続けない方が良いです。

 

ものすごく頑張って気合入れて自分を鼓舞して仕事している

 

仕事が終わるとグッタリして土日は泥のように寝ている

 

人生において優先すべきは仕事になっている

 

これらが当たり前になっている

 

例えば上記のような状態ならば、その仕事は続けるべきではないです。

 

いつか、あなたの心と体も、さらに最悪は人生も破綻します。

 

仕事は大切です。

 

でも仕事によって、あなた自身、あなたの人生、あなたの家族や友人が破壊されてしまうのは、全くの本末転倒です。

 

あなたは生きる為に仕事をしているのであり、仕事をするために生きているのではありません。

 

やりたくない事で、特に心と体がツライのを続けるのは、あなた自身にかなりの負担がかかります。

 

やりたくないけど無理しているなら、それは辞める方向で考えた方が良いです。

 

 

 

やりたくない仕事から離れる方法

どんな仕事ならやりたいと思うのか整理する

やりたくない仕事から離れるに際しては、じゃあどんな仕事をやりたいのか、あなたの思うところをきちんと整理しておくことが大切です。

 

正直、やりたくない今の仕事を続けずに辞めるのは簡単です。

 

極端ですが、辞表とか退職願出して会社を辞めれば、その時点でやりたくない仕事から離れられます。

 

でもその先どうするか、です。

 

どんな仕事したいのかとか、どんな生き方をしたいのかなどを考えておかないと、アテがありません。

 

もちろん、完璧にマッチする仕事はないので、あなたがどこまで譲歩できるかとかも重要です。

 

いろいろ考慮してもしきれないので、ますば、あなたがやりたい仕事を整理してみて、会社のどの部署でやっているのかとかも調べてみましょう。

 

あなたがやりたい仕事を整理する手段として、今も昔も好きな事とか、これまで仕事をしてきた中で、負担を感じない事って、色々あったと思いますのでそのあたりを思い出してみてください。

 

プレゼン資料を作成しているときは集中して嫌な事も無かった

 

企画を考えているときは、時間を忘れて考えていた

 

顧客と話をしているときは楽しさを感じた

 

社内で意見を出し合い、白熱した議論をしているときはモチベーションが高かった

 

例えば上記のような感じで、思いつく限り挙げて、紙に書きだしてみてください。

 

その中で、どれが一番あなたにとって辛くないのかを順位付けしてみます。

 

この時、直感で決めましょう。1~2秒で決めます。

 

悩む時間を増やすと、色んなことを考慮してしまいますし、直感は意外と当たるので、直感で判断です。

 

こうしてまず頭の中や感じたことを整理して書き出していくことで、何となくやりたい仕事、モチベーションを持てる仕事が見えてきます。

 

 

上司や人事に異動を申し出る

何がやりたい仕事なのかざっくりでも見えて来たら、異動を申し出しましょう。

 

まずは上司に相談ですね。

 

あなたのわがままにも見えますが、あなたにとってモチベーション高く仕事できる環境に置いてもらうことは、会社にとってもメリットです。

 

やりたくないことより、やりたいことの方が積極的になれますから、成果につながりやすいです。

 

上司からすれば戦力ダウンになりますが、それはあなたが考えることではなく上司や会社が考えることなので、まずは上司に今の仕事がやりたくないから異動したいと進言です。

 

ただ、中には上司には相談しにくいという場合(人間関係もあると思います)は、人事に相談してみてください。

 

また、上司に相談したけど、何の動きもない場合も人事に相談ですね。

 

人事に知り合いがいなくても、会社には相談窓口とか気軽に連絡できるところがあります。

 

会社によっては、総務とかが、管轄でやっている場合もありますので、まずはそんなところを、探してみて相談してみましょう。

 

 

 

産業医や健康管理部門を介して異動する手もある

裏技的ですが、産業医や健康管理部門に相談してみるのもアリです。

 

社員の健康を第一に考えるのが産業医や健康管理部門の仕事です。

 

もし仕事とか人間関係で、社員の健康が損なわれているのであればそれは問題ですし、産業医や健康管理部門が、機能していないことになります。

 

なので、産業医や健康管理部門に相談すると、職場環境の改善などの指示が出されます。

 

人事の権限や強制力はないので異動とかはできません。

 

しかし指示止まりですがこの指示はかなり厳しくとらえないといけないです。

 

例えば仕事が合わないことで社員の体調が悪いなら、仕事を変えなさいという意味になります。

 

上司が悪いなら上司を変えなさいという指示になります。

 

実際なかなか機能していませんが、会社は社員の健康とモチベーション維持向上の義務があります。

 

それを怠っていて、もしも労働基準監督署とかに情報が入ったりすると、会社は監査を受けたり、もしその監査で問題が見つかったら改善して報告して・・・・というのが必要になります。

 

これがめちゃ大変ですし、その後の会社を見る目も厳しくなりますから、会社的には損しかありません。

 

なので、意外と産業医や健康管理部門に、やりたくない仕事を続ける事で辛い思いをしていることを相談すると、人事とかが動きだすということも大いにあり得ます。

 

ただ、体調やメンタルが辛いのはウソは良くないので、その点は注意しましょう。

 

 

 

誰に相談しても変わらないなら転職

事態が改善しないならば転職活動スタートですね。

 

基本は今の会社の中で仕事変える、つまり新しくやりたいことを見つけてその部署に異動できるのが一番楽ですが、それが厳しい感じなら会社ごと変わるのがよいですね。

 

いくら相談しても無理ならたぶん何が起こっても無理で、あなたが嫌々仕事続けてメンタル崩壊してぶっ倒れた後でしょう。

 

そしたら人生もキャリアも終わってしまうので、今のうちに転職活動スタートしてしまったほうがよいです。

 

具体的には、相談し始めてから3ヶ月くらいたっても何の音沙汰もない場合は転職活動を考えた方が良いです。

 

異動って、意外と会社内の手続きは面倒で、部署が大きく変わる場合は経営会議とかにかけないといけない場合があります。

 

経営会議は月に1回とかなので、それら踏まえても3ヶ月くらいは様子を見ましょう。

 

3ヶ月経っても、何もあなたに連絡が無いとか、相談した異動の件はどうなったかと聞いても何もないなら、転職活動スタートです。

 

転職エージェントを2つか3つ登録しておけば、最短1ヶ月くらいで内定までたどりつけますよ。

 

おススメは、大手で求人数も多く、エージェントによる支援体制も充実しているリクルートエージェントやDODA、マイナビエージェントです。

 

登録してみて、エージェントと面談したり、求人情報見てみて、イマイチなら別のエージェントを活用するなど、まずはコンタクトしてみるのが良いです。

 



 



 

 

まとめ:やりたくない仕事は基本は続けない方向で

やりたくない仕事は基本は続けない方がよいですが、あなたのやりたい仕事と完璧にマッチするものは無いに等しいです。

 

なので、ただ単にやりたくないと言うのではなく、だったらどんな仕事、あるいはどの部署の仕事がしたいのかとその理由は整理しておきましょう。

その上で上司や人事に相談です。

 

やりたくない仕事のせいで健康が阻害されてるなら産業医や健康管理部門にも相談してみればサクッと異動できるかもです。

 

いずれにしてもあなたの考えと理由が必要ですね。

 

もし何やってもだめなら転職という選択肢もあります。

自ら動くことで今を変えれます。逆に言えば、不満を持っているだけでは、それは誰も気づいてくれません。

 

少し勇気をもって、頑張って行動を起こしてみてください。

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。