こうした疑問にお答えします。
私も同じ思いを抱きました。今それに気づいたという事は、素晴らしいことで、今を変えられる一歩です。
営業は特に、家族やプライベート、友人関係なども犠牲にして仕事をしなければいけないので、まさに、「働くために生きてる」に近い状態です。
この記事では、働くために生きている、いや、生きてしまっているあなたに、生きるために働く、とできるように私の経験を踏まえてアドバイスします。
働くために生きてるのは一番損です
一度の人生を仕事に費やすのはもったいなすぎる
あなたの一度しかない人生を、仕事に費やし、しかもそのために生きてるみたいな状態は、ものすごくもったいないです。
ハッキリ言って損しています。
確かに、仕事は大切なものです。人生においても欠かすことは出来ないものです。
シンプルに毎日定時と考えても、1日7~8時間働くので、どうしても人生における仕事のウェイトは大きくなるのは理解できます。
しかし、仕事のため、すなわち働くために生きているとなると、人生=仕事ってなりますよね。
仕事以外の時間を充実させたり、有休をしっかり使えたり、土日や定時後にしっかりと自分のための時間が取れる、あるいは、フレックス制度等で、成果が出ていれば別に1日1時間でもいいという仕事スタイルがベストですね。
あなたの人生において何を重要視するかと言う価値観にもよりますが、働くために生きてるという感覚があるなら、それはもったいないので改善すべきことです。
仕事を全うしたら既に老いた状態で何もできない
働くために生きてる状態を続けた結果どうなるかと言うと、時間と気持ちに余裕が出てきたころには、もう年老いてしまっており、体力も若い時ほど無くなっています。
働くために生きてると、やりたいこともできないし、最も貴重な時間を仕事に消費してしまいます。
仕事はきちんと取り組むべきものですが、人生を全て捧げたり、プライベートを犠牲にしてまで、するほどのものではありません。
そもそも仕事は「手段」
仕事は大事ですが、そもそも仕事は給料をもらう手段であることを忘れないようにすれば、働くために生きてるという現状がおかしいという事に気づけます。
バイトを思い出してみてください。時給の高い所を選びますよね。何のためにバイトしますか?と言われたら、お金が欲しいからですよね。
仕事も同じで、給料をもらわないと生きていけません。なんだか、社会人はお金欲しいから働く、より高いお金をもらえるところに転職するみたいなことがタブーな感じですよね。
実際そうだけど、言っちゃいけない、みたいな。
給料安くても、粉骨砕身で働くのが美徳!みたいな。
ある意味洗脳に近いです。
そうじゃなくて、本質は、何のために働きますか?と聞かれたら、給料が必要だからです、という答えになります。
まずそう考えないと、変な話、安月給でこき使われてサラリーマン生活を送ることになってしまいます。
いいように使われてしまう訳です。
仕事は給料をもらう手段と言う考え方を身に付けましょう。
働くために生きてる現状を打破しよう
残業や早出を無くす
働くために生きてる状態を表すのが、残業や早出という、いわゆる時間外労働です。
定時と言う決まりがあるのに、わざわざ残業したり、定時前に出勤して仕事をするのは無くしましょう。
時々なら仕方ありませんが、徐々にそれが当たり前になって来ると、もう常態化するので注意です。
とはいえ、未だに、特に営業部門では、上司より早く帰るのは暗黙の了解で許されないという、クソみたいな会社があるようです。
私が前に働いていた会社はまさにこれでした。後輩や部下はみんな遅くまでやる事無いのに残ってました。
でもそれで残業代もらえるからいいんだ、と言ってました。
こういう文化は、あなたの人生の幸福度を下げるので、早くオサラバしましょう。
そういう場合、正直なかなか帰りにくいですが、勇気出して帰りましょう。それで後から、「俺より早く帰るとはなにごとだ」と言われたり、何かあなたの身に降りかかった時は、その会社との関係は潮時だという理解でOKです。
ポイントは、上司が席に居ない時にシレっと帰ることです。
居ない間に帰ることで、面倒な気遣いや、周囲からの目を気にしなくて済みますので。
残業や早出は無くすことが、働くために生きてる状態の打破の第一歩です。
接待、土日出勤を無くす
営業では必須と言われる接待や、土日出勤も、働くために生きてる証拠です。
無くしましょう。
接待は簡単に無くせます。あなたがやらなければ良い話です。
一番面倒なのは、上司やさらにその上の偉い人から接待の企画を指示されたときですね。
出来ればスルーして、やりすごしたいですが、1回やってあとは放置、としましょう。
ちなみに私は営業やっているとき、接待は年1回やるかやらないか、くらいでした。
酒の席が嫌いですし、めんどくさいし、いい事無いし、メリットも全く無いからです。
上司から指示されても、のらりくらりで誤魔化していました。お客さんがNGでーす、みたいなことも言って、回避しました。
接待は貴重な定時後と時には土日も食いつぶしますし、土日出勤はその名の通り本来休みなのに働くという事です。
接待と土日出勤を無くして、働くために生きてる状態から抜け出しましょう。
そもそも仕事を変える
ここまでで、残業や早出を辞める、接待や土日出勤も辞めるというのを提案しましたが、そんな簡単に言うなよっていうのがあなたの意見と思います。
勇気出してやれるならもうやってますよね、正直。
営業をやっている限り、余程の勇気と強い意志が無いと出来ないと思います。
なので、多少の勇気と意志があればできる、「仕事を変える」という選択肢も持ってください。
営業ほど、働くために生きてる職種は無いと思いです。
ストレスも多いし、理不尽なことも多い、残業も土日出勤も多いし、目に見えない残業(接待、土日に顧客の趣味に付き合う、土日の接待ゴルフ等)もあります。
公私とも働くために費やすことが多いですよね。
仕事変えないと、いつまでも変えられません。
営業を経験しつつ、営業以外の仕事であれば、デジタルセールスかWebマーケティングが、良いですよ。
私はどちらも経験ありますが、働くために生きてる状態は解消できます。
働くために生きてる自分を変えれた私[実例]
実際、働くために生きてることを体験し、それを自力で変えた私の例をご紹介します。
高給より自由を優先
自分で言うのも何ですが、新卒に入った会社は、とても給料が高かったですが、全く気が休まらない労働マシーンだったので、自由を求めて退職したんです。
営業として配属され、だいたい朝7時には営業所に出勤して、ひたすら外回りをして、仕事が終わるのが毎日22時前くらいです。
外回りして帰ってきてから、19時とか20時から会議があったりと、文字通り朝から晩まで働き詰めでした。
しかもノルマはきつく、未達成だと月末会議でつるし上げられ、報告書と改善案を書いて提出し、次月の必達を求められます。
肉体的にも精神的にも追い詰められながら、文字通り、命削って仕事していました。
たまにある土日休みも、しんどくて動く気になれない感じでした。
疲れが取れないまま、月曜日を迎え、ものすごい憂鬱な気分で出社します。モチベーションも何もありません。
「おれ、働くために生きてるみたいになってるな・・・」と感じ、自分の1回しかない人生を無駄にしないためにも、これは良くない、変えるべきだ、というマインドになりました。
少なくとも、労働時間を減らし、土日しっかり休める仕事をしよう、給料は生活できるレベルがあればいい、という風に分析しました。
私自身、たくさん給料をもらっても、高級なものを買ったり、高いものを食べたり飲んだりすることに興味が無いというのが自己分析でもわかっていたので、給料よりも仕事以外の自由を優先すべきだと判断しました。
仕事以外を重視
少し既に述べてますが、仕事以外を重視すべきというのが、私にとってポイントでした。
仕事はある意味給料をもらう手段で、それ以外をいかに充実させるか、というのが私にとって「人生の幸福度」を高めるものでした。
そのため、定時で終われるような仕事=残業が少ない、言い方は悪いですがマッタリ仕事出来るぬるま湯体質企業、みたいなのが良いなと考えました。
全ては、仕事以外の自由な時間を重視するためです。
色々考えることはありますし、やってみたらうまくいかない、みたいなことは考えられますが、不安は懸念はゼロにならないので、半ば勢いで突き進みましたね。
20代だったので、失うものは無いという強さもありました。
他人の意見は無視(誰にも相談してない)
高給の企業を辞める際には、誰にも相談しませんでした。
親にもしませんでした。
事後報告しました。
仲の良い友人にも事後報告でした。
相談すると、その意見を真に受けて勢いが弱まってしまったり、自分の判断基準がブレてしまうのが分かっていたからです。
間違っていたら後でやり直せばいい。リスクはありますが、自分で決めたことなので、失敗は受け入れやすいだろうと思ってました。
誰かの意見を取り入れたら、誰かのせいにできます。でもそれは自分の判断ではありません。
なので、自分の判断を最優先し、失敗しても責任が自分になるようにするほうが、納得感ある行動ができると考え、相談は一切しませんでした。
結果、人生は好転した(多少失敗もあり)
働くために生きてる状態を打破すべく、上記の通り行動した結果、人生は好転しました。
もちろん、多少の山谷、すなわち失敗したこともあります。
全てがうまく行くことはありません。
その山谷を経て今は、営業からも離れることができ、テレワークで、フレックス(定時と言う概念が無く好きな時間に働く会社の制度)で働き、年収は1,100万円をこえることが出来ています。
ここまで人生が好転で来たのは、勢いで突き進んだ事、自分の判断を正としたこと、失敗を糧にできたこと、です。
今、営業やっていて、働くために生きてるような感覚を持っているあなた、その状況を変えたりなら、自ら行動を起こすしかないです。
それは不安ですし、失敗する可能性もある訳ですが、ただ悩み苦しむだけでは何も変わらないです。
働くために生きてる、と言う状態が今後、下手すれば定年まで続くことになります。
どうですか?今のままあと数十年、仕事しますか?
「あなたの判断が正しい」として、考えてみてください。
まとめ
まとめますと、働くために生きてるというのが、今のあなたの状態であれば、すぐにをそれを変えるために、行動してください。
そうしないと、定年までずっと、あなたの人生を仕事に費やし、プライベートは犠牲になってしまいます。
やりがい、責任も大事ですが、一度しかない生涯を仕事に捧げるのが正しいのかどうか、今一度、立ち止まって考えてみた方が良いと思います。
嫌気がさしていたり、リア充な知人がうらやましいなら、現状打破が必要です。
手段は、転職でもキャリアチェンジでも何でもありますので、不安と懸念をあなたの気持ちと勢いで払拭するのみです。
一度きりの人生、あなたの重視したいこと、価値観を大事にして生きてください。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。