こうした疑問にお答えします。
営業マンと言えば、外回りでサボり、みたいなイメージが結構ありますよね。
監視されないし、無法地帯みたいなもんなので、やりたい放題までいかないですが、誰にも見られない自由な職種と言う感じです。
実際のところはどうなのか、新卒から営業を15年ほど経験した私が解説します。
サボりやすいですが、その裏には、ストレスやプレッシャーと戦う大変な事情がありますので、軽々しくサボれる仕事ではないです。
では行きましょう。
営業はサボリやすい仕事?[元営業が解説]

ハッキリ言ってサボりやすいです。
監視の目が行き届かない
営業は、会社に居なくて担当の顧客先に行っていることが多いですから、管理職から監視の目が行き届きません。
今日どこにいるのか?くらは予定を見れば分かったりしますが、本当にそこに居るのか等を追跡して確認することはできません。
ビーコンみたいなものを持たせたり、スマホの位置情報を把握したりすれば監視できますが、そこまでは出来ないのが実態です。
それをやるにしても、お金がかかりますし、そんなことに時間も労力もお金も割くことは、会社としてできません。
信頼のもと、成り立っていると言ってよいでしょう。
会社に居ると、誰かしら見られているので、サボることはできませんが、外出先だと誰にも会うことは無いので、がっつりサボれます。
売上ノルマ達成が全て
営業は、売上ノルマ達成が全てですから、サボろうが何をしようが、売上ノルマを達成していれば別に何も言われません。
仮にサボっていたのがバレたとしても、「売上ノルマ達成しているのですから、何が問題ですか?」と堂々と言い返せる訳です。
そんな偉そうなことを言う営業は、実際居ませんが、何も間違っては無いですよね。
売上ノルマ達成が使命であり、それを完遂しているのだから、別にサボっていたとしても、文句を言われる筋合いは無い訳です。

営業はサボりやすいが大前提あり

売上ノルマ達成が前提
少しフライング気味に書いてしまいましたが、営業がサボれるのは、売上ノルマ達成が大前提です。
売上ノルマ達成してないけどサボるのは、ヤバイです。
最悪、職務怠慢で解雇されてもおかしくありません。明らかな職務怠慢は、会社の規定で懲戒解雇対象になっているケースがあります。
私の会社でも、明らかな職務怠慢は、懲戒解雇と、ハッキリと社内の規定に明記されています。
営業はサボりやすい仕事ですが、売上ノルマ達成出来ているからサボれるのです。
そうすることで、仮にバレても何も文句言われないし、怒られる事もありません。
逆に、売上ノルマ未達なのにサボっていたら、逃げようがありません。
営業はサボりやすいですが、サボっている人たちの多くはこうした結果をきちんと出している人たちです。
サボっていることをバレない自信があること
営業やっていてサボるには、バレない自信があることが前提です。
有給休暇を取るのではなくサボるのですから、仕事しているフリをして、嘘ついて、何もしていない訳ですよね。
サボっているところを誰にも見られたりしない
バレないような細工をしている
こうした、バレない裏付けを出来ているのが前提で、サボりは実現します。
平気で嘘をつける
平気で嘘をつけることも、サボりの前提です。
サボっている時間何してたと聞かれたら、嘘をついてそれを押し通したり、嘘を嘘で塗り固めたりできることが重要です。
その時間は、顧客アポで○○社に居ました。
その時間は、喫茶店で事務仕事をしていました。
こうした嘘をサラっとつくことができ、かつ、辻褄が合うような裏工作も必要です。
辻褄が合うのは、一旦置いておいて、こうしたツッコミを入れられても、表情変えずに平気で嘘をつけなくては、サボれません。
人はウソをつくとどうしても、オドオドしてしまうので、動揺せずシレっと嘘つけることがサボることにおいては求められます。
正直、そこまでしてサボるの?とも思えてしまいますが、まあこれがリアルだという事を覚えておいてください。
営業はサボリやすいと言える証拠[私の実体験]

売上ノルマ達成してるので自宅でまったり
売上ノルマを達成するのが明らかに見えていたので、自宅でまったりとしていました。
顧客からのメールを返したり、電話が来たら出たりくらいで、テキトーに仕事していた感じです。
その裏では、プロジェクトメンバーが汗をかいて作業をしていますが、お構いなしに、サボります。
ただ、これは先にも述べましたが、あくまで売上ノルマ達成できているからこそ可能なのです。
つまり、売上ノルマ未達ならば、サボりなど全く夢物語と言うことです。
出張先で15時にホテル入ってまったり
これは、実は、売上ノルマ達成がまだ分からない状態でしたが、出張先で打合せが早々に終わったので、チェックイン可能時刻と同時にホテルに入ってまったりしたことは数えきれません。
時々メールチェックするくらいで、あとはテレビを見ながら、今日の晩飯はどうしようかなんてマッタリ考えます。
出張先ですから、誰にも見られませんし、ホテルに入ってしまえば、何をしていてもバレません。
パソコンも、ネットワークに接続さえしておけば、仕事しているというステータスになります。
出張は、特に、監視の目が行き届かないので、やりたい放題ですね。
しかし、売上ノルマに追われている事、面倒でストレスな顧客対応があることは避けられないので、一瞬のオアシスと言う感じです。
Youtube見ながらオンライン会議
テレワークと称して、自宅でYoutube見ながら、出るだけで良いオンライン会議に出たりと、モラルハザード&サボりまくりと言う感じです。
話半分で聞いておけば良いし、オンライン会議に入ってカメラオフにしておけば、別に何をしていてもバレません。
みんなが一生懸命仕事しているのに、家でYoutube見ながらテキトーに会議に出るというのは超絶サボりですね。
午前外回りで昼飯食べてそのまま買い物
外回りの日ですが、午前にアポイントがあり、そのまま昼食後に何もせず買い物に行くこともあります。
平日の昼間は人が少なく、その上で、店も開いているのでとても快適です。
結構スーツ姿のサラリーマンを見かけます。
みんなサボっていますね。
昼間からアレが出来る
テレワークでさらにサボっていると、家で昼間からアレが出来ます。
完全に下ネタなので、これ以上は言いませんが、男が1人でやるヤツですね。
家ですから、誰にも見られませんし、仕事中にアレしていても、バレることは一切ありません。
タバコ休憩みたいなもんですかね。
私の知人も、営業していましたが、直行直帰で監視されないので、昼飯は家に帰って食べ、そのままアレして昼寝して・・・・という超サボり魔でした。
営業は成績さえ残せば、仕事をサボってアレも出来ます。
営業はサボりやすいけど裏にはプレッシャーとストレス

ここまで、私のサボり体験をお伝えしてきました。
なんだ、営業って、サボりまくれていい職種じゃん。
外回り出来るのって、営業くらいしかないから、サボるには良いんじゃないの?
こう感じた方も居ると思います。
間違ってる訳ではないです。
ただ、大前提として、先に述べたように、サボるためには、「売上ノルマ達成」があります。
逆にそれが出来ていなくて、サボっているのがバレたとき、あなたは窮地に追い込まれます。
なので、営業ってサボれて良いねと言うのは、間違いで、あなたが見ているのは上っ面だけです。
サボっている人の殆どは、裏では、ストレスの塊である売上ノルマや顧客対応に明け暮れていて、たまにサボっているくらいな感じです。
もちろん中には、超効率的な人が居て、週2はサボっているみたいな人も居ます。
ただし、ずっとそんな感じではなく、売上ノルマがヤバイ時は、全くサボれません。
サボればサボるほど、売上ノルマが苦しくなる可能性がありますし、売上ノルマは毎年毎年無条件で増えていきますから、今は楽でも翌年がどんどん苦しくなります。
それでもサボれる人はサボれますが、基本的には、サボる事が難しくなっていきます。
サボるというのは、あくまでも結果を残している少数の人に許される特権とも言えます。
まとめ
まとめますと、営業はサボリやすいですが必ず結果は求められます。
逆に言うと、結果を伴わない営業はサボる権利が無いということです。
売上ノルマさえ達成しておけば、別に何をしても文句を言われる筋合いは無いし、サボりがバレても、堂々と、達成していることが言えますから、無敵です。
しかし、未達成ならば、ただの職務怠慢になります。
営業は、外回りが多いので、圧倒的にサボりやすい職種ですが、売上ノルマと言うストレスとは常に戦う必要がありますことを肝に銘じておきましょう。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。