こうしたお悩みに、現役でWebマーケティングの仕事をしており、かつ、営業から転身した立場からお答えします。
Webマーケティングの仕事は最近注目されていてニーズも高い仕事ですが、営業から転身となると、出来るかどうかは別として、営業のときよりも楽というか、辛いことが無いかなどは気になりますよね。
目指してWebマーケティングの仕事に就けたはいいけど、思っていたのとは違っていてシンドイってなるのは避けたいですよね。
この記事では上記の通り実際にWebマーケティングの仕事をしている観点で、楽かどうかをご紹介していきます。
参考にしていただければと思います。

Webマーケティングの仕事は楽なのか?

Webマーケティングの仕事は楽なのか?と聞かれたら、圧倒的に楽ですと答えられます。
営業のストレス要因がほぼ無い
Webマーケティングの仕事は、営業のときに感じたようなストレスが、ほぼありません。
売上ノルマに追われる
顧客の対応に神経をすり減らす
どんな人とも良い人間関係を築かねばならない
あの人は苦手とか言ってられない(それを許してもらえない)
接待とかゴルフとかプライベートを犠牲にしないといけない
例えば上記のようなことですが、こうしたことがほぼありません。
私としてはこれが一番、楽だなと感じた要因ですね。
Webマーケティングの仕事は、大変なときもありますが、なんというか、ストレスを感じる事はありません。
それだけで、こんなにも楽に感じるのか、と思ったくらいです。
ストレスから解放されたというか、肩の荷が下りたというか、とにかく楽です。
定量目標が少ない
Webマーケティングの仕事では定量的な目標が少ないので、非常に楽です。
Webマーケティングの仕事は、例えばWebページへのアクセス件数とかは定量目標として設定できますが、営業みたいに売上ノルマ○○円、と言うのは不可能です。
なので、定性目標と言って、数字では測れない目標にせざるを得ませんが、これが楽な要因です。
ハッキリ評価できない分、少なくとも未達と言う評価にはなりにくいのです。
売上ノルマを追いかけなくて良い仕事はとても楽で、気持ちに余裕が生まれます。
感情や組織の力など不可抗力が無い
営業やっていると必ずぶち当たる、感情や組織の力、予算凍結などの不可抗力が、Webマーケティングの仕事は無い点は楽です。
営業の仕事は、人間対人間の仕事なので、感情の力が働き、それによってはどんなに競合優位性を持っていても競合に負けます。
そのため、製品やサービスの良し悪しとか、値段が安いとか関係なく、感情だけで勝負が決まることがあります。と言うか多いです。
また、組織の不可抗力、例えば顧客の最終承認者から唐突にNGを食らう等があるのですが、Webマーケティングの仕事はそれがありません。
感情がWebマーケティングの仕事に与える影響は無いですし、組織の力も何も影響しません。
Googleは、検索エンジンで良し悪しを決めるAIやアルゴリズムの改定をどんどん行っていますが、人間のように裏切りや感情はありません。
Googleの基準で良いと思うものは良い、悪いと思うものは悪い、と言う感じです。
そのため、営業で、顧客の感情や組織の力で売上ノルマに影響が出たり、仕事がうまく進まずストレスを感じたりなどということが、Webマーケティングの仕事にはありません。
Webマーケティングの仕事は楽と感じた実体験

顧客対応や売上ノルマが無いor少ない
私が営業をしていて一番しんどいと思っていた、顧客対応や売上ノルマが無いのは、最高に楽に感じます。
営業は顧客対応が一番ですよね。また、売上ノルマは営業とは切っても切れない関係のものです。
それらが無いのは、特に、精神的に非常に楽です。
もちろん、目標設定をして評価をしてもらうので、何かしら定量的な目標は設定しますが、少なくとも売上ノルマではありません。
顧客を訪問して、グチグチと文句を言われることも無いし、嫌味を言われることも無いし、クレームされることもありません。
交渉や折衝でストレスを感じ、神経をすり減らすこともありません。
この点が私はとても楽で、Webマーケティングの仕事に異動してすぐに感じました。
仕事が多い、仕事が大変と言う事はありましたが、営業のときのようなストレスを感じることはありません。
人間関係で揉めない(社内も社外も)
Webマーケティングの仕事をしていれば、人間で揉めることはありません。
社内ではもちろん、社外の顧客に対しても、です。
営業をやっていると、プロジェクトがうまく進むようにプロジェクトリーダーをうまく操って、気分良く仕事をしてもらわないといけません。めっちゃ気をつかいます。
さらにそこに顧客との人間関係も入ってきます。
キーマンであれば、厄介な人であっても、クレーマーみたいな事を言ってくる人でも、大嫌いなタイプの人でも、波風立てずに付き合わないといけません。
そういう人は社内のメンバーからも不満が出ますし、「そんなことまでして付き合う必要があるのか」みたいな文句も出て来て、揉める原因です。
Webマーケティングの仕事だとそれは全くありません。
人間関係が無くなる事はありませんが、揉めることはありません。
まず顧客を直接相手にしないからです。そして社内のメンバーとのプロジェクトでは、方向性の違い等はありますが、営業のようにクセのある人が居ないのでそもそも揉めません。
仮に揉めても、顧客に迷惑がかかることは無いので、気になりません。
営業やっていると、プロジェクトメンバーで揉めたら顧客にも影響しますから、非常にめんどくさいですし、その対応はストレスフルです。
達成しやすい目標設定
営業では、一方的に押し付けられた売上ノルマを達成できるかどうかが目標設定として掲げられますが、Webマーケティングの仕事はそんなハードな目標がありません。
Webマーケティングの仕事は、そもそも数値で評価するいわゆる定量的な目標は殆どありません。
実際私の場合は全体の2割が定量的な目標で、あとは定性的な目標、つまり数値で表すことが出来ないものです。
しかもその2割も、目標としては特段、難しい訳ではないものでした。
ちなみに、それ以外の8割はだいたい以下のような感じです。
XXXXが出来ていること
〇〇〇〇を明確化すること
△△△△の支援をすること
こんな感じの目標設定です。見ただけで楽な感じしますよね。
ある程度、目標設定の方針が上司から来ますが、それに大枠、こんな目標で、と書かれているのですが、見た感想は、「めっちゃ楽。最高。営業辞めて良かった!!」と心底思いました(笑)。
それくらい、目標設定自体も楽です。なので、査定も標準以上はほぼ確定と言う感じです。
白黒ハッキリするので対策が打ちやすい
Webマーケティングの仕事は白黒ハッキリしているため、対策が打ちやすいです。例えばGoogleの検索アルゴリズムはや世の中のトレンドとの勝負で、結果としてはかなりドライに出ます。
Googleが評価してくれなければダメ、世の中が評価してくれなければダメ、と言う感じです。
しかしそこに感情やお情け、組織の力は働きませんから、ダメな理由とそれに対する対策は打ちやすいです。
営業はそうもいかず、組織の力や感情論で、失注してもその理由が不明なので、挽回できませんし、そんなサクッと次の案件作るなどの対策を打ってもうまく行きません。
白黒ハッキリしているのはある意味ドライでキツイ面もありますが、営業の良く分からない謎な成績不振より100倍マシです。
Webマーケティングの仕事を目指すならば
Webマーケティングの仕事を目指すのであれば、転職一択です。
もう少し詳しく言いますと、以下です。
転職エージェントに登録して求人をもらう
転職支援付きのWebマーケティングスクールで実務に活かせるスキルを身につけて転職
手っ取り早そうなのは転職エージェントですが、未経験だとキツイかもです。まずは情報を取ってみてください。
私も転職を何度か経験してますが、リクルートエージェント、マイナビエージェント、DODAあたりの大手をまず登録しておけば大丈夫です。

Webマーケティングスクールは、未経験向けに特化しているワナビーアカデミーか、DMM.comが運営しているマケキャンがおススメですね。
こちらは、まず無料のカウンセリングや無料の相談が可能なので、まずはそれです。
興味ありそう、本腰入れてやってみようという事であれば申し込めば良いです。
まずは雰囲気、感覚をつかんでみてください。



まとめ
Webマーケティングの仕事は楽か?と聞かれたら、楽ですよ、と自信を持って答えられます。
あくまで、営業をやっていた時と比べて相対的に、かつ、私の価値観などにもとづくものですが、楽です。
ストレスフルな仕事をやっていたのですから、まあそう思うのも当然ですね。
営業をやっているあなたからすれば、売上ノルマが無いと言うだけでもかなり楽だと思えてしまいますよね。
営業に比べれば、断然楽です。
時にシンドイと思う事もありますし、負荷が高くなる時もありますが、営業のときに感じていた顧客訪問や人間関係、売上ノルマなどのストレスに比べれば余裕です。
営業辞めれて良かったと、心から思っていますので、あなたもWebマーケティングの仕事を目指してみてください。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。