営業を辞めよう

怒られるのが怖いのは甘え?[営業は怒られることが多くて辛い]

怒られるのが怖いのは甘えなのかな?営業やっていると、上司や先輩だけでなく客からも怒られる・・・。だんだん怖くなってくるけど耐えなきゃいけないのかな。

 

 

こうした不安について、お答えします。

 

怒られるのは、いい気分しませんし、うっとおしいですよね。さらに、頻繁に怒られると、「また怒られるんじゃないか」とか「これやったら怒られるのかな」という恐怖心が芽生えますよね。

 

私も経験がありまして、こうした恐怖心からマトモに仕事が出来なくなった時期もありました。

 

この記事では、怒られるのが怖いというマインドが甘えなのかどうなのかについて、解説していきます。

 

結論、甘えでも何でもないので、安心していただきたいですし、恐怖を感じるくらい怒られるのは異常と思った方が良いです。

 

では詳しく見てみましょう。

 

 

 

怒られるのが怖いのは甘えと言うのは洗脳

誰でも怒られるのは怖い

どんな人でも怒られるのは怖いです。

 

それが教育的指導であっても、恐怖を感じた時点でそれは指導でも何でもありません。

 

そして、怒られる事に対して楽しさを見出す人はいなくて、誰でも恐怖を感じます。

 

また、何度も何度も怒られると、自分の取る行動や言動全てが不安に感じて、「これをやると(言うと)怒られるのではないか?」という不要な思考が発生します。

 

トラウマみたいなものですね。

 

しかも、普通に考えて、あまり怒られることではない内容のものに対しても、そうした不安がよぎります。

 

更に、例えば上司や先輩から怒られ、それに対して怖いと感じると、もはや普通の会話も出来なくなりますし、したくもなくなります。

 

怒られてもへこたれない人は居ますが、最初だけで、徐々に恐怖心が芽生えてきて、やがてメンタル悪化します。

 

客からも同じですよね。

 

令和のこの時代になっても、取引先を恫喝したり、ハラスメントを平気でしてくる客は普通に居ます。そんなのを相手にしていると、イライラすると同時にだんだん恐怖心を抱くようになります。

 

こんな見積出したらまた恫喝されるかな・・・と言ったような心情が一例です。

 

このように、怒られるのが怖いというのは甘えですなんて、ありえなくて、誰でも怖いという感情を持つのです。

 

 

 

 

怖くなるまで怒られるのは異常な職場環境

少し述べましたが、怖いと感じるほど怒られるのは異常な職場環境と言ってよいです。

 

怖いと感じるということは、大声で罵声を浴びせられたり、ネチネチと陰湿な怒り方をされたり、何をやってもケチをつけられるなど、完全にパワハラとなっているケースが多いです。

 

私はこのうちネチネチと陰湿な怒り方をされ、普通に話すのも嫌になり、そのうち怖くなってきて、顔を見るのも怖くなりました。

 

やがては、相談や説明をする際には、ものすごい勇気を振り絞って意を決して行かないと、怖くて手が震えて・・・という状況でした。

 

今考えると、明らかに異常ですね。

 

怒られる事は、仕事をしている中で、必ずあります。

 

何度注意しても直らない、同じミスを繰り返す、明らかな違法行為や問題行為をしている、などと言う場合に怒られます。

 

普通に真面目に仕事をしていてミスしたくらいなら怒られません。

 

例えば、競合に敗れて契約を取れなかった、というくらいなら、普通は怒られません。

 

しかし、営業をやっていると、競合に負けた=お前のせいで売上ノルマが未達になる、という思考で、怒鳴りつけることがあります。

 

こういったシチュエーションは明らかに異常なのです。

 

普通は、一生懸命やって負けてしまったら仕方ないので、何故負けたのか、今後の教訓としてどう活かしていくか、となるはずなのです。

 

恐怖を感じるくらい怒られるのは、異常な職場であると認識しましょう。

 

 

 

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無意識の恐怖政治による支配

怒られるのが怖いなんて甘えだ、という事を平気で言う人は、無意識に恐怖政治による支配をしています。

 

もはや独裁者ですね。

 

実は営業には結構こうしたタイプの人が多いです。

 

以前私の上司だった人もこのタイプで、売上ノルマが未達なら、部下を怒鳴りつけて、時には暴力をふるう(具体的には蹴り飛ばす)こともありました。

 

また、特定の部下、特に自分が気に入らない部下に対しては、ある程度成績を上げているのに、昇格をさせずに同じ階級にとどまらせる、といった、陰湿な事をやっていました。

 

ビビッてしまって何も言えないので、不本意な評価や指示も飲み込まざるを得ないんですね。

 

しかもこれを意識してやっているのではなく、当たり前として、指導の一環としてやっているので、一番タチが悪いんですね。

 

でも営業の責任者にはこういう人が多いです。

 

となると、あなたは恐怖によってその人に支配されています。

 

失敗したら怒られる、反論したら怒られる、売上ノルマが未達なら怒られる、それでいて頑張っても評価されない。

 

けど、怖くて言い返せないし反論も出来ない。

 

地獄ですね。

 

怒られるのが怖いなんて甘えだという事を言ってくる人は、恐怖であなたを支配しようとしています。

 

 

 

 

 

怒られるのが怖いのは甘えならば仕事変えるべし

逃げよう![環境を変えないといけない]

怒られるのが怖いなんて甘えだ、なんて言われる職場からは逃げた方が良いです。

 

怒られるのが怖いってなっている時点で、明らかに普通の職場ではなく異常ですから。

 

私も長く営業をやっていて、怒られたことは数知れずです。

 

しかし、怒られるうちが華と言う言葉がある通り、理由があって怒られる、指導のために怒られる、と言うケースが大半ですし、それが普通です。

 

ホワイトな会社の場合、怒られた後に必ずフォロ―が入ります。何故怒られたのか、どうするべきだったのか、今後にどう活かしていくか、と言う点が、怒った側の上司や先輩から伝えられます。

 

しかし、そういったことが無く、ただ罵声を浴びせたり、怒鳴りつけたりするだけで、何で怒っているのか全く分からない、説明もされないというのは指導でも教育でもなく、感情のままに怒鳴っているだけです。

 

人材育成のシステムが全く構築出来てなく、使い捨て人材になります。

 

つまり、怒鳴り散らして耐えれる人だけ残り、去る者は追わずということです。

 

さらに、その環境であなたが経験を積むと、間違いなくあなたに部下が出来たら同じことをします。

 

罵声を浴びせ、怒鳴りつけ、その理由は説明しない、と言う事になります。

 

怒られるのが怖いのは甘えだなんて言ってくる人が居れば、異常な職場と思ってOKです。

 

逃げましょう。

 

 

 

 

我慢したら最悪の場合メンタル崩壊

怒られるのが怖いというのは甘えだという風に指導される職場は、我慢したら、最悪の場合はメンタルが崩壊して、人生終わります。

 

精神的に辛い事に対して自分を奮い立たせて耐えるのは、めっちゃくちゃストレスです。

 

円形脱毛とか、帯状疱疹とか、体に異常が出れば、すぐに気づきますが、メンタル面で影響が出るタイプなら、なかなか気づきません。

 

そもそも、怒られるのが怖いというのは甘えだという風に、あきらかなメンタルの異常を甘えだという事で、一刀両断されている訳ですから、その時点で強烈なストレスがかかっています。

 

そんな状態を耐え続けたら、まあ心身どちらかおかしくなるのは時間の問題です。

 

余程図太いというか、耐性の高い人でないと、無理でしょう。

 

メンタル崩壊してしまったら、円形脱毛とか帯状疱疹よりも圧倒的に治療に時間とお金がかかり、仕事も休まないといけない等、人生に非常に大きな影響が出ます。

 

後述しますが、私は軽症でしたが、完治に2年費やしました。

 

全治2年って相当ですよね?

 

メンタル崩壊前に、異常な職場から逃げましょう。

 

 

 

 

仕事を今すぐ変えるべく行動を

逃げるため、今すぐ仕事を変えるための行動を起こしましょう。

 

転職エージェントへの相談

 

キャリアを変える

 

異動申請

 

これらがあります。

 

異動申請は、一応しておきますがアテにしないくらいの気持ちの方が良いです。時間がかかるからです。

 

転職するならエージェントにすぐに登録して相談です。

 

キャリアを変えるなら、色々なスクールとかキャリアカウンセリングの無料版を受けてみて選択肢を増やしてみてください。

 

ちなみに、私が経験してきた中で言えば、デジタルセールスへの転向、Webマーケターへのキャリアチェンジが、営業の仕事の実績と経験を活かすことが可能です。

 

それでいて、現状のような、怒鳴られたり、罵声を浴びせられるようなことはありません。

 

必ずこれらの道を歩むべきだ、この道を行けば必ず人生成功します、と言う保証はありませんが、選択肢として、まず持っていただくところからスタートでOKです。

 

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怒られるのが怖いのが甘えと我慢して病んだ私

ちょっと経験談ですが、私自身、怒られるのが怖いというのは甘えだと自分自身に言い聞かせ、自分を鼓舞して恐怖に打ち勝とうとして、病んで人生終わりかけました。

 

怒られるのが華、怒られるのは指導の一環、何故怒られるのかは自分で見つけて理解しないといけない、怖いなんて言っているのは甘えだ。

 

これらすべて、私が私自身に言い聞かせ、日々自分を鼓舞するために使っていた言葉です。

 

結果、メンタル崩壊し、病んでしまい、うつ病と診断を受けました。

 

幸い軽度でしたら、完治(薬を飲まなくても普通に生活できるようになる)まで約2年かかりました。

 

自分で言うのも何ですが、社会人ならば責任持って仕事し、逃げたり弱音を吐く等ありえない、という考えが私の中にありました。

 

だから、真っ向から立ち向かったのですが、途中から明らかにメンタルが異常をきたしていたのですがそれも甘えの証拠だと、無理やり自分で打ち消してました。

 

メンタルの異常と言うのはこの記事で少し述べてますが、ちょっと相談する、会話する、連絡するという普通の行為が、ものすごく気合を入れないと出来なかったのです。

 

更には恐怖で手が震える、という事と同時に、「また怒られる。また自分を否定される。」という心理状態にもなってしまいました。

 

ただ怒られてそれに耐える状況では、あなたは病んでしまいます。

 

人生が壊れる前に、逃げましょう。

 

 

 

まとめ

纏めますと、怒られるのが怖いのは甘えだ、なんてことはありません。

 

怒られるのは誰でも怖いですし、最初は怖くなかったり、意地を張っても、やがて恐怖心が芽生えきます。

 

だから、甘えとかではなく、普通の生体反応です。

 

それを甘えだと言って押し返し、怒り続ける環境は、職場としては異常ですので、早く逃げた方が良いです。

 

営業は、社内の上司や先輩はもちろん、顧客からも怒られるシチュエーションが多い職種です。

 

恐怖を感じるほどの状況は、明らかに異常です。

 

私のように病んでしまう前に、逃げた方が良いです。

 

営業以外の職種にキャリアを変えることがおススメです。

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。