営業を辞めよう

Webマーケティング職の年収は低い?[現役マーケターが解説]

Webマーケティングの年収って低いのかな?ある程度あったら嬉しいけど、低すぎるのは困る。リアルな情報が欲しいな。

 

こうした疑問にお答えします。

 

このブログでもご紹介しているWebマーケティングの仕事ですが、たとえ、辛すぎて嫌すぎる営業を辞めれたとしても年収がガクンと下がるのはキツイと思いますよね。

 

もちろんそれでもいい、と言うケースもあると思いますが、たいていの場合は現状維持くらいは欲しい所です。

 

この記事では、実際にWebマーケティングの仕事をしている私が、その年収の実態を掘り下げていきます。

 

それでは行きましょう。

 

 

 

 

Webマーケティングの仕事は年収が低い?

結論から言いますと、Webマーケティングの仕事の年収ですが、マチマチと言ったのが実態です。

 

会社の平均年収や利益に左右される

正直、Webマーケティング職だから云々よりも、会社の平均年収や利益に左右されるというのがリアルな実態と思います。

 

どの会社でも、給与体系と言うのは決まっていて、基本給だとか職能給だとかがが決まっています。

 

つまり、どんな会社であっても、Webマーケターというとカッコいいですが、単なるサラリーマンでしかないので、年収の高い低いは、その会社の給与体系に一存します。

 

もっと言えば平均年収が高ければその会社でWebマーケティングの仕事をすれば年収は高くなります。

 

また、利益率の高い会社に行けば、Webマーケティングの仕事に関係なく年収は高くなる可能性があります。

 

逆に、利益が全然出ていなくて、3次請け、4次請けみたいなWebマーケティング企業であれば、ジリ貧になります。

 

職種ではなく会社にかなり依存している、と言う事を理解しましょう。

 

 

 

 

平均値はあくまで平均値

ネットで調べると、Webマーケティング職の平均的な年収、みたいなのが出てきますよね。あれはあくまで平均です。

 

なので、確実にその額もしくはそれに近い額の年収をゲットできるかと言われたら、それはハテナです。

 

何とも言えません。

 

めちゃくちゃ高い年収のWebマーケターも居れば、年収の低いWebマーケターも存在します。

 

ネット上にある平均年収は、あくまで平均として理解してください。

 

例えば、その平均年収で、今の営業の仕事よりも高い年収であれば、営業を辞めても年収面は問題無いだろう、という可能性があります。

 

参考程度、という見方をしましょう。

 

 

 

 

実際のWebマーケティング職の年収(私の場合)

さらにリアルな回答をしますと、現役でWebマーケティングの仕事をしている私の年収は1,000万円を超えてます。

 

これは私がスゴイWebマーケティングスキルを持っていて、卓越したそのスキルを使ってビジネスを大幅に拡大して、飛び級で昇給して・・・・と言うのは一切ないです。

 

営業の仕事をしていく中で普通に昇給していき、今に至るという感じです。

 

私の会社は業界の中でも年収が高い方なので、Webマーケティングの仕事であっても高い年収をゲットできていますし、私に限らず多くの人が同じ給与体系なので、人事でも経理でもエンジニア職でも、同じ格付けならば年収はある程度同じです。

 

もちろん、半年毎に設定する目標を大幅達成すればボーナスが増えますし逆に成績が悪ければボーナス減るという給与体系です。

 

 

これで、年収と言うのは、かなり会社の平均年収に依存しているというのがご理解いただけたと思います。

 

このように、Webマーケティング職と一口に言っても、それこそピンからキリまでありますので、年収は低いかと言われたら、働く会社の平均年収によって大きく変わる、と言ったところが実態です。

 

 

 

 

Webマーケティングの仕事で年収が低くなる場合

働く会社の平均年収が低い

先に述べましたが、どんなに良いWebマーケターでも、その働く会社の環境に年収は依存します。

 

凄腕マーケターであっても、平均年収が低い会社なら、年収は低いです。

 

部長や事業部長などの役員一歩手前まで行っても、別の年収の高いヒラ社員と変わらないという可能性さえあり得ます。

 

極端かもしれませんが、それくらい、会社の給与体系に依存しているのです。

 

他の仕事、職種でも同じです。

 

逆に言えば、平均年収が高い会社であれば、ポンコツでもある程度の年収をゲット出来たりと言うこともあります。

 

 

 

 

働く会社の利益率が低い

利益率が低い会社で働いていれば、年収は低くなる傾向がありますので、どんなにハイスキルなWebマーケターでも、年収は低いです。

 

利益率が低いということは、年収つまり給料にあてがう事ことが出来るお金も少ない訳です。

 

全ての会社がそうとは言えませんが、ファクターのひとつではあります。

 

例えば、総合商社は利益率で言えば数%程度なので、高いとは言えませんが、平均年収は高いですよね。

 

一概に、利益率が低い=年収が低いとは言いきれません。

 

上場企業であれば平均年収は公開されているので、そこで誰でも確認できますので、しっかりと見ておきましょう。

 

もし、非上場企業で平均年収が非公開であれば、きちんと事前に確認しましょう。

 

営業から抜け出せたとしても、激務薄給だと、さすがにしんどいですからね。

 

仕事は大切ですし責任を全うしなくてはいけませんが、あくまでお金を稼ぐ手段である事も忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

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未経験でのスタートだと最初は低い可能性

Webマーケティング職に、全くの未経験として就くのであれば、その場合は年収は低い可能性はあります。

 

先に述べた通り、会社にはある程度の給与体系があるので、同年代の人と比べて段違いに低くなる事はありませんが、どうしても未経験であることがネックで、少しランクを下げられたりする可能性もあります。

 

年収非公開だったり、企業規模が小さかったりすると、その可能性は高まります。

 

当然と言えば当然ですね。Webマーケターとしては働くのはこれが初、となると、いきなり高い年収を条件に採用するのは企業としても勇気が要ります。

 

ある程度受け入れられる程度の年収なら問題ないと思います。

 

その場合、一応、結果を踏まえて昇給があるのか、などはきちんと聞いておいた方が良いですね。

 

 

 

 

Webマーケティングで年収が低くならないために

自社内異動なら少なくとも現状維持は可能

今働いている会社内で、営業からWebマーケティングに異動出来れば、少なくとも現状維持か、前年の成績から多少年収がアップする形でWebマーケティングの仕事をできます。

 

異動に際して年収が低くなることはありません。

 

余程の事が無い限り、いわゆる降格やランクダウンみたいなことは起こりえません。

 

かなり余談ですが、実際私の会社でも、心身とも壊してしまったエンジニアが居ましたが、かなり上の階級で年収も高かったのですが、そのままの階級で、いわゆる受け皿的な部署へ異動してました。

 

つまり、異動、しかも左遷に等しい異動でも年収が下がる事は無かったのです。

 

全ての会社がそうなる訳ではないですが、こんな感じで、今働く会社の中で、うまく異動出来れば年収が低いという心配はありません。

 

 

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転職するなら平均年収と採用条件・昇給条件などを確認

転職することで、営業からWebマーケティングを目指すのであれば、平均年収と採用条件を確認しておきましょう。

 

平均年収は先に述べた通りで、やはりあなたの年収にも効いてくるものなので、知っておいて損することはありません。

 

また、採用条件や今後の昇給条件などもしっかり聞いて、鵜呑みにしないで根拠まで確認したほうが良いです。

 

ちょっと愚痴っぽくなりますが、今の会社に入社を決める際に、昇給に関してきいたところ、以下のような回答がありました。

 

「だいたい、多くは1ランク飛ばしくらいで昇給していきますね」

 

私の会社では、階級ごとに5つのランクがあるので、つまり、みんな1→3→5の順で昇給していくというのです。

 

その時は私も、「ほうほう、フムフム」なんて聞いていて、完全に鵜呑みにしていました。

 

が、実際働き始めると、1ランクずつしか上がらず、何ならステイなんてこともありました。

 

聞けば、2ランクアップなんてかなり良い成績を収めないと無理とのこと。人事担当の言う事の根拠や理由をちゃんと確認せず鵜呑みにした私が悪かったですね。

 

脱線したので戻しますが、昇給の条件やその実績など、根拠や理由も含めてしっかりと確認をしておけば、激務薄給となる事は避けられます。

 

 

 

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スクールの入校前にも年収見込み等確認しておくべき

営業を辞めてWebマーケティング職に就くための手段として、転職とキャリアチェンジがありますが、キャリアチェンジの場合は、就職支援もしてくれるスクールがあります。

 

そのスクールの活用を考えている場合、紹介してくれる求人のだいたいの年収も聞いておいた方が良いです。

 

営業辞めるんだ!と意気込んで受講費用が必要なスクールに入ってWebマーケターを目指して鼻息荒く取り組んでも、紹介してくれる求人の年収があなたの想定や希望より低いとなると、ちょっと違うな・・・ってなりますよね。

 

そうした問題を事前に防ぐためにも無料相談や無料カウンセリングで納得いくまで聞いてみましょう。

 

もし、回答が曖昧だったり、適当な感じだったり、根拠や理由が無い場合、そのスクールは辞めておいた方が良いです。Webマーケターになれたはいいけど年収低い、っていう事になる可能性が否定できません。

 

もちろん機密なので開示出来ないという場合もありえますが、突っ込んで聞いた上で、受講するかどうかを決めた方が良いです。

 

 

 

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まとめ

まとめますと、Webマーケティングの年収が低いかどうかと言う点については、働く会社による、というのが実態です。

 

会社の平均年収が低いならば、Webマーケティング職としての年収も低いです。

 

会社の利益率が低いならば、Webマーケティング職に限らず全ての職種で、年収が低いということが考えられます。

 

これらは、上場している企業であれば多くは公開されているし、インターネットで色々と調べれば情報は出てきますので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

 

ベストは今の会社で営業からWebマーケティングへ異動することです。

 

ある程度受け入れられるくらいの年収ならば、現状から下がっても、営業辞めれるなら・・・って思ってしまいますから、それはそれで全然OKです。

 

低すぎないという点が重要です。

 

情報はありますから、事前に確認しておくことで、こんなはずじゃなかった・・・は防げますよ。

 

今回は以上となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。